橋本勝21世紀風刺絵日記
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国際
【北沢洋子の世界の底流】中国のあたらしい戦略的パートナーシップ
11月10〜11日、北京で開かれた「アジア太平洋経済協力(APEC)」首脳会議では、日本のマスコミは、中国のオリンピク並の派手な開会式と安部首相が中国、韓国の首脳とどのように接触するかの報道に明け暮れたようだが、ホストの中国は、ここで何を得ただろうか、よく考えてみる必要がある。 その第1は、中國は、APEC加盟21カ国に「アジア・太平洋自由貿易地域協定(FTAAP)」を承認させたことだろう。(2014/12/17 21:17)
科学
【SMC発】Google も参加する遺伝子検査サービス会社 23andMe がイギリスでサービスを開始
Google社も出資する遺伝子検査サービス会社23andMeがイギリスで事業を開始すると発表しました。民間会社による遺伝子検査は、サービスを提供する会社によって結果が異なる、疾病に関する個人情報を含むことなどから問題視する声もあります。アメリカでは2013年にFDAの警告からサービスが中止されており、国によって対応も様々です。日本では遺伝子検査サービスを受ける前にもう一度考えてほしいと、東京大学医科学研究所の武藤香織教授がチェックリストを作成し、反響を読んでいます。(サイエンス・メディア・センター)(2014/12/16 16:27)
文化
【核を詠う】(169) 波汐国芳歌集『渚のピアノ』の原子力詠を読む(1) 「汚染水天より降るを原発の事故の収束見えぬ長梅雨」 山崎芳彦
今回から福島市在住の歌人である波汐国芳さんの第十三歌集『渚のピアノ』(いりの舎刊、平成26年3月発行)を読ませていただく。この連載の中で波汐さんの作品は、2011年3・11の東日本大震災・福島第一原発事故以後に刊行された歌集『姥貝の歌』(平成24年8月刊)で読み、また波汐さんが編集発行人である季刊歌誌「翔」(歌人グループ「翔の会」)の平成23年4月から26年2月までに刊行された12巻により同グループの歌人の方々の作品と共に読ませていただいた。その波汐さんが「この歌集は、現在における私の呼吸そのものである。」とする『渚のピアノ』を読みうることは、筆者にとっての喜びでもある。「批評の眼をもって時代を視、日常の生活の中から素材を見つけ、それを踏まえて前向きに詩的現実を創造してゆく中に己も起ちあげていくことを自分に課して来ました。それこそ、被災地福島の復興にもつながると信じる」(あとがき)と言う波汐さんの作品群だ。(2014/12/16 16:16)
政治
自公圧勝 「だが改憲は遠のいた」と産経紙が分析する安倍選挙の裏側
衆院選挙は自公の圧倒的勝利に終わった。15日付各紙は選挙結果の解説で溢れたが、その中でもっとも面白かったのは産経の記事だとネットでは評判を呼んでいる。「衆院選は自公で3分の2超の議席を得たが、憲法改正は遠のいた。任期4年で改憲勢力をどう立て直すのか。勝利とは裏腹に安倍の表情は終始険しかった。」というのだ。理由は維新や次世代など改憲勢力仲間の退潮。14日午後10時すぎ、安倍首相は民放番組で「衆院選という、政権選択の選挙で信任をいただいた。アベノミクスは道半ば。慢心せずに丁寧に政策を進めていきたい」と語った上で憲法改正にも触れたが、次期参院選で改憲勢力が3分の2を獲得できる道は逆に遠のいたというのだ。(大野和興)(2014/12/15 14:29)
国際
メキシコ、学生43人の殺害を抗議した人びとを警察が拘束、起訴
(本紙既報)メキシコ南部のゲレロ州の教員養成学校の学生43人が9月26日以来、行方がわからなくなり、殺害された。このことに抗議した11人が警察に拘束され、警官の一方的証言で暴動、警官の殺人未遂の容疑で起訴されている。国際人権団体アムネスティは、これらの人々の釈放と起訴取り消しを求めている。(アムネスティ国際ニュース)(2014/12/12 09:57)
文化
【核を詠う】(特別篇) 歌集『廣島』を読む(10) 「列島にひそかに降りつぐ原子灰にをののきつつ生くる日日をみじめに」 山崎芳彦
歌集『廣島』を読み始めて10回目になるが、『廣島』の短歌作品は、原爆投下による悲惨の中で生き延びることを得た作者たちが、自らの過去の悲惨を語っているだけではなく、あのような惨禍がどのような政治の道筋の中で引き起こされたかをしっかりと認識することを、そのような歴史を再び繰り返すことのないよう訴えているのだと、筆者は読んでいる。そして、詠い、言い残す暇もなく一瞬のうちに殺された十数万の死者の無念をも読まなければならない歌集だと思っている。いま12月14日投票の総選挙戦の最終盤にさしかかっているが、メディアの調査によると、あろうことか現政権与党が議席の三分の二を超すことが予測されるという。現行選挙制度のもとでの議席数が、有権者の総意を反映しないことは明らかだが、この二年間の安倍政権の「政治」を承認し、さらに今後の政権運営、恐らくは許しがたい悪政のための「数の力」を与える結果を考えることは耐え難い。戦争する国への道だからだ。核武装をも危惧する。(2014/12/12 09:44)
中国
人権NGO「ヒューマンライツ・ナウ」 中国の人権派弁護士・浦志強氏らの釈放を求める声明
東京に本拠を置く人権NGOヒューマンライツ・ナウは12月11日、「中国の人権派弁護士・浦志強氏らの釈放を求める声明」を出した。2014年5月、中国の著名な人権派弁護士の浦志強氏ら十数名は、天安門事件から25年となる6月4日を前に、事件の記憶を風化させまいと、北京市内の住宅で内輪の勉強会を開いた。しかし、集会の翌日、浦弁護士を含む集会参加者5人は、騒動を挑発したとして警察に連行された。浦氏を除く4人はその後保釈されたが、浦氏は騒動挑発罪などの罪名で拘束が続いている。(日刊ベリタ編集部)(2014/12/11 13:23)
中東
【衆院選の争点】「この道しかない」のか、「この道はあぶない」のか 池住義憲
今回の衆院解散総選挙、私も「党利党略」解散総選挙だと思っている。「争点隠し」「論点撹乱・混乱」解散総選挙でもある。そうであっても、積極的に受けて立とう。安倍首相が言うように、「この道しかない」のか。それとも、「この道はあぶない」「この道に(の)先はない」のか。(2014/12/11 13:08)
アフリカ
ありがとうケトランジ大使 駐日アルジェリア大使シド・アリ・ケトランジ氏帰国 平田伊都子
駐日アルジェリア大使シド・アリ・ケトランジ氏が、2015年1月16日付けで日本を去られる。 日本大使を9年半以上も務められていたから、もうそろそろかな?と覚悟はしていた、、しかし、アルジェリアの友人や日本アルジェリア協会員の間で大使交代の噂が飛び交い、大使秘書から具体的な退官日程や後任大使の名前を知らされ、、とうとう大使自身の口から帰国を聞かされてくると、だんだん、悲しさがこみ上げてきた。 「セラヴィ(それが人生さ)」と、大使は言うけど、「人生って辛いのね」と、うなだれてしまう。 百万遍のありがとうを籠めて、大使に助けて頂いたSJJA(サハラ・ジャパン・ジャーナリスト・アソシエーション)の小史を綴ってみる。 大使はSJJAのイベント全てに参加された。 まことに、ケトランジ大使のお助けがなかったら、SJJAは存続しなかったかもしれません、、(2014/12/11 12:00)
市民活動・催し情報
【アムネスティ報告会】12月16日 北朝鮮の人権問題の解決に向けて 〜国連決議を受けて、日本が国際社会から期待されている役割〜
北朝鮮では、半世紀以上にもわたって、世界に類をみない人権侵害が行われています。今年2月に、国連の調査委員会が明らかにした人びとの暮らしは、想像を絶するものでした。政治囚強制収容所における強制労働や拷問・虐待、公開処刑、強制堕胎、餓死させられる子どもたち、未だ解決しない拉致問題・・・。調査委員会は北朝鮮の人権侵害を「人道に対する罪」と断じています。11月18日、国連総会第3委員会は、北朝鮮の人道に対する罪を強く非難する決議案を採択し、責任者は法で裁かれなければならないという明確なメッセージを送りました。(アムネスティ日本)(2014/12/09 16:46)
アフリカ
【西サハラ最新情報】 まだ見ぬモロッコ大使殿へ、Merry Christmas & Happy New Year 平田伊都子
駐日モロッコ大使殿、今年もまた、お世話になりました。 まあまあ、影になり日向になり、性懲りもなく意地の悪い妨害行為、ご苦労様でした。 2015年に向けて、心からのクリスマスカード兼年賀状を差し上げます。 信頼すべき筋によると、駐日モロッコ大使館はSJJA(サハラ・ジャパン・ジャーナリスト・アソシエーション)をスパイし、モロッコ本国へ情報を流しているとか、、この最新情報109も当然モニターしているでしょうから、こちらからカードは送りません。 切手代が助かります。(2014/12/09 13:07)
農と食
ラウンドアップ物語 落合栄一郎
GM作物については、日刊ベリタでもしばしば報道されている。たとえば最近のものでは(1)がある。初期のころには、様々な種類のやりかたで、GM作物が作られたが、最近は、主として、ラウンドアップという除草剤に耐性のあるGM作物が作られている。ラウンドアップは、モンサントの特売品であったが、その特許は数年前に切れた。しかし、ラウンドアップが安全で、それに耐性のあるGM作物を植えているかぎり、ラウンドアップをただ撒いておけば、草取りなどの必要もなく、楽であるというので、今では、最も多量に使われている除草剤になっている。(2014/12/08 10:27)
中東
女性が輝く? 戦闘地! イスラム国の捕虜になった? イスラエル軍女性兵士 平田伊都子
2014年11月末にイスラム系のインターネットが、「元イスラエル軍女兵士ジル・ローゼンバーグがコバニ近くの戦闘地でイスラム国に誘拐された」と、伝えました。 ジルは、2014年11月20日に「これから2週間は、インターネットを使うことができない」と、フェースブックで情報発信してから、消息を絶っていました。 2007年ごろに撮ったと思われる、IDFイスラエル国防軍の制服を着て輝く笑顔で銃を構えるジルの写真を見たことがありませんか?(2014/12/07 16:55)
農と食
カナダ・オンタリオ州:ミツバチ保護でネオニコ規制強化
カナダ・オンタリオ州は11月25日、ミツバチ保護を目的としたネオニコチノイド系農薬の使用削減規制を発表した。ネオニコ系農薬で種子処理されたコーンとダイズの播種面積を2017年までに80%減少させ、2013年から2014年に58%あったミツバチ死亡率を、2020年までに15%へ減少させることを目標としている。(有機農業ニュースクリップ)(2014/12/07 15:35)
市民活動・催し情報
■【案内】国際有機農業映画祭2014 12月14日(日)武蔵大学江古田キャンパスで
8回目となる国際有機農業映画祭2014は、会場を武蔵大学に移し、12月14日(日)、テーマを「流れに抗(あらが)う」と して開催される。TPPに象徴される新自由主義経済が、人々の生活を飲み込もうとしている。世界の食の7割以上を支える小規模家族農業が危機に追いやられつつある。こうした流れに抗う5作品を上映。そして、山形で進められている地域丸ごとの「置賜自給圏構想」の、提唱者であり推進者でもある菅野芳秀さんをゲストに、百姓としての生きようを聞く。(2014/12/06 21:41)
橋本勝の21世紀風刺絵日記
232回 争点は日本を戦争する国にしていいのか!?だ
ああ わからない わからない/日本国民よ なんでそんな愚かな選択を/勝たせていいのかアベ自民/あと4年、アベの政権が続いていたらどうなるか/アベの長期政権おそろしい/とんでもないことになると、想像できないのか日本人(2014/12/06 21:30)
科学
【SMC発】トリクロサンの肝臓に対する影響について:海外専門家コメント
セッケンや歯磨き粉などに含まれる殺菌成分「トリクロサン」が、マウスの肝臓腫瘍を悪化させるという研究結果が報告されました。この件に関する海外専門家のコメントです。(サイエンス・メディア・センター)(2014/12/05 23:34)
文化
【核を詠う】(168) 小島恒久歌集『原子野』の原子力詠を読む(2) 「原爆祈念館の奥にひそまる死没者名簿わが名もやがて此処に記されむ」 山崎芳彦
小島恒久さんの歌集『原子野』を前回に続いて読ませていただくが、今回で終る。この歌集は、2005年11月に上梓されたのだが、集中には「原子炉被曝」と題した原発にかかわっての作品5首がおさめられている。長崎の原爆被爆者である作者は、歌集名に示されるように原爆が投下された時の状況を短歌表現し、自らの被爆体験、被爆後遺症の苦難、そして被爆の半世紀後に癌を発症して原爆症認定を受けたことを作品にしている。原爆に被爆し、「生き残ったものの義務として、原爆について詠み継いでいく」という作者は、自らの体験をふまえて、ビキニの死の灰による第五福竜丸の被災、イラク戦争での劣化ウラン弾、そして原発についても詠っている。(2014/12/05 23:02)
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