橋本勝21世紀風刺絵日記
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遺伝子組み換え/クローン食品
着々と承認されるGM作物
日本で安全として政府のお墨付きを獲得する遺伝子組み換え(GM)作物が次々と増えている。12月18日には、厚労省はバイエル申請の除草剤耐性・害虫抵抗性遺伝子組み換えワタの掛け合わせ4品種について、食品として安全として承認した。これにより安全として承認されたGM食品は287品種になる。GMワタは41品種になった。(有機農業ニュースクリップ)(2014/01/01 22:14)
社会
パリの公共自転車レンタルシステム Velib
パリには地下鉄が発達しているから、基本的には移動はできる。だが、決まったルートでなく、自由にあちこちを早く移動したいときに自転車が欲しいと思うことがある。しかし、自転車を買うのもな、と思った時に「ベリブを使えばよい」と友人が教えてくれた。(2014/01/01 19:24)
欧州
ロシアに対するドイツ外交の確執 〜社会民主党の「東方外交」とメルケル首相(キリスト教民主同盟)の対ロシア外交
かつてインターナショナルヘラルドトリビューンのベルリン駐在記者として健筆をふるっていたジュディ・デンプシー(Judy Dempsey)記者は現在、Strategic Europeという媒体の編集長に就任している。彼女が最近こんな寄稿をしていた。「メルケルのプーチン問題」(Merker's Putin problem)と題する分析記事である。(2014/01/01 16:18)
アフリカ
【西サハラ最新情報】 今年こそは今年こそはと39年 平田伊都子
西サハラ住民がモロッコ軍とモーリタニア軍の挟み撃ち攻撃にあって、祖国西サハラを後にしたのは1975年12月のことでした。 着の身着のままで難民となった西サハラ住民は、東に隣接しているアルジェリアに逃げ込みました。 冬の砂漠は雪が舞うこともあり、厳しい寒さに襲われます。 家は勿論、避難場所もなく、西サハラ難民たちは女性が身にまとうメルハフと呼ばれる薄い布をつなぎ合わせてテントを作り、身を寄せ合い雪と砂嵐を凌ぎました。 あれから39年も経とうとしています。 西サハラ難民は、難民キャンプのボロテントで、冬の厳寒と夏の酷熱に今も耐えているのです。 何故彼らは、こんな修行僧のような、自虐的な辛抱生活を続けているのでしょうか?(2014/01/01 12:06)
みる・よむ・きく
ジャン=ジャック・ルソー著「社会契約論」(中山元訳) 〜主権者とは誰か〜
ホッブズ、ロックと英国の先行する社会契約論者がいたにも関わらず、社会契約論と言えばジャン=ジャック・ルソー(Jean-Jacues Rousseau、1712-1778)が圧倒的に有名である。ルソーと言えば東洋のルソーと呼ばれた中江兆民がおり、「民約論」という呼び方もされた。東洋のホッブズとか、日本のロックという呼び方は聞いたことがない。ルソーにはアイドル的な何かがあるに違いない。(2014/01/01 01:14)
脱グローバリゼーション
米議会でもTPP反対論強まる その2
米国議会でもTPPー環太平洋経済連携協定ー反対の動きが強まっている。12月には議会の一般演説で多くの議員が重ねて反対する演説を続けた。市民グループ「TPPに反対する人々の運動」翻訳グループが翻訳したその一部を紹介する。12月4日下院一般演説におけるTPPに関する討論。冒頭、壇上に立ったマーク・ポーカン議員(ウィスコンシン州、民主党)に続いて同じく民主党のロサ・デローロ議員 (コネチカット州)が特別演説に立った。ロサ議員はTPPは米国内の雇用喪失、賃金低下をもたらすだけでなく食の安全など生活全般にわたってマイナスをもたらすと強調した。市民グループ「TPPに反対する人々の運動」webサイトから紹介する。(翻訳:池上明・田中久雄/監修:廣内かおり)(2013/12/31 23:07)
反戦・平和
第九条にノーベル平和賞 〜オバマ大統領より功績あり〜
「憲法第九条にノーベル平和賞授与が決まりました」このような希望をもって、署名活動を行っている人びとがいる。(2013/12/31 16:20)
反戦・平和
ニューヨークタイムズ社説が日本の兵器輸出の解禁に警告
今年最後の社説で、インターナショナルニューヨークタイムズ(ニューヨークタイムズの国際版)は安倍政権が進める兵器輸出の解禁の動きに対する警告を掲載した。今年1年を振り返れば安倍政権に対する批判・警告が社説や風刺漫画などで多数にのぼり、特に特定秘密保護法の国会論議以後、加速している印象がある。(2013/12/31 08:09)
中東
世界のベタ記事から 〜シリアの化学兵器処理で国連が声明「最も危険性の高い化学兵器の国外運びだしが年末期限に間に合いそうにない」
シリア空爆回避の条件とされたのが化学兵器の廃棄だった。その期限は来年半ばと報じられたが、一部の危険性の高い化学兵器の国外への運びだしの期限が明日、12月31日つまり2013年末に設定されていたらしい。だが、その期限に間に合いそうにない模様だと国連が警告を出したと言う。(2013/12/30 17:10)
旅
【人びとのタイ】(32) 国境の市場の子どもたち 岡本和之
カンボジアとの国境の街アランヤプラテート。国境ポイント脇にあるローンクルア市場で働いているのはほとんどが毎朝国境を越えてやって来るカンボジアの人たち。児童労働に対する法規制で以前よりは少なくなったが、今でもカエルの皮むきや魚のすり身作りなどの仕事で子どもたちが働いているのを目にする。(2013/12/30 14:14)
遺伝子組み換え/クローン食品
承認済みGM作物を掛け合わせた新品種は安全とみなす 食品安全委員会は規制をはずして“スルーパス”
食品安全委員会は12月16日、遺伝子組み換え(GM)作物の承認済みの親品種同士を掛け合わせた品種を申請不要とする改正についての厚労省からの諮問を認める決定を行った。承認済みのGM作物どうしを掛け合わせたのだから安全なはずという論理である。(有機農業ニュースクリップ)(2013/12/30 14:08)
みる・よむ・きく
ユルゲン・ハーバーマス著 「人間の将来とバイオエシックス」
ドイツの哲学者ユルゲン・ハーバーマスは今世紀中に人類の類概念が変わる可能性があると指摘している。人類が2種類に分裂してしまうかもしれないと言っているのである。それは遺伝子操作を受けた人類と、遺伝子操作を受けていない生の人類である。(2013/12/30 05:37)
みる・よむ・きく
トマス・ホッブズ著 「リヴァイアサン (国家論)」 〜人殺しはいけないのか?〜
ひところ、若者が「人殺しをしたらなぜいけないのか?」という質問をして、年長者が驚き呆れていたと報じられた。かつてなら、ありえない質問だ、というのである。しかし、英国の政治哲学者トマス・ホッブズ(Thomas Hobbes)は人殺しをしても不正ではない、と記している。その本は1651年にロンドンで出版された「リヴァイアサン」(Leviathan)と題する本である。(2013/12/29 23:46)
農と食
欧州食品安全機関 ネオニコ系農薬の基準値を引き下げ、より厳しく対応することを提案
EUの下部機関である欧州食品安全機関(EFSA)は12月17日、ネオニコチノイド系農薬のアセタミプリドとイミダクロプリドについて、胎児や幼児の発達中の脳や神経系に影響を与えるとして、摂取許容量の引き下げを提案した。今回の提案は、木村-黒田純子氏らが20122月にPLOS Oneに発表した、ネオニコ系農薬のラットへの影響に関する研究結果を検討した結果としている。EUでは、2013年12月31日からは、ネオニコ系農薬と同様な浸透性殺虫剤のフィプロニルの使用が制限される。米国やカナダも使用規制に動く中、日本の農水省は逆に、使用推奨に動いている。(有機農業ニュースクリップ)(2013/12/29 21:02)
コラム
靖国参拝の蛮行を安倍政権凋落への一里塚に、主権者の怒りの結集を 山崎芳彦
一日(ひとひ)過ぎ一日がくればこれの世を戦世(いくさゆ)にはこぶ安倍晋三ぞ 山崎芳彦(2013/12/29 20:44)
国際
「靖国参拝によって安倍首相は北朝鮮の脅威に対する周辺国の足並みを乱した」 サイモンウィーゼンタールセンター
ナチズムの責任を戦後追求してきたユダヤ人の組織、サイモン・ウィーゼンタールセンター(Simon Wiesenthal Center)は安倍首相の靖国参拝のタイミングについて、北朝鮮に対する周辺国の結束が必要な時に足並みを乱したことを非難している。(2013/12/29 19:59)
文化
【核を詠う】(136)『短歌研究2014短歌年鑑』の年間歌集から原子力詠を読む(1) 「線量に日々をかこまれ福寿草ののぞくフクシマ三年目なり」 山崎芳彦
月刊短歌総合誌「短歌研究」(短歌研究社発行)12月号は2014年短歌年鑑として編集されている。当然、2013年の短歌界を回顧し、また展望する内容となっている。特集座談会「3・11から2年、震災詠を考える」(司会・佐佐木幸綱)では東日本大震災・福島原発事故にかかわっての短歌会の特徴として、現代歌人協会が『東日本大震災歌集』を出版したのをはじめ、短歌結社の「歩道」が『歌集平成大震災』を刊行、宮城県歌人協会が『東日本大震災の歌』を刊行するなど歌人団体がアンソロジーを企画出版したことを挙げている。(本連載の中で、『東日本大震災歌集』、『歌集平成大震災』から、原発にかかわる作品を読ませていただき、記録した。) 3・11以後ということが、この国、社会で様々に強く意識され、現実を生きる人間にとって無関心でいられない中で、当然、短歌界、詠う人々やその団体も、それぞれ濃淡はあっても揺さぶられてきたということだ。(2013/12/28 21:08)
国際
ゲイ米議員ブライアンからプーチンへ 同性愛はどうして駄目なの? 平田伊都子
2014年2月7日に始まるロシア・ソチ冬季オリンピック開会式への招待を、ドイツ大統領ガウクが2013年12月8日に断りました。 12月15日にフランス大統領オランドも招待を断りました。 12月17日にはアメリカ大統領オバマも断りました。 12月27日に日本首相安倍晋三までが同調して、ロシア・ソチ冬季オリンピック開会式の招待に関しては断りました。 イギリス首相キャメロン、リトアニア大統領グリバウス、ポーランド首相トゥスクも断り組です。皆様がお断わりになった理由は、ロシアが<同性愛宣伝禁止法>を6月に制定したからだそうです。(2013/12/28 20:29)
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