橋本勝21世紀風刺絵日記
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科学
【SMC発】韓国でMERSの感染が拡大、死者も発生 もともとは中東の風土病「中東呼吸器症候群」
韓国を中心に、中東呼吸器症候群(MERS)の2次感染、3次感染が広がっています。韓国の報道によると、3日の時点で感染者は死者2人を含む計30人に上り、隔離対象者が1300人超えたとのことです。米英の研究者らは、6月3日付けのThe Lancetで現状と感染制御について解説しています。その概要についてお送りします。(サイエンス・メディア・センター)(2015/06/04 00:01)
農と食
バター不足、背後に日本酪農の空洞化 国際需給見通しも楽観許さず
国産バターの品薄が続き、農水省は5月27日にはバター1万トンの追加輸入を発表しました。乳製品は値上がりし、学校給食費値上げにまでつながる事態になっています。その背景には、生乳の低価格と自由貿易協定による酪農の先行き不安です。酪農家戸数も生乳生産量も減り続けているのです。国際需給も新興国の需要拡大などを受け、中長期的には価格上昇が予測されています。専門家の間では「買いたくても飼えない状況が出てくる」という指摘が出ています。(大野和興)(2015/06/03 14:03)
アフリカ
【西サハラ最新情報】沖縄・ラストコロニー・ワシントン 平田伊都子
2012年6月1日、アメリカ下院が<アメリカ超党派議員友好連盟>を再承認しました。 西サハラ難民政府ワシントン代表ベイサットが昨年11月から奔走していた、懸案事項が実りました。 ベイサットは2011年5月に来日し、被災地石巻の避難民の方々と連帯の絆を結びました。 そして今、西サハラに連帯の手を差し伸べる<沖縄連帯の集い>に対して、メッセージを送ってきました。 以下、そのメッセージを西サハラ最新情報と共に紹介します。(2015/06/03 11:45)
脱グローバリゼーション
迷走気味のTPP交渉 漂流へあと一息
TPP(環太平洋経済連携協定)をめぐる交渉が迷走気味だ。グァムで開かれていた交渉参加12カ国の首席交渉官会議は5月27日に12日間という長丁場の会議を終えたが、その後の日程は空白のままだ。当初のシナリオでは引き続いて閣僚会議を開き、政治的決着を図るはずだったが、開催は延期されたままだ。迷走の直接的要因は、大統領に通商の一括交渉権を与えるTPA法案の米議会での成立のめどが見通せないからだ。TPA法がない場合、米国政府が交渉で合意しても、米議会で覆される可能性があることから、交渉参加国は米国との合意には応じない姿勢を見せており、交渉は足踏み状態が続くことになる。TPP阻止の運動にとっては、あと一息で交渉を漂流させる可能性が出てきたことでもある。(大野和興)(2015/06/02 20:29)
ITフロント
【山下茂のういんど〜ず注意報】隠し場所
ドライブといえばクルマの運転ですよね。ドライブ・インとかドライブ・マップ、最近ではドライブ・レコーダーとか。ハンドルをくるくる回すからドライブというのだと思っていました。車の運転手はドライバーですから、ねじ回しからの着想でしょうか。それにバレーボールや卓球の回転をかけたドライブ・サーブとか、野球でも打球にドライブがかかっているとか言うし。ゴルフはドライバーで打つと球に回転がかかって遠くに飛ぶのでしょうか?(2015/06/02 11:56)
みる・よむ・きく
カミユ原作の映画「涙するまで、生きる」 〜アルジェリアとフランス、日本とコリア〜
渋谷のイメージフォーラムにて「涙するまで、生きる」を見た。原作はアルベール・カミユの短編集「追放と王国」収録の短編「客」。舞台はアルジェリア独立闘争が始まった1954年のアルジェリアの山村。独立軍とフランス軍のはざまに立たされたフランス系(もともとはスペイン系だが)の男とアラブ系の男の旅。二人は国と国の確執を越えることができるか。なるほど、今の時代に生かせる物語。上映後、上智大学イスラーム研究センター所長の私市正年教授と研究者の中村遥さんがステージで解説してくれた。アルジェリアは1830年から1962年まで約132年間、フランスの植民地だった。日本が朝鮮を植民した期間が1910年から1945年だから、その4倍の期間に渡る。(2015/06/01 22:32)
反戦・平和
志位委員長の理路整然たる弁舌に感銘 池田龍夫
5月28日衆院特別委員会で、安倍晋三首相は志位和夫共産党委員長の質問に対し、「『戦争法案』という批判は全く根拠のない、無責任かつ典型的なレッテル張りであり、恥ずかしい」と述べた。これに対し、志位氏は「恥ずかしいのは『戦争法案』の正体を隠し続ける首相の無責任で不誠実な姿勢である」と反論した。志位氏の質問は、個別具体的なケースを提示して、特別委員会室は緊迫。与党委員もヤジを飛ばさず聞き入るほど、理を尽くした質問だった。(2015/06/01 10:49)
農と食
昆虫食の普及戦略 食味が良く多様であることを知らせるべきと英研究チーム
国連は欧米のタンパク質摂取源を昆虫に転換する試みを行っているが、これまでの戦略では食習慣を転換させるまでには至っていない。イギリスの研究チームは、昆虫食を普及させるには環境負荷や栄養面での利点よりも、食材としての価値に重点を置くべきだとする論文を発表した。(サイエンス・メディア・センター)(2015/05/31 16:31)
みる・よむ・きく
160年前からアメリカに占領さていた沖縄 70年の現代史を問う映画『沖縄 うりずんの雨』 笠原眞弓
ちょうど沖縄が「うりずん」の季節だというころ、ジャン・ユンカーマン監督の映画「沖縄 うりずんの雨」を観た。冬が終わって大地が潤い芽吹き始めるころを、沖縄ではうりずんというそうだ。(2015/05/31 15:34)
文化
【核を詠う】(185) 福島の歌人グループの歌誌『翔』から原子力詠を読む(1) 「庭の土入れ替へなりて除染といふ 入れ替へ叶はぬ心は如何に」 山崎芳彦
今回から、福島の歌人グループ「翔の会」の季刊歌誌『翔』(編集・発行人 波汐國芳)の第47号(平成26年4月20日発行)〜第51号(同27年4月26日発行)の原子力詠を読み、記録させていただく。歌誌『翔』については、この連載の144回から148回まで、第35号(平成23年4月24日発行)〜第46号(同26年2月1日発行)迄の作品を読ませていただいたが、その後現在までに発行された号の作品を読み継ぐことになる。「翔の会」に参加している歌人14氏が福島の地で詠みつづけている短歌作品を継続して読むことができるのは、波汐さんはじめ会員方々のおかげであり、深く感謝するとともに、この連載の趣旨のために「原子力詠」にかぎっての抄出となり、記録できないすぐれた作品が少なくないことが、いつものことだが心残りとなる。お許しを願うしかない。もちろん、筆者はすべての作品を感銘深く読ませていただいている。(2015/05/31 14:30)
沖縄/日米安保/米軍再編
元国防長官ロバート・ゲイツ氏、イラクへの地上部隊の再投入を訴える
米紙ワシントンタイムズに元国防長官のロバート・ゲイツ氏がオバマ政権のイラク戦争のこれまでの戦略を批判している。ゲイツ氏が何よりも訴えているのは地上部隊の再投入である。(2015/05/30 15:42)
沖縄/日米安保/米軍再編
2013年秋にペンタゴンの高官が韓国の記者に対して、日本の解釈改憲を支援する旨、伝えていた
2013年11月21日付けで韓国の経済誌「ビジネス・コリア」(Business Korea)に、ペンタゴンの高官が韓国の記者に対して、日本の解釈改憲を支援する旨、同年11月18日に伝えていたという記事が出ていた。「米政府は日本が北東アジアにおいて本来の役割を取り戻し、平和と安全を維持することに貢献することをよし、とする」とその高官は話した。「日本がこれまでの遅滞を解釈改憲で乗り越えられるだろうと考えている。その過程において日本政府がいかなる決断をしようとも、日本を主権国家として米国は尊重する」(2015/05/30 15:15)
欧州
国民戦線党首マリーヌ・ルペンがなぜ今、エジプトへ?
国民戦線党首マリーヌ・ルペンがエジプトを訪問したことがフランスメディアの話題となっている。「ジューヌ・アフリク」(若いアフリカ)誌の記事によると、マリーヌの狙いはスンニ派のアラブ世界で影響力が大きなエジプトの宗教指導者Al-Azhar師 〜 国民戦線(Front National)を反イスラムであると批判している 〜に会って、その見方を修正してもらうことにあったようだ。国民戦線は反イスラムではなく、反テロリズムであるというのがマリーヌの言い分だったらしい。これは2013年にマリーヌが「国民戦線を極右と呼んだら訴える」と声明を出したことと通底する一連の行動であり、間違いなく2017年の大統領選を視野に入れている。(2015/05/30 14:29)
遺伝子組み換え/クローン食品
「遺伝子組み換え作物の圃場試験要請は取り上げないで」 日本消費者連盟ら58団体が北海道知事に申し入れ
北海道で今年4月、「北海道農業者の会」を名乗るグループが北海道立総合研究機構に遺伝子組み換え(GM)作物の圃場試験実施を要請する文書を提出した(本誌既報)件に関し、特定非営利活動法人日本消費者連盟と市民団体「遺伝子組み換え食品いらない!キャンペーン」は29日、58団体の賛同署名を添えて、高橋北海道知事と道立総合研究機構長に対し、同要請を取り上げないよう文書で申し入れた。「申し入れ」は、もし道内でGM作物の圃場試験が行われるようなことがあれば、北海道産の作物の安全性に対する懸念が生まれ、北海道農民がもっとも被害を受けると指摘、総合研究機構には今後の対応方針を質問している。この申し入れに対する賛同団体は生協や市民グループ、環境や社会問題に取り組むNGO、農民団体など幅広い分野にわたっている。(大野和興)(2015/05/30 00:01)
科学
【SMC発】現生人類の出アフリカ経路、「北ルート」が有力か
イギリスのサンガーセンターやケンブリッジ大学のチームは、現在エジプトとエチオピアに住んでいる人のゲノムを分析し、ヨーロッパやアジアなどの非アフリカ人と比較。約6万年前に現生人類がアフリカから拡散したルートは、シナイ半島経由(北ルート)だった可能性が高いとの成果を発表しました。これまでは、北ルートの他、エチオピアからバブ・エル・マンデブ海峡を渡ってアラビア半島に到達したとする「南ルート」説も提唱されていました。論文は29日、The American Journal of Human Geneticsに掲載されました。この研究に対する専門家コメントをお届けします。(サイエンス・メディア・センター)(2015/05/29 14:12)
人権/反差別/司法
「人種等を理由とする差別の撤廃のための施策の推進に関する法律(案)」に対しヒューマンライツ・ナウが声明
民主党.社民党および無所属の議員が「人種等を理由とする差別の撤廃のための施策の推進に関する法律(案)」を5月22日に(以下「法案」という)を参議院に提出した。戦争法制などの審議に隠されて話題になっていないが、国際人権NGOヒューマンライツ・ナウは日本における人種差別撤廃の第一歩として歓迎の声明を発表した。同時に、法案では何を持って差別と見なすか、「差別]の定義が曖昧であったり、具体的な人権侵害の救済については、法案の規定では十分とはいえない面があることを指摘、救済機関として、政府から独立した国内人権機関の設置を速やかに検討すべきでなどいくつかの改正点を提案している。(大野和興)(2015/05/29 13:55)
中東
イラクのラマディーは誰の物? ラマディー住民を追い出す根拠は? 真犯人は? 平田伊都子
「イラクのラマディ奪還作戦にISが激しく抵抗」とは、NHKが5月28日4時19分に流したニュースのキャッチフレーズです。 BBCをはじめ欧米メデイアのラマディー特集はもう終わっています。 日本メデイアは欧米の貰いニュースで済ませるから、どうしても「三日おくれの〜〜」になってしまいます。 そして、「過激派組織ISとシーア派民兵の援助を受けたイラク政府軍のラマディーを巡る争奪戦、裏で糸引くアメリカとイラン」と、欧米メデイアがくくると、日本メデイアも安心して一応、区切りをつけてしまいます。ラマディーの人々はどうなってるのさ?! (2015/05/28 19:42)
科学
【SMC発】医学:アルツハイマー病、脳内の鉄と関連
オーストラリアの研究者らは、脳内における鉄を貯蔵するタンパク質(フェリチン)の濃度上昇が、アルツハイマー病などの認知症と関連していると報告。(2015/05/28 14:09)
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