2023年06月29日15時24分掲載  無料記事
http://www.nikkanberita.com/print.cgi?id=202306291524174

国際

2米紙「ワグネル傭兵部隊創設者はショイグ国防大臣とゲラシモフ参謀総長を拘束する計画だった・・・2人は事前に察知して隠れた」クレムリンはこれを否定

  ドイツのDWはウォールストリートジャーナルなど2米紙が、ワグネル傭兵部隊創設者はショイグ国防大臣とゲフ参謀総長を拘束する計画だった・・・2人は事前に察知して隠れたとする報道を行っており、クレムリンがこれを否定していると報じた*。ニューヨークタイムズも事前にロシア国防省の将軍たちもプリゴジン氏の計画を事前に察知していたと報じたとされる。 
 
*Sources shed light on Wagner group's original plans | DW News 
https://www.youtube.com/watch?v=7UF5zZtMB70 
 
ロシアの将軍は「あの時」どこにいたか。 
 
Ukraine War: Russian general 'missing' since Wagner group's rebellion 
https://www.youtube.com/watch?v=zjo7fcTVKyI 
 
New details about Wagner Group revolt in Russia 
https://www.youtube.com/watch?v=4pvX9Y71RCs 
 
  かつてイラク戦争が起きた時、ニューヨークタイムズは国民の判断を危うくする誤報を出した。サダム・フセインが大量破壊兵器をイラクで製作している、というものだった。その誤りを思い返せば、欧米メジャー紙だからと言って、安易に情報を紹介するのは問題ではないか、という見方もあると思う。しかし、私は日本のマスメディアの新聞を読むとき、いちいち裏を取って読んでいるわけではない。そのレベルでニューヨークタイムズなどを読み、あるいは報道を見て、その骨子が興味深ければ簡単に紹介している。今回の場合のように、米インテリジェンス機関が米当局にブリーフィングした・・・云々の報道はどこまで事実で、どこから情報操作かわからないし、確認も取れない。特に将軍それぞれが事前に察知していたかどうかについてはもっとも確認しづらい。米諜報機関の人間がワグネルに潜入している可能性は十分にあるし、そこから情報が出ている可能性もある。あるいは、通信機器や通信衛星などをもとに分析しているのかもしれない。なかなか情報源を特定することは難しい。とはいえ、世界に発信された最新情報を追うのも意味がないとは思わないし、もし、怪しいと思えたなら、そこに疑問も書き込めばよいのではないかと私は考える。 
 
 
 
 
■シィエス著 「第三身分とは何か」  特権階級とその他の市民「第三身分」で国会の比率はどう配分されるべきかを論じた書 
http://www.nikkanberita.com/read.cgi?id=201707012218436 
 
■ヨーロッパ人と安倍首相  日欧に共通することは政治の私物化に対する市民の憤り 
http://www.nikkanberita.com/read.cgi?id=201703200057521 
 
■フランスから来日、エディ・デュフルモン氏が中江兆民とフランス共和主義について熱弁 
http://www.nikkanberita.com/read.cgi?id=202002020749160 
 
■ジャン=ジャック・ルソー著「社会契約論」(中山元訳) 〜主権者とは誰か〜 
http://www.nikkanberita.com/read.cgi?id=201401010114173 
 
■自民党憲法改正案「第十三条 全て国民は、個人として尊重される」(現行) ⇒「第十三条 全て国民は、人として尊重される」(改正案) 個人と人の違いとは? 
http://www.nikkanberita.com/read.cgi?id=201509172355524 


Copyright (C) Berita unless otherwise noted.
  • 日刊ベリタに掲載された記事を転載される場合は、有料・無料を問わず、編集部にご連絡ください。ただし、見出しとリード文につきましてはその限りでありません。
  • 印刷媒体向けの記事配信も行っておりますので、記事を利用したい場合は事務局までご連絡下さい。