2023年05月29日20時27分掲載  無料記事
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アジア

日本アセアンセンターがミャンマー軍評議会に助成金 人権団体が批判

 ミャンマーの人権団体「ジャスティス・フォー・ミャンマー(JFM)」は26日、国際機関日本アセアンセンターが軍評議会(SAC)に助成金を拠出していたとして批判した。 
 ミャンマージャポンによると、この助成金は、今年3月にネピドーで行われた「国際投資協定の履行に必要な人材育成に関するセミナー」に向けて拠出されたもので、セミナーにはSAC投資・対外経済関係省のカンゾー大臣をはじめ130人の政府関係者が参加した。 
 日本アセアンセンターはASEAN加盟国政府と日本国政府との協定によって1981年に設立された国際機関で、各加盟国により任命された11人の理事で運営されている。ミャンマーからはSAC外務省のソーハン駐日大使が代表を務めている。日本の代表は外務省アジア大洋州局南部アジア部長の有馬裕氏。 
 JFMは、このほか60以上の外国政府や国際機関がSACを支援していることを明らかにした。 


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