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2013年04月27日



News & Features
2013/05/06 20:29:35 更新

アジア
マレーシア総選挙、与党が過半数確保 初の政権交代実現せず
  5日に投開票がおこなわれたマレーシア下院議会(定数222)選挙で、ナジブ首相率いる与党連合・国民戦線が過半数の133議席を確保し、1957年の独立以来担ってきた長期政権を維持した。初の政権交代を期した野党連合・民衆(人民)同盟は、89議席にとどまった。史上空前の接戦になるとの予測を反映して、投票率は過去最高となる約80%となった。与党連合の勝利を好感し、クアラルンプール証券取引所の株価指数は6日の取引開始直後に過去最高を記録した。(クアラルンプール=和田等)(2013/05/06 20:29)



欧州
【仏メディアの旅】「現金賞与」を返済せよ  サルコジ前大統領側近ゲアン氏に内務省労働組合が要求  飛田正夫
 サルコジ前大統領の最側近クロード・ゲアン内相(前エリゼ大統領官邸書記総監)は内務省で2002年後にも現金を受けていたことで金を返すように内務省労働者組合(FO-Cantrale)は3日に要求した。ゲアン氏が2006年まで賞与をもらいつづけていたことに驚いている。2月のゲアン氏宅の家宅捜査で現金で賞与を受け取っていた証書が押収されていた。(2013/05/06 12:51)



科学
【SMC初】ゲノム解読から明らかになったカメの進化 −カメはトカゲに近い動物ではなく、ワニ・トリ・恐竜の親戚だった−
理研発生・再生科学総合研究センター形態進化研究グループの倉谷滋グループディレクターと入江直樹研究員らは、カメ類2種(スッポンとアオウミガメ)のゲノム解読を行った結果、カメの進化の起源と甲羅の進化に関して遺伝子レベルの知見を得ることに成功した。(サイエンス・メディア・センター)(2013/05/06 12:01)



政治   コラム
小沢一郎政治裁判はまだ現在の政治的事件である(五) 対話風の議論から 小沢一郎政治裁判と日本の政治権力(2)  三上 治
A 君は「憲法の核心は権力の問題である」と言っていたね。それは憲法(法)が政治権力の統治のための道具ではなく、権力を制限し、縛る道具であれということをいいたいわけだ。これが国民の思想となっていないというか、それが肉体かしたものとしては存在していない、それを問題にしていると理解していいか。(2013/05/06 11:57)



文化
【核を詠う】(104)歌集『平成大震災』(「歩道」同人アンソロジー、秋葉四郎編)から原発詠を読む(2)「原発の事故にて休耕となりし田にしみじみとして雨ふりにけり」  山崎芳彦
 前回に続いて歌集『平成大震災』(「歩道」同人アンソロジー)を読むが、前回、今回ともに東北各県の歌人の震災、津波、原発事故による被災を詠った作品を読み、その中から原発事故にかかわる作品を記録しているところであるが、自らの、あるいは家族、親戚、友人、知己の具体的な体験を踏まえ、生活の現実から生れる心情、心からの思いを短歌表現して深く切実である。(2013/05/06 11:41)



沖縄/日米安保/米軍再編
≪twitterから≫連休中もオスプレイは大暴れした  赤嶺 政賢
連休中もオスプレイは大暴れした。伊江島では、3日間連続、のべ15機が飛来し、米兵の降下訓練は19回、のべ100人を超えた。(2013/05/05 21:52)



脱グローバリゼーション
【韓米FTAの旅】(2)母牛を投げ売りする韓牛農家  大野和興
 韓米FTAの影響は農業特に畜産に明瞭にあらわれている。韓国の中心部に位置する忠清北道を訪ね、何人かの農家の話を聞いた。忠清北道は韓国でも熱心な農家が多いところという。それだけに、WTO(世界貿易機関)やFTAが進める貿易自由化には強硬な反対運動を進めてきた韓国農民会の組織も強い。その中心世代は50歳代というから、60歳を超えて頑張っている日本の農民と比べ、一世代若いことになる。(2013/05/05 09:54)



中東
伝えられるところのイラク戦争とシリア戦争  文:平田伊都子  写真:川名生十
 2013年5月1日、BBC英国TVが「伝えられるところによると、覚醒評議会の民兵がイラクの街・ファルージャ近郊で他の民兵に襲撃され、14人以上が殺された」と伝えた。覚醒評議会とは、イラク西部のスンニ派反政府勢力に手を焼いた米軍が、金と武器で手なずけたイラク西部の小部族一派だ。覚醒評議会がでっち上げられた2006年頃、民兵一人に300$という米軍の月給は、ほとんどが失業者だった地域住民にとって有難いものだった。しかし、2009年に米軍は月給支払を中止した。(2013/05/05 09:40)



検証・メディア
今の平和憲法を守るのが現実的だ 2013年憲法記念日と大手紙社説 安原和雄
  安倍政権の右傾化は、平和憲法に対するメディアの姿勢にどう影響しているか。メディア、特に新聞の役割は本来、権力批判にあるはずだが、安倍政権の登場とともに大きな変化をみせている。特に大手紙では平和憲法について堅持派、条件付き擁護派、改定派の三つに分けることができる。私(安原)の主張、立場は堅持派である。主見出しの「今の平和憲法を守るのが現実的だ」は堅持派の東京新聞社説の中から汲み上げた。(2013/05/04 17:47)



脱グローバリゼーション
【山田正彦メルマガから】アメリカ国民の78%は「NO!TPP」
 米国民は78%がTPPに反対である現実に、アメリカでの報道と国民認識は「日本の方から」参加を求めてきていると思っている。ワシントン滞在時、パブリック・シチズンのロリーワラックさんから私は今回も大変興味深かい話と資料をいただいた。米国民の自由貿易(TPP)に対する各種の世論調査は、反対が10年前には68%だったが、10年後の昨年は78%に増加したというのだ。(2013/05/04 15:55)



科学
【SMC発】釣り人は正しかった?! 渓流魚は洪水時に支流に逃げ込む
 小泉逸郎(北海道大学創成研究機構・大学院環境科学院 特任助教)らは、大雨などで河川が増水すると,渓流魚は流れの弱い小さな支流(枝沢)に逃げ込むと考えられてきたことを科学的に証明するために、十勝川流域にある札内川ダムの試験放水を利用して,本流の増水時には本当に魚類が支流に逃げ込むのかを調査。河川の繋がりが断たれると攪乱時の渓流魚の逃げ場がなくなることが判明。(サイエンス・メディア・センター)(2013/05/04 13:38)



核・原子力
【たんぽぽ舎発】「川内博史探検隊」ビデオを見て(3)爆発の起きた場所─5階は確か。そして4階も情況証拠から見て爆発  山崎久隆 
 4階に達したとき、ビデオには意外なものが映ります。上から光が降り注ぎ、まるで外に出たかのように明るいのです。これは一体何を意味するかというと、5階フロアの壁が吹き飛んだ際に、5階と4階の大物搬入口を塞いでいたはずの「鉄板」が飛んでいたのです。(2013/05/04 12:40)



政治
小沢一郎政治裁判はまだ現在の政治的事件である(四) 対話風の議論から 小沢一郎政治裁判と日本の政治権力(1)  三上 治
A 日本の政治権力(統治権力)は制度《憲法》に基づいて運用されているというのが建前だが、恣意的で絶対的なものとして存在しているところがある。専制というのはそういうことだが、小沢政治裁判はそういうものか。「敵を殺せ」というのが政治の原理だが、権力者のありかたを縛るもの、制限するものが憲法の原理だが、それを建前にして、実際は恣意的に振る舞う。小沢事件でもそれが見えるということか。(2013/05/04 12:30)



コラム
【編集長妄言】ベリタ改憲阻止宣言 ベリタはその存在をかけて改憲阻止の旗を掲げる   大野和興
 安倍自民党が改憲に前のめりだ。安倍首相のこのことにかける言動は異常なほどの高揚ぶりで、この 国は本当に危ういところに来ているという気がしてならない。(2013/05/03 14:04)



地域
【安房海より】房総半島の先端には戦跡と呼ばれる文化財がいくつも隠されている  田中洋一
 房総半島の先端、館山市には戦争の爪痕がいくつも隠れている。戦跡と呼ばれる文化財だ。安房文化遺産ファーラムの一行が高校生に案内するところを、昨日たまたま同行することが出来た。(2013/05/03 14:00)




【人びとのタイ】(23)移民労働者の家族の笑顔に癒されての旅  岡本和之
 クラ川を望める丘からラノーン市街地に戻るソーンテーウ(ピックアップ改造バス)に近くの魚粉工場に住み込みで働いているらしい家族が乗ってきた。(2013/05/03 11:53)



核・原子力
【たんぽぽ舎発】「川内博史探検隊」ビデオを見て(連載2)東電説明と余りに違う内部  山崎久隆
 発端は昨年の国会事故行において、東電に対し1号機の建屋内に立ち入り調査を行うことを通告したことから始まります。国会事故調は国会に設置されたものですから、国政調査権があります。従って立ち入りを「願い出る」立場ではなく「通告」する立場です。東電は「許可」する立場ではなく「便宜を図る」立場です。ところが、東電と事故調メンバーとのやりとりはまるで逆。どうしても立ち入りさせたくない東電は、あることないことを並べ立てて阻止しようとします。とはいえ国会事故調メンバーに対し「立ち入らせない」とは言えないので、何とか事故調側が断念せざるを得ないように持って行きます。そのため現場は「真っ暗」という説明を始めとして、如何に危険であるかを主張します。(2013/05/03 11:44)



政治
小沢一郎政治裁判はまだ現在の政治的事件である(三)戦前―戦中への反動的回帰につながる「主権回復式典」  三上 治
 4月28日に開かれた政府の「主権回復・国際社会復帰を記念する式典」は奇妙なものだった。アメリカ軍の占領に終止符を打ち、戦後の日本が独立を達成した記念日としたいとする趣旨であると思われるが、安倍首相はサンフランシスコ条約で承認された戦後体制の打破を政治的主張として掲げているからである。東京裁判史観の打破とか戦後憲法の改定とかは、日本の主権が回復していないことの証として主張してきたからだ。もっともこれは右翼の発言であって、戦後の保守は建前としてはそれを認めたにしても別の考えに基づいてあったといわれるかもしれない。だが、保守派の中で本流と言われたリベラル派が退潮し右翼と保守の境界線がみえなくなってきている今、この見解は通用しない。安倍首相の言動にみんなそれを感じているのだからである。(2013/05/03 11:29)




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