橋本勝21世紀風刺絵日記
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核・原子力
「廃炉回避」のため狂奔する日本原電 池田龍夫
原発だけに頼ってきた「日本原子力発電所」は、企業生き残りのため、血迷った方針を打ち出した。浜田康男社長が7月11日、敦賀原発1、2号機(福井県)と東海第2原発(茨城県)の3基について、原子力規制委員会への再稼働申請を目指す意向を表明したことに、驚愕させられた。(2013/07/16 08:45)
核・原子力
今日7月16日は原爆の誕生日
今日、7月16日は原爆が生まれた日だ。1945年7月16日、アメリカ・ニューメキシコ州の砂漠で巨大なキノコ雲が観察された。これが人類史上初の核実験で、トリニティ実験と呼ばれる。コードネームがトリニティだったからだ。この日をもって人類は核の時代に入ることになった。(村上良太)(2013/07/16 08:08)
核・原子力
NPT核拡散防止条約 イスラエルだけがなぜ非難されないのか? 平田伊都子
1955年7月15日、ノーベル賞受賞者18人が、核兵器使用の中止を訴える<マイナウ宣言>を、<ノーベル栄誉者会議>で発表した。 ドイツの原子物理学者オットー・ハーンやマックス・ボーンを始めとする18人の提唱者に、他のノーベル賞受賞者たちも賛同し、一年後には52人が新たにこの宣言にサインをした。 マイナウとはドイツ、オーストリア、スイスの国境をまたぐコンスタンツ湖に浮かぶ島のことで、バラやダリアやチューリップなどが咲き乱れ、数千の蝶が舞い<花の島>と、呼ばれている。 マイナウ島は、1932年からベルナドッテ伯爵家が管理し、年間100万人を超える観光地になっている。 オランダのヴァイオリニストで指揮者のアンドレ・リュウはマイナウ城で、ベルナドッテ伯爵末裔と数万人の大観衆を前にして、ヨハンシュトラウス作曲の<南国のバラ>を奏でた。(2013/07/15 17:33)
科学
【SMC発】限定的だが空気伝染もある H7N9鳥インフルエンザウイルスで判明
東京大学 医科学研究所の河岡 義裕 教授らは、中国で多くの患者を出したH7N9鳥インフルエンザウイルス(以下、H7N9ウイルス)の特性を解明。研究グループは今回、中国の患者から分離されたH7N9ウイルスに関する性状解析を行った結果、哺乳類でよく増殖できる能力を持つこと、フェレットの間で限定的ながらも空気伝播することが判明。(2013/07/15 11:32)
科学
【SMC発】温暖化に対応するシジュウカラ
温暖化によって絶滅する動物が増える恐れがある中で、英国の研究チームはシジュウカラが環境の変化に対応していることを発見。(2013/07/15 11:23)
国際
【北沢洋子の世界の底流】世銀グループが土地収奪に融資 カンボジア、ラオスではベトナムのゴム資本に
IFC(国際金融公社)は、世銀グループに属し、民間セクターの途上国投資に融資する機関である。この度、IFCは、カンボジア、ラオス、ホンデュラスなどでの民間企業による土地収奪に融資をしていることが、英国の「ジュビリー債務キャンペーン(JDC)」によって暴露された。(2013/07/15 11:12)
欧州
14Juillet ~パリ祭の日に大統領から悲しい知らせ~
昨日7月14日は「カトルズ・ジュイエ」=フランス革命の記念日で、恒例のパリ祭だった。しかし、フランソワ・オランド大統領はアキム(アフリカ北部マグレブ地方のアルカイダ組織)に人質に取られていたフィリップ・ベルドン(Philippe Verdon)氏が死亡した可能性があることを告げた。(2013/07/15 05:22)
文化
パリの散歩道 アパートの取り壊し
これはパリの古いアパートの取り壊し風景。場所はパリ市内北部の18区。モンマルトルの周辺にマルティール通りという名の通りがある。3世紀にローマ皇帝の異教迫害命令によって斬首されたキリスト教徒の坊さんが自分の首を持って布教しながらこの通りを歩いたという言い伝えがあり、マルティール(Martyrs=殉教者)の名前はそこから来ている。これはその通りで撮影されたもの。1つの建物が解体されると、隣に残る古い建物の煉瓦の断面が露わになる。いつごろ建てられたものだろう。後に見える新しいアパートと対照的だ。ミヒャエル・ハネケ監督の映画「アムール」(Amour)で痴呆症の進む老妻を看る老夫(ジャン=ルイ・トランティニャン)が暮らしていたのもこんな古いパリのアパートの上の階だった。(村上良太)(2013/07/13 23:45)
みる・よむ・きく
ドキュメンタリー映画「天に栄える村」(監督:原村政樹)
原村政樹氏によるドキュメンタリー映画「天に栄える村」が完成し、上映が始まった。映画の舞台は全国的に知られるうまい米の産地・福島県「天栄村」。映画は天栄村の水田が福島第一原発事故による放射性物資で汚染されてから、農民たちがどのような運命をたどったかを地に這うような地道な取材で活写している。放射能はどうすれば減らせるのか、どうすればゼロにできるのか。村をあげた全身全霊の戦いが始まる。この映画を見た福島県在住の作家・住職の玄侑宗久氏がこんな一文を寄せた。(2013/07/13 15:09)
みる・よむ・きく
柳澤恭雄著「戦後放送私見~ポツダム宣言・放送スト・ベトナム戦争報道~」
けやき出版から出ている柳澤恭雄著「戦後放送私見」は独自の道を歩んだテレビマンが書き下ろした個性的なテレビ史の証言記録である。柳澤氏は「日本のいちばん長い日」でもそのエピソードが描かれているのだが、天皇の玉音放送を守ったNHKの幹部だった。戦時中、NHKが戦争協力をしてきた歴史を反省し、戦後は左翼的立場からジャーナリズムを始めようとしたがレッドパージで追放されてしまう。そこで自ら起こしたニュース映像の配信会社が日本電波ニュース社である。それは安保闘争たけなわの1960年のことだった。(2013/07/12 23:54)
沖縄/日米安保/米軍再編
≪twitterから≫安倍外交に手詰まり感 伊波洋一
安倍政権の外交に手詰まり感。一衣帯水の隣国、中国・韓国との外交距離は遠くなり続ける。その中で安倍首相は「安倍首相は「日米の強い絆で、領土、美しい海を断固として守り抜く」と街頭演説。(2013/07/12 15:10)
アフリカ
アムネスティ発表 治安部隊がモルシ元大統領派に対して過剰な武力を使っていることは明らか
アムネスティが現地で得た情報を見ると、治安部隊がモルシ元大統領派に対して過剰な武力を使っていることは明らかである。7月5日の金曜日以来、衝突による死者は88人、けが人はおよそ1500人にのぼった。死者には多数のデモ参加者のほか3人の治安部隊員が含まれている。8日だけでも、モルシ元大統領の支持者51人が、大統領警護隊本部前での衝突で死亡した。(アムネスティ国際ニュース)(2013/07/12 14:34)
遺伝子組み換え/クローン食品
タイ産未承認GMパパイヤ:ペットフード用を食用“転売” ヨーロッパでも見つかる
厚労省は9日、福山市の株式会社フード・ネットが販売していたタイ産の乾燥パパイヤから未承認の遺伝子組み換えパパイヤが見つかり、福山市が回収を命じたと発表した。この遺伝子組み換えパパイヤは、別の輸入者がタイからペットフード用として輸入した乾燥パパイヤを、フード・ネットが「野菜ぱぱいやお試し」「野菜ぱぱいや」という商品名で、食用としてインターネットで販売していたもの。(有機農業ニュースクリップ)(2013/07/12 14:16)
文化
【核を詠う】(115)三原由起子歌集『ふるさとは赤』から原発詠を読む(3) 「やりなおしできない世界を覚悟して警戒区域はいつも真夜中」 山﨑芳彦
いまたたかわれている参院選の福島選挙区では自民党、民主党の陣営が原発問題を選挙の争点から外そうとしていると、朝日新聞の「2013参院選注目区から」では書いている。「福島 原発語らぬ自・民」の見出しで、「自民 高市発言ショック、封印徹底」「民主 電力労組支援 歯切れ悪く」のサブ見出しが目立つ。共産・社民両党は脱原発を訴えているという。なぜ、共産、社民が脱原発で協力し統一候補が立てられないのか、この福島で原発問題を大争点にして論議を徹底してつくせないのか、いろいろあるかもしれないが、残念でならないと思うのは筆者だけだろうか。両党とも国民主権を大切にするというのだから、国民の意思が議会に反映できるよう、大道について欲しかった。「わが党が伸びれば・・・」だけではない道が無いはずはないだろう。筆者の切実な思いである。(2013/07/12 13:58)
コラム
日本人のハートに火をつける安倍首相 村上良太
安倍首相の人気は高い。参院選も自民党が圧勝する可能性が高いと新聞は報じている。安倍首相の願いは「戦後レジーム」からの脱却だとされる。それは論理的には戦前・戦中への回帰である。安倍首相は日本人の心に火をつけるかもしれない。それも今みたいなものではなくて、本当にハートに火をつけるかもしれない。(2013/07/12 01:25)
沖縄/日米安保/米軍再編
≪twitterから≫ 防衛白書は安倍カラ― 伊波洋一
13年防衛白書は敵基地攻撃能力や憲法が禁じている集団的自衛権の行使容認に向けた有識者懇談会など記述。(2013/07/11 21:50)
中東
ロシア外相「サリン兵器を使用したのは反政府勢力」
ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相はサリンを使った化学兵器を使用したのは反政府勢力だと声明を出した。3月19日にアレッポ付近で使用されたものだとして、調査結果を国連安保理に提出したとされる。この声明はロシアの国営放送局ヴォイス・オブ・ロシアのウェブサイトに掲載された。これはシリア政府が化学兵器を使用したとしてフランス外務省が声明を出した時の化学兵器とは違うケースである。(2013/07/11 19:35)
文化
パリの散歩道 ~詩の市場~
6月、パリのほぼ中心に位置する第六区のサン・シュルピス広場(Place Saint Sulpice )で「詩の市場」が開催された。会場には特設ブースが設置され、出版社・書店が集まってきて詩集を並べた。(村上良太)(2013/07/11 04:46)
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