2023年12月11日13時52分掲載
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人権/反差別/司法
世界人権デー 在日外国人が民主化訴え都内でデモ
12月10日の世界人権デーに合わせ、在日外国人たちは10日、東京都内でデモ行進「世界人権デーピースマーチ」を実施した。デモ行進には、2021年2月に軍事クーデターが起きたミャンマー、ロシアによる軍事侵攻が続くウクライナ、習近平政権による「一国二制度」に反対する香港や台湾出身の人々ら約200人(主催者発表)が参加し、「独裁政治を終わらせよう!」と声を上げた。
主催は、「世界人権デーピースマーチ2023実行委員会」。デモ出発前後に行われた集会では、さまざまな国籍の在日外国人がマイクを取り、各国の独裁体制を厳しく批判した。在日ミャンマー人女性は、同国の歴史を振り返りつつ、「革命は転換期を迎えた。ミャンマーの若者たちは、革命の成功や新しい国づくりに向けて、今も軍と闘っている。私たち在日ミャンマー人は、彼らの革命が成功するよう支えていきたい」と語った。
また、香港出身の男性は、カナダへの亡命を宣言した民主活動家の周庭氏について、「皆さんが中国に国際的な圧力をかけてくれたおかげだ」と話し、独裁国家に対して継続的に圧力をかける必要性を訴えた。
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