2024年11月16日16時05分掲載
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アジア
【クラファン】増え続ける避難民に支援を ミャンマーの未来に希望を
2021年に軍事クーデターが発生したミャンマーでは現在も国軍による空爆や焼き討ちが続いており、避難民の数は日々増え続けている状況だ。一般社団法人「日本ミャンマー友好協会」(JMFA)はこうした避難民に食糧・医療支援を届けるため、先月、クラウドファンディング「クーデター、洪水被害で困窮する人々に食糧、医療、教育を」を開始した。500万円を目標金額とし、11月29日午後11時まで支援を呼びかける。
なお、JMFAによるプロジェクトの詳細は下記リンクを参照。(署名サイト「READYFOR」より)
https://readyfor.jp/projects/Myanmar-children
以下、JMFAの呼びかけ文。
困難の中にあるミャンマーの人々に希望の光を
2021年2月1日に発生した、ミャンマーでの軍事クーデター。あれから3年半以上経過しましたが、状況は深刻化しています。
当初は軍勢力が強かったところ、現在では国土の過半を国民統一政府(NUG)などの民主派勢力が支配していますが、軍は支配の及ばない地域にこれまで以上に空爆や焼き討ちを繰り返しています。
避難民は増加し続け、国民の4人に3人以上にあたる4,200万人が貧困状態。食料、医療、教育、あらゆるものが不足する中、追い打ちをかけるように、9月に発生した台風"ヤギ"での洪水や土砂崩れにより、インフラは大損害を受けました。依然として水没している地域が多く、NUGやボランティアによる被災地への支援物資が軍により没収される妨害も起こっています。
私たち一般社団法人 日本ミャンマー友好協会(JMFA)は、今回いただいたご支援で食糧支援、医療機関への支援と子どもたちへの教育支援を行います。これまでにも支援実績があるので、確実な支援ルートを確保しています。
国際社会からの関心は減る一方、現地の状況は深刻化し、求められる支援は増えています。どうかご支援をよろしくお願いいたします。
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