2024年12月30日20時23分掲載
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アジア
韓国・務安空港でのチェジュ航空事故、なんだか謎だらけ これからの調査でわかることだけど…
務安空港の事故の原因についていろいろ報道されてるけれど、なんだか謎だらけ。(「安田幸弘)
バードストライクなどが機体に何らかの損傷を与えた
おそらくその損傷で緊急着陸しなければいけなかった
しかしなぜかギアが降りなかった
ゴーアラウンドして緊急に胴体着陸を試みた
しかしなぜかフラップやスポイラーが作動していない
しかしパイロットは着陸を強行した
そのため着陸の速度が落ちなかった
接地後に逆噴射でブレーキをかけようとした
しかし逆噴射では十分に速度を落とせなかった
ということらしい。しかし不思議なのはバードストライクとギアの故障とフラップの不作動がどういう関係なんだか。
バードストライクでエンジンが故障してもギアとは関係ないはずだし、
油圧が失われてフラップが降りなかったとしてもギアは降ろせるはずだし、
ゴーアラウンドして正規の進入方向から着陸せず、逆方向から着陸した理由がわからないし、
逆噴射の操作をしたのにスポイラーも立ってない(油圧?)し、
なんだか謎だらけ。
チェジュ航空の事故で、もうひとつ謎な点。
Flightrader24の航跡がアプローチの段階で切れてること。https://www.flightradar24.com/data/flights/7c2216#3883cda8
Flightrader24は無線(ADS-B)が毎秒送信するデータを使ってるので、本来なら衝突の1秒前までのデータが送られているはずなのに。
ということは、着陸前の段階で無線の電源が失われたか、最悪あらゆる電源が切れていた?
もしそうなら、フライトレコーダーやボイスレコーダーにも記録されてない?
検索してみると、過去にも電源喪失による墜落事故もあるらしい。
バードストライクで発電機がやられたのかもしれない。
その場合、別の補助電源に切り替わるはずなんだけど、なんらかの理由で切り替えられなかったとか、切り替えた補助電源もアプローチの途中で停止したとか。
フラップが降りてなかったのも電源が、と思ったけど、ラダーやエルロンは生きてたし、逆噴射のカウルも開いたわけで、じゃ、すべての電源が失われたわけじゃないか。
電力系統がどうなってるのか知らないけど、しかし電力供給システムに何らかの異常が発生した可能性は高いようにも思う。
ま、これからの調査でわかることだけど…
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