橋本勝21世紀風刺絵日記
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日印の核(原子力)協定を結んではならない理由◆ <上> 核兵器開発は平和利用の名の下に 山崎久隆
現在、核兵器を保有する国、又は保有したことがある国は10カ国。そのうち最初の5カ国は、いわゆる「核拡散防止条約前の」核兵器国であり、条約上は保有を容認されている。それ以後のインド、パキスタン、イスラエル、南アフリカ、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)については、核の「平和利用」を推進するIAEA体制のもとで核武装を完成させた国である。ただし南アフリカは1990年代に核武装を放棄している。(2013/06/03 12:14)
地域
【安房海より】香りビジネスと健康被害 田中洋一
きっかけは、この通信の読者から寄せられたメールだ。香りの強い柔軟剤や洗剤、シャンプーが出回るようになり、職場も電車の中もにおいの化学物質で充満し、体調不良に陥っているという内容である。最近は満員列車もオフィス勤務も無縁な私は、彼女の指摘に初めは戸惑った。でも調べ始めると、強い香料に閉口している人が結構いることが分かった。今回はそれを報告しよう。(2013/06/03 12:00)
政治
コラム
政治家の見識と歴史認識 三上 治
日本維新の会の共同代表である橋下大阪市長の従軍慰安婦について、「当時は軍の規律を維持するために必要だった」、「沖縄駐留のアメリカ軍司令官に風俗の活用を進言した」という発言に対する内外の批判が高まり、よくある政治家の失言という事態を超えた問題になりつつある。この背景には安倍首相の登場以降にわかに強まってきた右傾化的発言に対する内外の批判がある。これは戦後体制脱却を主張する安倍首相等の発言に対する警戒や懸念と言ってもいいものである。もう少し詳しく言えば戦後体制脱却が戦前への回帰、あるいは戦前の肯定的評価としてあることへの批判である。日本国憲法《戦後憲法》の改正という政治的動向に対する警戒もある。(2013/06/03 11:50)
みる・よむ・きく
「フレンチコネクション」「エクソシスト」の映画監督ウイリアム・フリードキンが薦める映画本
映画監督のウイリアム・フリードキン(1935-)という名前を知っている人は多分40代以上かもしれない。1971年に型破りな刑事ドラマ「フレンチコネクション」を、1973年にはホラー映画ブームを作った「エクソシスト」を監督してその名を馳せた。そのフリードキン監督が最近どうしているかまったく知らなかったが、アメリカで買ったウォールストリートジャーナルに顔を出していた。それは読書欄だった。「ウイリアム・フリードキンお薦めの映画監督に関する本」というタイトルで、彼が5冊の本をチョイスしているのだった。(村上良太)(2013/06/03 09:36)
検証・メディア
不十分な憲法記念日報道 藤田博司
5月3日は憲法記念日。今年もほとんどの新聞が特集を組み、憲法改正に関する世論調査結果を伝え、それぞれの社の立場を社説で論じていた。ただ昨年までと違って今回は、憲法96条の問題が新たに議論の焦点に加わっていた。昨年暮れ、政権に復帰した自民党の安倍晋三首相の再登場で、憲法改正がにわかに現実味を帯びている。しかし一連の報道や論調が節目の時期の憲法問題報道として十分かとなると、強い不満が残る。(2013/06/03 09:11)
欧州
世界のベタ記事から〜ドイツ政府が高齢化したホロコースト生存者に支援金を拠出〜
ドイツ政府はナチ時代に行われたユダヤ人絶滅政策「ホロコースト」の生存者たちに向けて来年から4年間、総額8億ユーロを拠出することに決めた。生存者たちが高齢化しているからだ。対象者は世界中に散らばっており、ケアを受ける人は56000人に及ぶ。さらに、9万人が食糧、薬、そのほかの支給を受けることになるという。(5月31日付、インターナショナルヘラルドトリビューンによる)(2013/06/02 09:31)
みる・よむ・きく
モーパッサン作「脂肪の塊」〜占領軍と売春婦〜
軍隊と売春婦を巡る名作がフランスの文豪、モーパッサンの短編小説「脂肪の塊」である。タイトルがすごい。「脂肪の塊」というニックネームのある巨大な乳房を持つ人気売春婦と占領軍、そしてフランス人たちの悲喜劇である。悲喜劇と書いたのは人間の恥部を描いた悲しい物語でありながら、その描写が非常に滑稽だからだ。ここで恥部というのは肉体のことではなく、人間のむき出しの差別意識の意味である。もしこれを映画にするにあたって、悲しさとか怒りを前面に出して演出したらちっとも面白くないだろうが、笑いの要素を立てていけば面白くなるにちがいない。(村上良太)(2013/06/01 14:17)
検証・メディア
紙媒体の危機 米トリビューン系列新聞(LAタイムズ、シカゴトリビューンなど8紙)が売りに出され・・・
アメリカのトリビューン系列の8紙が売却されようとしている。8紙の中にはロサンゼルスタイムズやシカゴトリビューンなどの主要メディアが含まれている。そして、それを買おうとしている(らしい)人物が富豪で投資家のデビッド・コーク氏とチャールズ・コーク氏のコーク兄弟だ。コーク兄弟は共和党の中でも小さな政府を信奉するグループ「ティー・パーティ」の資金源になっている人物。そこでロサンゼルスでは「売却するな」と読者や市民らによるデモが行われている。新聞報道を綜合すると、。「新聞はパブリックトラストである。このような極端なイデオロギーを持つ人物の手に渡るのは問題だ」というのが反対する人々の共通の思いのようだ。(2013/06/01 07:23)
反貧困
持続可能な「これからのファッション」〜フェアトレード・ファッションショーに挑戦〜
フェアトレードの専門ブランド「ピープル・ツリー」は、5月27日からブラジル・リオデジャネイロで開催されている世界フェアトレード機関(WFTO)の年次総会「グローバル・フェアトレード・ウィーク」で、フェアトレード・ファッションショーをプロデュースし、持続可能な「これからのファッション」をアピールしました。(2013/05/31 22:21)
ITフロント
【山下茂のうぃんど〜ず注意報】計算機資源
注文を受けたソフトが完成しました。開発で使っているパソコンは何世代も前の古いものです。古いパソコンですからソフトの動作は遅いです。ですがこのパソコンで満足するスピードなら、新しいパソコンではもっとスピードが出るというものです。納品して動作確認をすると、自分でもびっくりするほどスピードが違いました。(2013/05/31 12:38)
アフリカ
6/1シンポ&デモ!「誰のためのTICAD(アフリカ開発会議)か? −グローバリゼーションのなかで搾取と排除に抵抗するアフリカとアジアの人々−」
6月1日から3日まで、横浜で行われるアフリカ開発会議(TICAD)にあわせて、シンポジウムとデモをやります!TICADは日本政府の対アフリカ外交が目的の政府間会議です。外務省が作成したTICADのパンフレットのタイトルは「躍動のアフリカと手を携えて」。躍動するアフリカ市場へ日本企業が進出することが大きな目的の一つとなっています。(横浜でTICADを考える6・1国際シンポジウム実行委員会)(2013/05/31 12:24)
アフリカ
第5回アフリカ開発会議とアムネスティ アフリカの挑戦 〜 人権をベースとした開発を求めて 〜
第5回アフリカ開発会議(TOCAD)が6月日から横浜で開催される。豊富な資源を持つアフリカ開発にどう絡むか、政府も企業もちまなこで投資やODAの掲げて走り回っている。政府や今後5年間で1兆円の政府開発援助(ODA)を拠出する方針で、民間投資と合わせ3兆円をアフリカに投じるという。そうした動きに国際人権団体アムネスティは、開発は人権を踏まえたものにすべきと警告している。(大野和興)(2013/05/31 12:10)
コラム
ロレックスの大宣伝作戦 村上良太
5月21日のインターナショナルヘラルドトリビューンはいつもと違っていた。一面に記事がまったくない。あるのはいくつか並んだ男の顔だ。中心は映画監督のマーチン・スコセッシ。脇にはもっと小さな写真だが、俳優のロバート・デ・ニーロの姿もある。彼らは皆腕にさりげなく時計をはめている。紙面の左と右の両肩にadvertisement(広告)と小さく黒で印刷されている。その下には’Why this watch?' ROLEXとあり、トレードマークの王冠が付されている。スイスの高級時計ブランド「ロレックス」の宣伝である。インターナショナルヘラルドトリビューンのロゴとその上にある記事のラインナップの感じがいつもどおりなのですっかり騙されてしまった。(2013/05/31 01:10)
コラム
新聞のテレビ欄 〜なぜある番組だけ色をつけるのか?〜 村上良太
新聞のテレビ欄(業界ではラテ欄と呼ばれている)にはそれぞれの放送局の番組担当プロデューサーたちが苦心して書いた番組の売りが印刷されている。1つの番組の持つスペースは放送時間の長さに比例するわけだが、その限られた枠の中で何とか読者(視聴者)の関心を引くために担当者たちはしのぎを削っているのである。欄が小さく、字数が少なければ少ないほど言葉の選択は難しい。だからラテ欄は戦場でもあるし、株式市場のようなフェアを要する場で本来はあるべきだと思っている。ところが最近、いくつかの番組だけが赤で色づけされていて、そこだけ放っておいても目に飛び込んでくる、という現象が起きている。本来フェアな戦いであるべき場と思ってきたテレビ欄に異変が起きているのだ。(2013/05/30 11:17)
コラム
転移じゃないみたいです(\^o^/) 信友直子
虎の門病院乳腺外科の三浦先生のところに行ってきました。腹部エコー検査で肝臓に10ミリの黒い影(高エコー斑)が2つあることが分かったので相談に行ったのです。(TVディレクター信友直子の乳癌日記から)(2013/05/30 01:41)
核・原子力
【たんぽぽ舎発】東海村で被曝事故 環境中に放出された放射能は 山崎久隆
なぜ、核分裂反応を行っている施設ではないところから大量放射能放出事故を起こしたのか。第一報からして分からないことだらけだった。放出された核種や量も未だに正確には分かっていないという。(2013/05/30 00:29)
オバマの米国
米当局が「ウォール街を占拠せよ」の活動家の情報を民間企業に流していた
フランスの新興ウェブ新聞、メディアパール(Mediapart)によると、アメリカのテロ対策に携わる当局が、「ウォール街を占拠せよ」の活動家の情報を民間企業にも流していた。運動の内部に多数の警察官が潜入して情報収集していたようである。(2013/05/29 17:02)
みる・よむ・きく
ニコラ・ド・クレシー作「氷河期」
ニコラ・ド・クレシーはフランスの人気BD作家(BD=バンドデシネと呼ばれるフランス独自の漫画)で、最近日本でも「氷河期」「サルヴァトール」「天空のビバンドゥム」などが翻訳出版されている。愛嬌のある風変わりな動物が主人公になるケースが多く、それらの動物たちの突飛な行動によって独自の世界を披露する。(村上良太)(2013/05/29 02:36)
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