2023年08月03日16時39分掲載  無料記事
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コラム

自民党女性局に自民党をぶっ壊せるか? 自民党と男尊女卑思想

  自民党女性局の松川るい議員がフランスの集団研修旅行に子供を連れていき、大使館員に世話をさせていたことが露見して、この話題に新たな火種を提供しています。日本はジェンダーギャップレポートで総合力で国際順位が底辺に近く、政権与党である自民党の女性局は、海のないチェコの海軍省みたいな存在にすら感じられます。もし、松川るい議員が「男社会の自民党をぶっこわす!」と、小泉純一郎みたいにタンカを切って、既存の自民党に宣戦布告しておれば、庶民はもっと共感してくれたのではないでしょうか?問題は、そうした意気込みが感じられないことです。 
 
  なぜそんなタンカが必要か。この問題は、昨年狙撃されて安倍元首相が亡くなって一般大衆に知れ渡った自民党と旧統一教会との癒着の問題や、自民党に浸透している日本会議の思想の問題に帰するからです。宗教原理主義には一般に男尊女卑の思想が盛り込まれていることが多い。いわゆる「保守」の価値観の根底には男尊女卑の考え方が潜在しています。フランスならカトリック、日本や朝鮮では儒教思想です。中東であればタリバンを見ればよいでしょう。そのため、男女の議員比のパリテ(公平)を実現するには、自民党の根底にある価値観と本気で闘う必要があります。この自民党女性局の38人が、そこと本当に闘う集団なのか?ということが問われています。 
 
 
 
■萩生田光一内閣官房副長官と加計学園と安倍首相夫妻 そして二人の文科省官僚OB 
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■保守と革新  言葉の定義に混乱がある 欧州には「プログレッシブ」(進歩主義)という言葉がある。 
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■ジョン・ロック著 「統治二論」〜政治学屈指の古典〜 
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■ジョン・スチュアート・ミル著「自由論」 
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■ジャン=ジャック・ルソー著「社会契約論」(中山元訳) 〜主権者とは誰か〜 
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