2024年08月22日13時30分掲載
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アジア
ミャンマーの少年チームが大健闘、決勝トーナメント進出 千葉で開催中の国際サッカー大会
千葉県蘇我で開催中の世界少年サッカー大会(正式名称はU-12ジュニアサッカーワールドチャレンジ2024)で、内戦下のミャンマーから出場した代表が大健闘しています。昨年は予選リーグ全敗でしたが、今大会では決勝トーナメント進出を決めました。(押手敬夫)
大会は20日から23日まで開催され、今年は日本国内及び世界各国から48チームが参加し、盛大な国際サッカー大会になりました。昨年に続き今年もミャンマー代表チームが参加。スペインからFCバルセロナ(過去6回優勝)などかなり強豪チームも参加しており、相当ハイレベルな国際サッカー大会です。
12歳以下の世界大会ですが、昨年のミャンマー代表は予選リーグを3戦全敗で残念ながら爪痕を十分には残せませんでした。
今年のミャンマー代表は一味違い、予選リーグ1勝1分けで、21日の勝利を加え勝ち点7のグループ首位で見事決勝トーナメント進出を決めました。
決勝トーナメントの初戦は全国大会3位のチームと当たり、残念にも快進撃はここで終止符を打ちましたが、4試合すべて実に立派な戦いぶりで大きな感動を覚えました。
いまだ解決の糸口が見えない希望のないミャンマーですが、こうして少年たちが来日しサッカーを通じて随所に子供たちとの国際交流の一端を担ってくれたことが私たちには大きな喜びになりました。
彼らは週末には鎌倉観光とホームスティ、Jリーグの試合見学を経て日曜日に帰国します。
今回の招聘には、ミャンマーとゆかりのある日本のビジネスマンがとても大きな役割を果たしていただきました。
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