2023年12月21日17時35分掲載  無料記事
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アジア

KDDIと住友商事がミャンマーで人権侵害に加担 ノルウェー中銀が観察リストに掲載

 ノルウェー中央銀行は18日、ミャンマーの人権侵害に加担したとして、日本のKDDI株式会社と住友商事株式会社を政府系ファンドから除外する可能性のある観察リストに追加したと発表した。ミャンマージャポンが報じた。 
 同行理事会は、KDDIと住友商事はビジネスパートナーであるミャンマー郵電公社(MPT)と合弁でミャンマーにおいて通信事業を展開しているが、軍評議会(SAC)が反対勢力やジャーナリストに対する弾圧を強化するために通信傍受やメール閲覧など個人の重大な権利侵害に加担しているという容認できないリスクがあると指摘した。 
 同行はノルウェー政府の年金の投資先を管理しており、2社は今回の決定で3年間の観察下に置かれることになった。 


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