2024年02月02日17時24分掲載
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アジア
クーデターから3年、ミャンマー各地で抗議活動 サイレントデモも
クーデターから3年となる2月1日、ミャンマー各地で抗議活動が行われた。最大都市ヤンゴンでは、軍評議会(SAC)による不当な政権奪取と国民への弾圧に抵抗して、サイレントデモが午前10時から午後4時まで行われた。市内は早朝から交通量が少なく、午前10時頃には歩行者や車の姿がほとんど見られなくなったという。
サイレントデモの様子を携帯電話で撮影していた若者3人が何者かに拘束された。デモを呼びかけたグループによると、若者たちは正体不明の私服集団に取り囲まれ、地区委員会事務所に連行されたという。
一方、市庁舎前では国軍を支持するグループが民主派勢力に対する抗議集会を行い、参加者らが市内を行進した。私服集団はチーミンダイン郡区の市場を巡回し、店舗を開くように大声を出し、閉店している店の写真を撮影していたという。Radio Free Asiaの報道をミャンマージャポンが伝えた。
また日本国内では同日、超党派の国会議員で構成する「ミャンマーの民主化を支援する議員連盟」が、「ミャンマー軍事クーデターから3年〜ミャンマーに民主体制と平和を取り戻し、真の連邦制樹立を目指す院内集会」を参議院議員会館で開催した。
集会には民主派の国民統一政府(NUG)から人道・災害管理省のウィンミャエー大臣が招かれた。大臣は日本政府による様々な支援に感謝したうえで、「支援はミャンマー軍を通じて行われており、困窮している避難民には届いていない。NUGは避難民を直接支援をするルートを確保しており、我々を通じた。人道支援を検討してほしい」と呼びかけた。 DVB Burmese Newが報じた。
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