2024年07月01日18時57分掲載
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アジア
ミャンマーでイオン関連会社の邦人拘束 軍政、コメの統制価格違反容疑で
ミャンマー軍事政権は6月30日、スーパーのイオンの合弁会社AEON Orangeで商品本部長を務める笠松洋氏を拘束したと発表した。国営放送が報じた。在ミャンマー日本大使館が必要な支援を行っており、同氏の健康状態に問題はないという。
2021年2月の国軍クーデター以降、経済の混乱でコメや油などの価格が高騰していているため、軍政は物価を抑えるために価格統制を強め、6月からはコメ流通価格の統制を強化している。同社が基準価格より50〜70%高い価格で販売した容疑で拘束したという。
拘束されたのは、シティーマートやOne Stopマートなどミャンマーの小売り関係者11名で、笠松氏以外はすべてミャンマー人。
林官房長官は1日午前の記者会見で、「政府としては現地当局に早期解放を働きかけるとともに、邦人保護の観点から所属企業との連絡など必要な支援を含めて引き続き適切に対応していく」と述べた。
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