2022年11月16日15時46分掲載
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反戦・平和
この軍拡は「国のかたち」を変える。 市民ネットワークが院内集会を開催予定
岸田首相は、13日の日米首脳会談でバイデン米大統領に防衛予算増額の意思を伝えるとともに、これについて会談後の記者会見で「バイデン大統領から強い支持をいただいた」と述べるなど、軍拡に向けて日米の繋がりを強くアピールしている。政府は、来年度からの5年間で防衛費を大幅に増額し、約43兆〜45兆円とする方針を掲げており、その財源は所得税や法人税の増額で充てるとされる。これには、年15パーセントほどの大幅な増税が必要で、物価高で日々の生活に苦しむ国民に更なる負担を強いることになる。
岸田政権が進めるこのような軍拡にNOを突き付けるべく、市民ネットワーク「STOP大軍拡アクション」が11月18日に院内集会の開催を予定している。集会では、外交安保・軍事問題を中心に取材を続けるフリージャーナリストの布施祐仁氏が登壇し、安保3文書改定や敵基地能力の保有などが日本に何をもたらすのか、という点について語られる。日本の軍拡の現状を知り、行動するための契機として頂きたい。
以下、集会概要↓
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この軍拡は、〈国のかたち〉を変える。
「国家安全保障戦略」等の改定に反対する院内集会
https://kosugihara.exblog.jp/241643922/
11月18日(金)14時30分〜16時
(14時から通行証を配布します)
衆議院第1議員会館(地下1階)第4会議室(国会議事堂前駅)
※先着60人です。
<講演>
布施祐仁さん(フリージャーナリスト)
「米戦略に追随する安保3文書改定
――『敵基地攻撃能力』保有と大軍拡が目指すもの」
<プロフィール>
ふせ・ゆうじん/フリージャーナリスト
1976年生まれ。20年余、外交安保・軍事問題を中心に取材。今年、『自衛隊海外派遣 隠された「戦地」の現実』(集英社新書)と『日米同盟・最後のリスク なぜ米軍のミサイルが日本に配備されるのか』(創元社)の2冊を上梓。
『ルポ・イチエフ 福島第一原発レベル7の現場』(岩波書店、2012年)で平和協同ジャーナリスト基金賞大賞、日本ジャーナリスト会議のJCJ賞、『日報隠蔽 南スーダンで自衛隊は何を見たのか』(三浦英之氏との共著、集英社、2018年)で石橋湛山記念早稲田ジャーナリズム大賞を受賞。
資料代 500円
<憲法9条改悪に匹敵する最悪の事態が進んでいます。学び、行動しましょう!>
岸田政権が年内にめざしている安保3文書の改定は、「大軍拡」を既定路線にして、確実に<国のかたち>を変えてしまいます。彼らにとって9条改憲はあくまで「仕上げ」であり、その前に日本を世界第3位の軍事費大国に変えてしまい、「専守防衛」原則を放棄し、先制攻撃を可能にし、(「敵基地攻撃能力」の導入は既に始まっています)、武器輸出の拡大=「死の商人国家」へ暴走する……こういう流れをスルーしますか?
【呼びかけ】STOP大軍拡アクション
<連絡先>
TEL 090-6185-4407(杉原)
メール anti.arms.export@gmail.com
<参加団体>
島じまスタンディング、大軍拡と基地強化にNO!アクション2022、ヨコスカ平和船団、非核市民宣言運動・ヨコスカ、武器取引反対ネットワーク(NAJAT)
<賛同団体>
日本山妙法寺、平和をつくり出す宗教者ネット、基地のない沖縄をめざす宗教者の集い、ピースリンク広島・呉・岩国、ポレポレ佐倉、研究所テオリア、小樽・子どもの環境を考える親の会、共同行動のためのかながわアクション、ピープルズ・プラン研究所、不戦へのネットワーク、緑の党グリーンズジャパン、日本消費者連盟、チェチェンニュース編集室、日本カトリック正義と平和協議会、沖縄・一坪反戦地主会関東ブロック、ストップ秘密保護法かながわ、
ナインにいがた、医療と福祉の戦争協力に反対する連絡会議、Activists for All、Justice for Kids、イノベーション・コースト構想を監視する会
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