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News & Features
2013/11/29 11:41:40 更新

政治
アムネティ日本が声明 日本政府は特定秘密保護法案を全面的に見直せ
11月26日、継続審議を求める国会内外の声を押し切る形で、特定秘密保護法案の修正案が衆議院で可決され、翌27日から参議院で審議入りした。アムネスティ・インターナショナル日本は、この修正案が、依然として「表現の自由」や「知る権利(情報へのアクセス権)」を根底から脅かすものであり、国際的な人権基準から程遠い内容であることを懸念する。アムネスティ日本は、日本政府に対し、国内外からの懸念や反対の声を真摯に受け止め、採択を見送り、同法案を全面的に見直すよう強く要請する。アムネスティ日本支部(2013/11/29 11:41)



コラム
ある在仏スペイン人の名刺 「私は人間です」
  パリのカフェで本を読んでいたら、買い物帰りと思われる小さめの紙袋を抱えた高齢の男が入ってきて隣に座った。一瞬、その人物は誰かと話をしたがっている、という気がした。だから僕の隣のテーブルに腰をかけたような気がした。その人物はスペイン人だった。(村上良太)(2013/11/29 06:26)



文化
ファシズム研究の山口定氏、亡くなる
  今月17日、ファシズム研究に取り組んだ山口定(やすし)大阪市立大学名誉教授・立命館大学名誉教授が亡くなった。79歳だった。山口氏の専門は欧州政治史で、中でもドイツのファシズム研究では第一人者だった。ナチスが政権を奪うまでの課程を分析した著書もあれば、戦後の新たな極右運動を分析紹介した本もある。(2013/11/29 05:47)



国際
【北沢洋子の世界の底流】メルケルはなぜ盗聴されたのか
NSAがなぜ彼女を、02年以来10年以上も、盗聴対象にしてきたのか。さらに早くから「宰相」と呼んだのか。メルケルは東独出身のパットしない政治家だった。当時野党だった「ドイツ・キリスト教民主同盟(CDU)」の 党首になったのは2000年だが、首相に就任したのは05年であった。NSAは野党時代のメルケルが、将来首相に就任するのをどうして予期していたのか。さらに、メルケルは、野党党首時代、ブッシュ政権のイラク侵攻を声支持した。金融危機が始まると、EUの中でドイツだけが優等生。なぜこのように親米な政治家の盗聴をしたのか。(2013/11/28 17:24)



脱グローバリゼーション
米国自治体が「TPPフリーゾーン」宣言 ウィスコンシン州デーン郡、「この地にTPPは入るべからず」
 日本ではあまり知られていないが、米国でも自治体レベルではTPP(環太平洋経済連携協定)に対する根強い反対が存在する。過去1〜2年の間に、50州の州議会が何らかの形でのTPP反対決議を上げているともいわれている。その中でもユニークなのは、ウィスコンシン州デーン郡の「TPPフリーゾーン宣言」である。「フリーゾーン」とは無効地域とでもいう意味。デーン郡の郡委員会(郡の最高機関)は、全会一致(2名棄権)でTPPに反対する強力な決議を可決し、「デーン郡のTPPフリーゾーン(無効地域)」を決定、たとえTPPが制定されたとしても、郡は「住民、労働者及び地域ビジネスに最善の利益をもたらす政策を実行し、生命の基盤となる生態系を守ることを放棄しない」と宣言した。PPに反対する人々の運動」翻訳グループの翻訳で紹介する。(大野和興)(2013/11/28 14:38)



文化
【核を詠う】(132)『2013年版現代万葉集』から原子力詠を読む(2) 「いざ目覚めよ豊葦原の荒ぶる山原発いらぬと火焔をあげよ」 山崎芳彦
 前回に引き続き日本歌人クラブ編『2013年版現代万葉集』から原子力(原発事故、放射能禍、原爆)にかかわる作品を読むが、いま筆者がどのようなことを考えながら作品に向き合っているかについて、少し記しておきたい。(2013/11/28 14:18)



核・原子力
【たんぽぽ舎発】大間原発の危険性  再稼働と大間原発はセットになって進めてくる
 津軽海峡をはさんで函館の対岸に建設中の大間原発は、初めてづくしの原発です。プルトニウムとウランを混ぜたMOX燃料を世界で初めて全炉心に使用します。人間が作り出した猛毒物質プルトニウムは半減期が2万4千年です。長崎原発の材料です。大間原発ではそのプルトニウムを1年間に6.5トン使います。実験室で扱う危険な物質をトン単位で扱うのです。大間原発をつくる電源開発(株)はこれまで原発を作ったことがありません。世界でも経験のないフルMOXという技術を、原発を作ったことも、動かしたこともない電源開発がつくるのです。大変危険です。(野村保子)(2013/11/28 00:00)



コラム
「ベニスの商人」 に見る、特定秘密保護法と違憲立法審査
  国民の過半数が反対しているか、もっと長い時間をかけた審議を求めていたあの特定秘密保護法案が衆議院で可決された。残るは参議院の審議のみである。しかし、もし参議院を通過したとしても、憲法に反する法律を審査する権限が最高裁判所には与えられている。特定秘密保護法は国民の知る権利を侵害する意味で違憲ではないのだろうか。(村上良太)(2013/11/27 21:26)



沖縄/日米安保/米軍再編
≪twitterから≫自民党は沖縄県民を敵にまわすことになるだろう  伊波洋一
国会議員の辺野古容認を受け、沖縄のアメリカ軍普天間基地の沖縄県外への移設を掲げてきた自民党沖縄県連が、名護市辺野古への移設を容認する方針に転換した。自民党沖縄県連は27日、県議団による議員総会を開いた。国会議員の判断に、県連も従うことを確認した。沖縄県選出自民党国会議員の「辺野古移設」容認に1月の東京行動参加者から自民党本部の圧力と「政治家としての胆力のなさ」に厳しい批判がある。那覇市の県庁前では市民団体が5人の公約破棄を「歴史に残る裏切り」として即刻辞職を求めるビラを配布した。(2013/11/27 18:32)



国際
【北沢洋子の世界の底流】 シリアの化学兵器破棄の合意
 2013年8月21日、シリアの首都ダマスカスの郊外グータ地区で、ついに、政府軍が化学兵器を使用した。このことは、2011年3月、「アラブの春」の一環として始まったアサド政権に対する反乱が膠着状態に入っていたのを、一夜にして、国際化したのであった。つまり、シリアをめぐる国際情勢を劇的に変えた。(2013/11/27 15:10)



みる・よむ・きく
次の戦争をどこで起こすか〜ボリス・ヴィアン作「将軍たちのおやつ」〜  
  話題は次の戦争をどこで起こすか、だ。なぜ戦争をしなければならないか、といえば、政治家たちが失政を挽回し、国民の関心をそらすためである。さらに軍需産業からの要請でもある。そこで戦争しても必ず勝てる国を将軍たちは探し始める。間違ってもロシアとか、中国とか、アメリカのような核兵器を保有する大国とは戦争することができない。(2013/11/27 02:47)



政治
安倍政権、特定秘密保護法案成立に向け強行突破  抗議の声を上げ続けよう  根本進
 11月26日、特定秘密保護法案が衆院特別委員会で強行採決された。特定秘密保護法案という法律は、一度、成立してしまえば、もう、だれにも、乱用や暴走を止めることはできないという本当に恐ろしい法律だ。だれかが国の秘密を漏らしてはいないか、漏らしそうな人間かどうかを調査する権限を警察などに与えるものである。多くの人が自分は調査対象にはならないだろうとのんびりとしている。自分たちの暮しには関係ないことだと思い込んでいる。しかし、この法律が成立すれば特定秘密に関係しそうな民間人は家族まで調査対象になるのだ。国民全体が国家権力の監視の下に置かれ、人権は容易に侵害されるようになるのである。(2013/11/26 15:11)



アジア
ミャンマー(ビルマ)の真の民主化とは 〜日本はミャンマーにどう関わっていくべきか〜  坂本正義
 ミャンマー(ビルマ)という国を初めて認識したのは、少年のころに映画館で「ビルマの竪琴」(1985年版、監督・市川崑、主演・中井貴一)を見たのがきっかけだった。竪琴で弾く「埴生の宿」の音色に感動したことや「ミャンマー=敬虔な仏教徒が多い国」という印象を強く受けたことを覚えている。東京・板橋区に事務所を構える地域合同労組「APFS労働組合」は、在日ミャンマー人の支援に力を入れている労働組合である。38人の在日ミャンマー人が加入(2013年10月10日現在)するAPFS労組は、10月13日に第7回目となる定期大会を開催している。山口智之執行委員長はその場で日本人に限らず、次世代を牽引する覚悟を持つあらゆる国籍の若者を積極的に求めていくと述べた。(2013/11/26 14:10)



アフリカ
【西サハラ最新情報】  モロッコ王、オバマ大統領に直訴  平田伊都子
 ケネデイー暗殺50周年記念日の11月22日午後2時40分、場所はアメリカ大統領府ホワイトハウス、モロッコ王モハンマド六世はアメリカ大統領バラク・オバマに直訴しました。 「西サハラに対するモロッコの領有権を、アメリカが認めるように」という請願です。 西サハラは国連を始めとする国際社会が、<アフリカ最後の植民地>と規定し、西サハラを占領支配するモロッコの領有権を、認めていません。 国連は<アフリカ最後の植民地>を平和的に解決するため、<国連西サハラ住民投票>を提案しています。 西サハラ住民自身がモロッコに帰属するか独立するかを決めるという提案ですが、モロッコはそれを拒否しています。 モロッコは、アメリカの支持さえあればいいと思っています。以下に、西サハラ略奪を目指す活発なモロッコ外交活動を、お伝えします。(2013/11/25 08:26)



コラム
ロシアから見る特定秘密保護法案  〜日本がソビエト化する日〜
  ロシアを旅した時、日本のある大手メーカーの現地職員を工場に訪ねたことがある。その工場はソ連時代の国営工場だったものを日本企業が買収して、日本人経営者と技術者を送り込んで新たな製造ラインを稼働させていたものだ。その時、日本人のマネージメント担当者はロシア人労働者についてこんな発言をした。「ロシア人は非常に勤勉ですよ。かつてロシア人は怠け者、というイメージがありましたが、決してそうではありません。ただ・・・」彼はこう続けたのだ。(村上良太)(2013/11/24 19:30)



みる・よむ・きく
パスカル・バレジカ著「フランスからの手紙」(No1〜No28) 〜仏語の原文をつけ日仏対訳にしました〜村上良太
  パリの著述家・翻訳家のパスカル・バレジカさんに2010年から2012年にかけて寄稿していただいた「フランスからの手紙」(No1〜No28)に、この度、バレジカさんによるフランス語のオリジナルテキストをつけました。(村上良太)(2013/11/23 21:55)



コラム
フランスから見る特定秘密保護法案
   特定秘密保護法案が衆院を通過しようとしている。この法案が通ったら日本の民主主義は終わってしまうと嘆く声が聞こえてくる。アンケート調査などによると、半数以上の日本国民がこの法案に反対か、もっと時間をかけた審議を求めているようだ。異国に滞在中なのでインターネットでかろうじて事の成り行きを推察するだけだが、印象として多くの人が憤っており、ある人は絶望しており、またある人は絶望するのはまだ早い、やれることはある、と激を飛ばしている。(村上良太)(2013/11/23 20:23)



コラム
作品が映画化される5つのコツ     鬼塚 忠
   まだちょっと言えない話だけど、弊社でプロデュースした書籍が、日本のテレビ放送局にてドラマ化されそうだ。すでに複数回の打ち合わせが行われた。著者も喜びを隠していない。そればかりか、著者はプロデューサーに直接、役者などの希望を伝えていた。(2013/11/23 01:48)




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