2024年11月26日16時12分掲載
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反戦・平和
【12/14開催予定】オンライン討論会「安保3文書」から2年 現場とつながり戦争準備を止める
敵基地攻撃能力の保有などを定めた「安保3文書」の閣議決定から、まもなく2年。“大軍拡路線”に大きく舵を切った日本政府はいま全国各地で戦争に向けた準備を着々と進めている。こうした中、研究者やNGO関係者らでつくる「平和構想研究会」は、戦争の準備ではなく、“平和の準備”の必要性について訴える討論会「『安保3文書』から2年 現場とつながり戦争準備を止める」を来月14日、オンライン(zoom)で開催する。
オンライン討論会の詳細は以下を参照(「平和構想研究会」HPより)。
https://heiwakosoken.org/news/archives/1
国家安全保障戦略など「安保3文書」が閣議決定されてから、今年12月で2年を迎えます。この安保3文書は、敵基地攻撃能力の保有を定め、「継戦能力」の強化を掲げ、軍事費の倍増と武器輸出の全面解禁への道を開きました。まさに日本を「戦争をする国」へと大きく変貌させようというものです。
その下で現在、基地建設、弾薬庫整備、ミサイル部隊配備、「有事」を想定した演習や訓練などの「戦争準備」が全国各地で進んでいます。各地の実態は全国では十分に報道されておらず、平和問題に取り組む市民の間でも認識が低いのが実情です。
そこでこのたび各地から報告を受け、いま何が起きているのかを明らかにし、こうした危険な動きを止めるために今何が必要かを討論する会をもちます。討論では、戦争の準備を平和の準備へと転じるための課題についても深めていきたいと思います。
日時 2024年12月14日(土)14:00〜16:00
形態 オンライン(zoom)(後日、動画を一般公開します)
申込 以下のリンクから事前登録してください
https://teu-ac-jp.zoom.us/meeting/register/tZAqceCtpj8sH9Cyi1HiujL5u2SckBc05igY
(報告)
・【与那国島】小嶺博泉さん(与那国の牛飼い)「与那国の現状」
・【馬毛島(種子島)】和田香穂里さん(「どんたちの馬毛島を返してや」馬毛島基地反対住民訴訟原告団長・前西之表市議会議員)「継戦能力の要・自衛隊馬毛島基地建設によって壊される種子島の暮らし、自治、民主主義」
・【呉】新田秀樹さん(ピースリンク広島・呉・岩国)「ヒロシマを再び軍事拠点にさせない」
・【京都・祝園】坂本真有美さん(3.11ゆいネット京田辺)「『住みやすく、子育てしやすい』がうたい文句の京田辺から」
コメント:池尾靖志(立命館大学)・杉原浩司(武器取引反対ネットワーク(NAJAT)代表)ほか
司会:川崎哲(平和構想研究会代表、ピースボート共同代表)
主催 平和構想研究会
https://www.facebook.com/heiwakosoken
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