2022年12月22日16時55分掲載
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アジア
国連安保理、ミャンマー情勢で決議採択 国軍に暴力の即時停止とスーチー氏らの解放を要求
国連の安全保障理事会は21日、ミャンマー国軍に対してあらゆる暴力の即時停止とアウンサンスーチー国家顧問ら拘束されているすべての人の解放を求める決議を採択した。昨年2月のクーデター以降、ミャンマーに関する決議が安保理で採択されたのは初めて。ミャンマージャポンが報じた。
決議案はイギリスが提出し、欧米など12か国の賛成で採択したが、ロシアと中国、インドは棄権した。
ミャンマーのチョーモートゥン国連大使は採択を歓迎する一方、加盟国に武器輸出を禁止するなどの強い措置が盛り込まれていないことを指摘。「これははじめの一歩に過ぎず、安保理には引き続きさらなる行動を取るよう求める」と述べた。
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