2024年08月09日22時07分掲載  無料記事
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イスラエル/パレスチナ

イスラエルはパレスチナ人拘束者に対し組織的にレイプや性的暴行を加えている パレスチナ人権団体が発表

 イスラエルの刑務所当局はパレスチナ人被拘禁者に対する拷問の手段として、性的暴行とレイプを組織的に用いている、とアッダミール人権協会が発表した。Middle EAST Monitorが8月9日伝えた。アッダミールはパレスチナ自治区ヨルダン川西岸地区のラマッラーに拠点を置く人権団体。(大野和興) 
 
 占領地ヨルダン川西岸のラマッラ近郊にあるオーフェル刑務所で、多くの被拘禁者から得た証言によると、多くの被拘禁者が拘留中にレイプや性的暴行を受けていたと同紙は報道している。 
 ある被拘禁者の報告によると、ある夜、刑務所の弾圧部隊が、彼と数人の被拘禁者を、手錠をかけられ目隠しをされた状態でバラックに連れて行ったという。 
 
「彼らは私たちに腹ばいで寝るように命じた。兵士の一人が私をバラックの隅に連れて行き、手錠のかかった両手を上げ、足を開くように命じました。背中と体中を棒で殴られた。ズボンを下ろされ、お尻に異物を入れられた。私は2カ月以上痛みに苦しみました。正座もできず、尿と一緒に血が出て、2ヶ月間出血しました」と彼は言った。 
 
 別の拘束者は、拷問中、目隠しをされ手錠をかけられた状態でライフルの尻が尻に挿入され、激痛が走ったと報告した。火曜日には、イスラエル兵が悪名高いスデ・テイマン・イスラエル拘置所でガザから来たパレスチナ人被拘禁者に性的暴行を加えている映像が流出した。 
 
 イスラエルのチャンネル12が放映した監視カメラの映像には、イスラエルの予備兵のグループが、目隠しをされた30人以上の被拘禁者の中から一人を選び出す様子が映っている。そして、その被拘禁者は隅に連れて行かれる。 
 
 
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