2023年07月12日15時53分掲載
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アジア
東ティモール、ミャンマー民主派の国民統一政府(NUG)を正式な政府として承認
ミャンマー民主派の国民統一政府(NUG)は7月10日、東ティモールと二国間関係の協力など政治的合意に達したと発表した。NUGのジンマーアウン外相は、7月1日から5日まで東ティモールを訪問し同国のホセ・ラモス・ホルタ大統領と会談、東ティモール新内閣の宣誓式にも出席している。これに対して軍評議会は7月5日、在ミャンマー東ティモール臨時大使をネピドーに呼び厳重抗議を行っていた。Radio Free Asiaの報道をミャンマージャポンが伝えた。
今回の合意により、東ティモールはチェコに次いでNUGをミャンマーの正式な政府として認めた2番目の国となった。
一方、東南アジア諸国連合(ASEAN)関連の一連の外相会議が11日、インドネシアの首都ジャカルタで始まった。12日には、ミャンマー情勢や南シナ海問題について話し合いが行われる予定。会議にミャンマー代表は招待されていない。
東ティモールはASEAN未加盟だが、11か国目の加盟国として今秋にも正式承認に向けたロードマップが作成される予定。正式な加盟まで、オブザーバーとしてASEANの全ての会議に出席が認められている。
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