2024年08月15日23時46分掲載
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イスラエル/パレスチナ
イスラエルによるラファのゲート閉鎖で、治療が必要は人びと1000人が死んだ
ガザ人の人々が外の世界につながる重要なゲートであるラファのゲートがイスラエルによって閉鎖されて100日以上。このため治療を要する人々が1000人以上死亡したとガザのメディアオフィスが報告した。非同盟通信NNNが8月15日に伝えた。(大野和興)
同事務所のイスマイル・タワブテ代表は、ガザ中心部のアル・アクサ病院での記者会見で、イスラエル政権が海外治療を求める2万5000人の患者や負傷者の渡航を制限したため、過去100日間で1000人以上が死亡したと述べた。同代表はまた、残りの人々は、医療へのアクセスを拒否されたために死の脅威に直面していると警告した。
そして、イスラエル政権と米政権の両方が、医薬品、保健代表団、人道援助の妨げを含む、ラファ交差点閉鎖の深刻な結果の責任を負うとした。
同交差路は、5月7日に政権軍がパレスチナ側への支配を宣言して以来、閉鎖されている。ここはガザとエジプトの間に位置しており、負傷者や患者を海外に移送し、人道支援や救援物資をガザに届けるための主要なゲートウェイとなっている。
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