橋本勝21世紀風刺絵日記
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政治
呼びかけ人になってください! 「非有名人記者・編集者は特定秘密保護法案を廃案・廃止に追い込むために言論ゲリラ戦を展開する」声明
衆議院を強行突破し、いま参議院で審議されている特定秘密保護法案は、権力によるとめどない「国家機密」の拡大で市民の手足を縛ります。そのことは、権力を監視し、情報の市民に届けることを任務とする第一線記者・編集者の仕事や活動の場を奪うことでもあります。さまざまな媒体を使って情報を発信している無名の記者、編集者、ブロガ―、ツイッターやフェイスブックなどによる情報発信者、映像制作者、フォトジャーナリスト、翻訳家などなど、数多くの方々に、特定秘密保護法案廃案・廃止に向け、言論ゲリラ戦を呼び掛ける声明を発します。賛同いただけり方は「呼びかけ人」になっていただき、声明の輪を広げていきたいと考えています。連絡先は「ベリタ」内に置きます。よろしくお願いします。(大野和興)(2013/12/01 23:53)
検証・メディア
ツワネ原則 〜国家秘密と内部告発者の保護に関する国際原則〜ウィキリークス以後の世界を考える
国家の秘密と国民の知る権利をどう調整するか、その基本原則を国際的な会議の場で決めたのがツワネ原則(Tshwane Principles)である。様々な団体がこのツワネ原則の原文をウェブサイトで紹介している。ここにリンクを張るのは米国のACLUのウェブサイトである。(村上良太)(2013/12/01 15:57)
アフリカ
ペンデレ ミンギ モエケ(あなた)ペンデレ(美しい)ミンギ(とても) 平田伊都子
12月1日は、中央アフリカ共和国の建国記念日です。 その昔、中央アフリカに一年ほど住んでいた筆者は、日本に在住する中央アフリカの人に一言お祝いを言いたくて駐日中央アフリカ大使館を探したのですが、2005年に閉館されたままで、まだ開かれていませんでした。 そこで、駐日コートジボワール大使夫人で中央アフリカ人のソランジュ夫人に思いを伝えました。 そして、「ペンデレ ミンギ(とても美しいわね)」と世辞を言うと、「モエケ(あなたも) ペンデレミンギ(とても美しいわ)」と、懐かしい中央アフリカ国語のサンゴ語が返ってきました。(2013/12/01 14:27)
文化
イラストレーター ソフィア・マルチネック 〜見る人をわくわくさせる天才〜
パリはモンマルトルでドイツ文学を専門に扱うBUCHLADEN書店の女主人ギゼラ・カウフマンさんに推薦されたのがソフィア・マルチネック著「HUHNER、PORNO、SCHL’A’GERREI」という潤沢に自作のイラストをつけた本だ。ギゼラさんはパリ在住のドイツ人で、パリに住む多くのドイツ人が本を買いにやって来る著名な書店である。そして、ギゼラさんの本に対する造詣は深い(2013/12/01 03:15)
人権/反差別/司法
日本は紛争時の性的暴力防止の世界的努力を妨害している アムネスティ、安倍政権の姿勢を厳しく批判
国際人権団体アムネスティは、日本は紛争時の性的暴力を防止する世界的な努力を妨害していると強く批判している。日本政府今年初め、他のG8加盟国とともに、武力紛争時の性暴力犯罪を防止し加害者の責任を問うことを目的とした宣言に賛同した。ところが日本政府はその一方で、日本軍によるかつての性奴隷制の真相究明、被害者の名誉の回復、賠償などの正義を果たしていない。これは他国が紛争時の性暴力被害者に正義を果たさない隠れ蓑となるというのだ。今年9月、安倍首相はニューヨークの国連総会で「女性が輝く社会の実現」を提唱した。 しかし、日本がかつての性奴隷制の被害者に対し十分な謝罪や賠償をなさない限り、女性に対するいかなる賛美も空々しく聞こえるとアムネスティは安倍首相を強く非難している。以下、アムネスティの主張を紹介する。(日刊ベリタ編集部)(2013/11/30 20:33)
政治
秘密保護法、衆院強行採決で舞台は参院に 福島公聴会でのアリバイ作りは許せない 上林裕子
政府は11月26日の衆議院国家安全保障に関する特別委員会で「特定秘密保護法案」を強行採決し、同日本会議を通過させた。前日、福島で急きょ行われた公聴会では、出席した7人の参考人全員が法案に反対意見を述べるという異例の公聴会となった。しかし、福島の市民は「公聴会とは名ばかりで、傍聴席が開いているにもかかわらず市民の傍聴は一切認めなかった」という。市民の反対をよそに、審議の場は参議院に移った。(2013/11/30 20:15)
政治
アムネスティ日本が声明 日本政府は特定秘密保護法案を全面的に見直せ
11月26日、継続審議を求める国会内外の声を押し切る形で、特定秘密保護法案の修正案が衆議院で可決され、翌27日から参議院で審議入りした。アムネスティ・インターナショナル日本は、この修正案が、依然として「表現の自由」や「知る権利(情報へのアクセス権)」を根底から脅かすものであり、国際的な人権基準から程遠い内容であることを懸念する。アムネスティ日本は、日本政府に対し、国内外からの懸念や反対の声を真摯に受け止め、採択を見送り、同法案を全面的に見直すよう強く要請する。アムネスティ日本支部(2013/11/29 11:41)
コラム
ある在仏スペイン人の名刺 「私は人間です」
パリのカフェで本を読んでいたら、買い物帰りと思われる小さめの紙袋を抱えた高齢の男が入ってきて隣に座った。一瞬、その人物は誰かと話をしたがっている、という気がした。だから僕の隣のテーブルに腰をかけたような気がした。その人物はスペイン人だった。(村上良太)(2013/11/29 06:26)
文化
ファシズム研究の山口定氏、亡くなる
今月17日、ファシズム研究に取り組んだ山口定(やすし)大阪市立大学名誉教授・立命館大学名誉教授が亡くなった。79歳だった。山口氏の専門は欧州政治史で、中でもドイツのファシズム研究では第一人者だった。ナチスが政権を奪うまでの過程を分析した著書もあれば、戦後の新たな極右運動を分析紹介した本もある。(2013/11/29 05:47)
国際
【北沢洋子の世界の底流】メルケルはなぜ盗聴されたのか
NSAがなぜ彼女を、02年以来10年以上も、盗聴対象にしてきたのか。さらに早くから「宰相」と呼んだのか。メルケルは東独出身のパットしない政治家だった。当時野党だった「ドイツ・キリスト教民主同盟(CDU)」の 党首になったのは2000年だが、首相に就任したのは05年であった。NSAは野党時代のメルケルが、将来首相に就任するのをどうして予期していたのか。さらに、メルケルは、野党党首時代、ブッシュ政権のイラク侵攻を声支持した。金融危機が始まると、EUの中でドイツだけが優等生。なぜこのように親米な政治家の盗聴をしたのか。(2013/11/28 17:24)
脱グローバリゼーション
米国自治体が「TPPフリーゾーン」宣言 ウィスコンシン州デーン郡、「この地にTPPは入るべからず」
日本ではあまり知られていないが、米国でも自治体レベルではTPP(環太平洋経済連携協定)に対する根強い反対が存在する。過去1〜2年の間に、50州の州議会が何らかの形でのTPP反対決議を上げているともいわれている。その中でもユニークなのは、ウィスコンシン州デーン郡の「TPPフリーゾーン宣言」である。「フリーゾーン」とは無効地域とでもいう意味。デーン郡の郡委員会(郡の最高機関)は、全会一致(2名棄権)でTPPに反対する強力な決議を可決し、「デーン郡のTPPフリーゾーン(無効地域)」を決定、たとえTPPが制定されたとしても、郡は「住民、労働者及び地域ビジネスに最善の利益をもたらす政策を実行し、生命の基盤となる生態系を守ることを放棄しない」と宣言した。PPに反対する人々の運動」翻訳グループの翻訳で紹介する。(大野和興)(2013/11/28 14:38)
文化
【核を詠う】(132)『2013年版現代万葉集』から原子力詠を読む(2) 「いざ目覚めよ豊葦原の荒ぶる山原発いらぬと火焔をあげよ」 山崎芳彦
前回に引き続き日本歌人クラブ編『2013年版現代万葉集』から原子力(原発事故、放射能禍、原爆)にかかわる作品を読むが、いま筆者がどのようなことを考えながら作品に向き合っているかについて、少し記しておきたい。(2013/11/28 14:18)
核・原子力
【たんぽぽ舎発】大間原発の危険性 再稼働と大間原発はセットになって進めてくる
津軽海峡をはさんで函館の対岸に建設中の大間原発は、初めてづくしの原発です。プルトニウムとウランを混ぜたMOX燃料を世界で初めて全炉心に使用します。人間が作り出した猛毒物質プルトニウムは半減期が2万4千年です。長崎原発の材料です。大間原発ではそのプルトニウムを1年間に6.5トン使います。実験室で扱う危険な物質をトン単位で扱うのです。大間原発をつくる電源開発(株)はこれまで原発を作ったことがありません。世界でも経験のないフルMOXという技術を、原発を作ったことも、動かしたこともない電源開発がつくるのです。大変危険です。(野村保子)(2013/11/28 00:00)
コラム
「ベニスの商人」 に見る、特定秘密保護法と違憲立法審査
国民の過半数が反対しているか、もっと長い時間をかけた審議を求めていたあの特定秘密保護法案が衆議院で可決された。残るは参議院の審議のみである。しかし、もし参議院を通過したとしても、憲法に反する法律を審査する権限が最高裁判所には与えられている。特定秘密保護法は国民の知る権利を侵害する意味で違憲ではないのだろうか。(村上良太)(2013/11/27 21:26)
沖縄/日米安保/米軍再編
≪twitterから≫自民党は沖縄県民を敵にまわすことになるだろう 伊波洋一
国会議員の辺野古容認を受け、沖縄のアメリカ軍普天間基地の沖縄県外への移設を掲げてきた自民党沖縄県連が、名護市辺野古への移設を容認する方針に転換した。自民党沖縄県連は27日、県議団による議員総会を開いた。国会議員の判断に、県連も従うことを確認した。沖縄県選出自民党国会議員の「辺野古移設」容認に1月の東京行動参加者から自民党本部の圧力と「政治家としての胆力のなさ」に厳しい批判がある。那覇市の県庁前では市民団体が5人の公約破棄を「歴史に残る裏切り」として即刻辞職を求めるビラを配布した。(2013/11/27 18:32)
国際
【北沢洋子の世界の底流】 シリアの化学兵器破棄の合意
2013年8月21日、シリアの首都ダマスカスの郊外グータ地区で、ついに、政府軍が化学兵器を使用した。このことは、2011年3月、「アラブの春」の一環として始まったアサド政権に対する反乱が膠着状態に入っていたのを、一夜にして、国際化したのであった。つまり、シリアをめぐる国際情勢を劇的に変えた。(2013/11/27 15:10)
みる・よむ・きく
次の戦争をどこで起こすか〜ボリス・ヴィアン作「将軍たちのおやつ」〜
話題は次の戦争をどこで起こすか、だ。なぜ戦争をしなければならないか、といえば、政治家たちが失政を挽回し、国民の関心をそらすためである。さらに軍需産業からの要請でもある。そこで戦争しても必ず勝てる国を将軍たちは探し始める。間違ってもロシアとか、中国とか、アメリカのような核兵器を保有する大国とは戦争することができない。(2013/11/27 02:47)
政治
安倍政権、特定秘密保護法案成立に向け強行突破 抗議の声を上げ続けよう 根本進
11月26日、特定秘密保護法案が衆院特別委員会で強行採決された。特定秘密保護法案という法律は、一度、成立してしまえば、もう、だれにも、乱用や暴走を止めることはできないという本当に恐ろしい法律だ。だれかが国の秘密を漏らしてはいないか、漏らしそうな人間かどうかを調査する権限を警察などに与えるものである。多くの人が自分は調査対象にはならないだろうとのんびりとしている。自分たちの暮しには関係ないことだと思い込んでいる。しかし、この法律が成立すれば特定秘密に関係しそうな民間人は家族まで調査対象になるのだ。国民全体が国家権力の監視の下に置かれ、人権は容易に侵害されるようになるのである。(2013/11/26 15:11)
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