2023年02月01日22時35分掲載  無料記事
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アジア

ミャンマー軍事クーデターから2年〜ミャンマーに民主体制と平和と自由を取り戻す院内集会〜

 ミャンマー国軍が軍事クーデターを強行してから2年となった今日、ミャンマーの民主化を求める集会が都内で開催された。主催は、超党派「ミャンマーの民主化を支援する議員連盟」(以下、民主化議連)。 
 
 集会には民主化議連に所属する国会議員のほか、日本で暮らす在日ミャンマー人や避難民支援に取り組む日本人支援者らが参加し、中にはロヒンギャ難民の姿もあった。 
 
 開会挨拶を担当したミャンマー国民統一政府(NUG)日本代表部のソーバラティン代表は、日本政府に対する要求事項として、「NUGをミャンマーの正当な政府として認めること」、「今夏に予定されている国軍主導の総選挙を認めないこと」の2点を挙げた。 
 
 民主化議連事務局長を務める立憲民主党の石橋通宏参院議員は、2021年6月に衆参両院で軍事クーデターを非難する決議を採択したことを紹介した上で、「日本政府には足りない所がまだある。議連としてはこれまで以上の対応をしていくつもりだ」と語った。 
 
 また、NUGの大臣らもオンラインで参加し現地の様子を報告した。ノースザンララソー女性・青年・児童担当大臣は「国軍は地上での支配地域を減らしつつある。そのため今は空爆による攻撃がメインだ」とし、「どうか戦闘機用のガソリンを国軍に売らないで欲しい」と訴えた。 
 
 ミャンマーでは今夏にも国軍主導のもとで総選挙が実施される可能性が高く、今後も国軍の動向に注目が集まる。 


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