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News & Features
2013/12/26 22:35:33 更新

欧州
米国の二方面作戦〜TPP交渉の裏で、ヨーロッパ=アメリカ自由貿易協定の交渉中〜 
  TPP交渉を進めている米国だが、同時に大西洋の両岸で欧州連合と自由貿易協定の交渉を進めている。このことも欧州における排外主義の興隆の一因となっている。その理由は多国籍企業が国を相手取って訴訟を起こしたり、国境を越え各国の保険・医療・農業・環境政策を回避してなしくずしにする可能性があるからだ。(2013/12/26 22:35)



欧州
欧州でもファシズムが復活の兆し 〜1930年代と2010年代〜 欧州連合の緊縮政策が後押しか
  ニューヨークタイムズは12月19日付で’Is fascism returning to Europe?'(ファシズムは欧州で復活しつつあるのか?)と題する政治コラムを掲載した。(2013/12/26 13:00)



みる・よむ・きく
モンテスキュー著「法の精神」 〜「権力分立」は日本でなぜ実現できないか〜
  モンテスキュー(Montesquieu)著「法の精神」(DE L'ESPRIT DES LOIS,1748)は岩波文庫で上中下の三分冊になっている。一見、いかめしそうな印象だった。「法の精神」と言えば「三権分立」というのが学生時代の暗記のキーワードだったが、「法の精神」はその説をどう展開しているのだろうか。(2013/12/26 02:09)



脱グローバリゼーション
中身の不透明なTPP 〜アジア諸国は十分な情報公開なければ参加してはいけない〜 外国人コラムニストの警告
  東京に滞在して筆を振るっているBloombergのWilliam Pesek氏はTPP(Trans-Pacific `Partnership)への参加は考え直した方がよいと警告を発した。’Wikileaks reveals why Asia should skip the TPP'(ウィキリークスがアジアがTPPを拒否した方が良い理由を暴露)と題するコラムである。その根拠は音頭を取る米政府の秘密主義にあるとする。Pesek氏はジョン・ケリー国務長官がアジア諸国に、TPPに参加れば「透明度」が高まり、「政治責任」も明確になると参加を促しているが、TPPの中身は秘密主義で、「透明性」とはほど遠く、参加した場合、国民の生活にどのような影響が出るかも明らかではないと批判し、警告した。(2013/12/26 00:21)



欧州
中央アフリカ派遣仏軍兵士がナチスマークを腕に
 中央アフリカの仏軍兵士 ナチスのSSまがいのワッペンを付け フェイスブックに登場中央アフリカで活躍するフランス兵士がナチスのシンボルである「我が名誉は忠誠である」とドイツ語で書かれたワッペンを腕につけていた。これには32という数字が黒字でフランスの三色旗の色の上に刻まれている。(パリ=飛田正夫)(2013/12/25 12:14)



コラム
安岡章太郎とジングルベル
  日本の戦後を代表する小説家の一人、安岡章太郎には「ジングルベル」と題する一風変わった短編がある。読んだのは中学生の時だからもう30年以上経っている。それでも、クリスマスになると思い出す。(2013/12/25 03:38)



沖縄/日米安保/米軍再編
戦争と医療保険費
  解釈改憲によって集団的自衛権を行使した場合、自衛隊が海外のどこに派兵されるかは、時々の状況によるだろう。日本の場合、安保条約を結んでいる米軍と協力する可能性が高いと見られている。米軍は今年、シリア戦争直前で踏みとどまったが、債務危機がまた話題になるであろうように財政的には戦争どころではなくなっている(*年末の与野党財務委員会の妥協で軍事費は増強し、Medicareなど他の財源を大幅カットすることになりそうだ)。軍事予算で削れるところは核兵器であれ削減したいところなのだ。しかし、年々額が増加していて、削減不可能なものがある。それが米軍人に対する医療保健費である。(2013/12/25 01:57)



核・原子力
フクシマはおわっていない(3) 原発推進の「エネルギー基本計画」に、パブコメで反撃しようと市民団体が呼びかけ 上林裕子
 2012年に国民的議論によって作り上げた「原発ゼロ」のエネルギー計画を安倍政権はいとも簡単にひっくり返してしまった。政権が変わったからと民意を無視してよいわけがないと市民団体はパブコメで押し返そうと運動を展開している。(2013/12/24 00:23)



欧州
米論客ウイリアム・プファッフ氏が指摘 「欧州への米国の影響力がぐっと低下 〜ソ連崩壊以来〜」
   アメリカの保守派の論客、ウイリアム・プファッフ(William Pfaff)氏がアメリカの欧州への影響力が減退し、その低下の仕方は冷戦終結以最大だと評した。(2013/12/23 20:05)



憲法
「特定秘密保護法に反対する学者の会」 〜賛同者の数は全体のどれくらいか〜
   特定秘密保護法が表現の自由や研究の自由を妨げるとして、「特定秘密保護法に反対する学者の会」が発足し、多くの学者が反対の声をあげ、その参加者は12月15日現在で5042名に達している。勇気のある行動である。しかし、それは日本全体の「学者」の中でどれくらいの割合なのだろうか。(2013/12/23 12:04)



コラム
都知事選は民意の現れか?〜都民は驕るなかれ〜
  次の東京都知事選は安倍内閣に対する民意の現れだという論者が少なくないようだ。特定秘密保護法案に対する国民の考えが今度の都知事選に集約され、もし自民党公認候補が勝てば特定秘密保護法に対する国民の信任となる・・・こういう論理である。(2013/12/22 22:55)



科学
【SMC=サイエンス・メディア・センター発】耳の5カ所のつぼを鍼治療で腹部脂肪を減らす効果
【医学】韓国の研究チームが、耳の5カ所のつぼを鍼治療で常に刺激することで腹部脂肪を減らす効果があると発表。(2013/12/22 12:38)



人権/反差別/司法
秘密保護法なんてなくても十分威圧的 国会靴投げ込み事件の勾留理由開示公判を傍聴して 上林裕子
 12月6日、「特定秘密保護法案」を審議していた参議院本会議場に、傍聴していたAさんが靴を投げ込み議事の進行を妨害したとして現行犯逮捕された。12月16日に10日間の勾留延長がついた。Aさんは勾留理由開示請求を行い、19日に開示公判が行われたので傍聴した。被疑者のAさんだけでなく傍聴人も含めて、国家に楯突くと見なされたものはこれほどまでに威圧されるのか…。(2013/12/22 12:19)



みる・よむ・きく
ジョン・ロック著 「統治二論」〜政治学屈指の古典〜
  将来、思想統制が行われ、本の選抜と焼却が行われる日が来るとしたら、まず最初に失われる本の中に、英国の近代政治思想家ジョン・ロックの「統治二論」があるのではなかろうか。思想統制と言えば戦前・戦中のイメージでマルクス主義や社会主義のことが頭に浮かぶだろうが、今問われているのは近代政治思想なのである。1690年に出版された「統治二論」はアメリカの独立宣言やフランス革命に影響を与えたとされる。その思想的な根拠は以下の3点である。(2013/12/22 11:17)



欧州
「ちょっと働き、もっと読もう」  
  フランスの地方都市を歩いていたら、書店の窓ガラスにこんな標語が張られていた。’Travailler moins pour lire plus ’(本を読むために、仕事を減らそう)(2013/12/21 17:36)



生活
アマゾンの新兵器 30分で宅配できる無人ヘリ構想
   パキスタン生まれの著名な風刺漫画家Chapatteが今日掲載した1コマ漫画はクリスマスの贈り物にまつわるもの。空を舞うサンタクロースがニコニコしている。下には家があり、子供がサンタを見上げている。荷物を落っことしたサンタが乗っているのはトナカイのそりではなく、インターネット通販のアマゾンが開発中の宅配用無人ヘリ「オクトコプター」だ。(2013/12/21 14:45)



みる・よむ・きく
元農相がTPP反対本を出版、山田正彦著『TPP秘密交渉の正体』 上林裕子
 「TPP阻止国民会議」副代表で、元農林水産大臣の山田正彦氏がTPPの実態について書き下ろした。民主党内閣で閣僚を務めながらもTPP参加には断固反対を貫き、民主党政権下でのTPP参加に歯止めをかけた。(2013/12/21 14:43)



労働問題
貧困を拡大する労働規制緩和とどう戦うか 日弁連が労働界、研究者と集会 坂本正義
 厚生労働省は12月12日、労働政策審議会(厚労相の諮問機関)職業安定分科会労働力需給制度部会に対して労働者派遣制度の改正に向けた骨子案を提示した。派遣先企業は3年毎に人を交代さえすれば派遣労働者を雇い続けることが出来る一方、派遣労働者は派遣元企業と無期契約を結ぶことで、職場は変われどもずっと働き続けることができるというもので、厚労省は今後、部会の意見を踏まえて、来年の通常国会に労働者派遣法改正案を提出する予定である。(2013/12/21 14:31)




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