2023年07月13日15時56分掲載
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アジア
タイ外相、スーチー氏と面会 クーデター後初の外国要人面会
タイ外務省は12日、ドーン副首相兼外相が9日にミャンマーを訪問し、収監中のアウンサンスーチー国家顧問と面会したことを明らかにした。スーチー氏と外国政府要人の面会が確認されたのは、2021年2月のクーデター後初めて。これについて民主派の国民統一政府(NUG)は「ASEAN外相会議のタイミングを利用したパフォーマンスに過ぎず、軍評議会(SAC)のプロパガンダに利用されているだけだ」と批判した。radio free asiaの報道をミャンマージャポンが伝えた。
面会はネピドーで1時間以上にわたって行われ、国内外の問題について意見を交わしたという。スー・チー氏との面会については、東南アジア諸国連合(ASEAN)外相会議でも報告された。
ドーン外相は記者団に対し、スーチー氏の健康状態は良好で、良い会談だったと述べた。1時間以上面会し、国内外の情勢について意見を交換した。
この面会についてNUG報道官は「ミャンマー問題に関するASEAN特使との面会すら許されていない状況での面会が問題だ」とし、「ドーン外相は政権交代に伴いまもなく引退する。そのような人物が面会したことに何の意味があるのか」と批判した。。
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