2025年01月31日14時19分掲載
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難民
【2/9開催予定】第91回平和憲法を守る神奈川県民集会「ともに生きる社会を!クルド人難民問題を考える」
埼玉県蕨市に集住するクルド人を標的とした誹謗中傷が社会問題となる中、クルド人へのヘイトスピーチ問題について考える集会「ともに生きる社会を!クルド人難民問題を考える」が2月9日、神奈川県内で開催される。講師は、長年クルド人難民の支援に携わる周香織さん(クルド人難民Mさんを支援する会代表)が務める予定となっている。
以下、主催団体( かながわ平和憲法を守る会)の呼びかけ文。
【第91回平和憲法を守る神奈川県民集会
「紀元節」復活=「建国記念の日」に反対し、今、改めて「皇民」化教育を問う ともに生きる社会を!クルド人難民問題を考える】
ヘイトスピーチは、2023年春にクルド人青年が入管難民法改正に反対する意見陳述を国会で行ったことをきっかけに拡大した。交流サイト(SNS)だけでなく、埼玉県川口市や蕨市では、町中で「日本から出ていけ」と叫ぶデモや街宣が毎月のように行われるようになった。そこには、ヘイトスピーチを刑事罰付きで禁じた川崎市の差別禁止条例によって活動場所を失った「在日特権を許さない市民の会(在特会)」の派生団体やその関係者など暗躍している。クルド人がトルコなどで迫害を受け、保護しなければならないという認識が欧米では当たり前になっているが、日本では関東大震災時の朝鮮人・中国人虐殺と変わらないヘイトクライムが続いている。難民に対する無理解や偏見をもとにデマを振りまき、排斥感情をあおり立てている。今回は、クルド人難民に長年関わっている周香織さんから、クルド人がおかれている実態や課題を学びます。理解することがともに生きる社会を作り、あらゆるヘイトに対抗する社会を作っていきます。人権を尊重する社会、平和憲法を守り、再び戦争への道を歩まないために必要です。多くの皆さまの参加を呼びかけます。
日時:2月9日(日)14:30〜(開場14:15)
場所:県民サポートセンター604(JR横浜駅西口より徒歩5分)
講師:周香織さん(クルド人難民Mさんを支援する会代表)
主催:かながわ平和憲法を守る会
※資料代・会場費 500円、開催協力券(300円)で参加できます。
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