2023年09月12日14時32分掲載
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コラム
ネトウヨたちは愛国者を標榜するなら朝鮮語、中国語、ロシア語の習得を
普段から愛国者ぶりを自慢するネトウヨたちは、SNSに割く時間を削って、彼らの考える東アジアの仮想敵国群の語学習得に努めて、少しでも情報で国に奉公したらどうか。
米国は冷戦中、ソ連封じ込めのためにロシア語を学ぶ学生が多くしたし、彼らは出世コースでもあった。左翼相手に汚い言葉を垂れ流すより、仮想敵国の実情を探り、国に奉仕する方が彼らの理想にかなうだろう。
さらに彼らはそれらの国々に旅行者として(自費で)単独で入って、国々の内情を報告したらいい。愛国者ならそれくらいのことをしなくては、その名に恥じることになるだろう。自分たちが敵対するとする相手をどこまで深く知るかが大切である。相手の人間性の深奥まで見極めてこそ、初めて得た情報が真に理解できる。ネトウヨたちは真の愛国者であればこそ、その努力を一日とて惜しむべきではなかろう。
彼を知り己を知れば百戦殆からず(孫子)
南田望洋
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