橋本勝21世紀風刺絵日記
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東日本大震災
みやぎ県民センター ニュースレター39号(2015年12月11日発行)
宮城県ではまだ5,700世帯の被災者が今後の住宅再建の方針を決められないでいます(県5月データ)。仮設住宅の入居期限が迫るなかで、それら世帯の被災者は今後の住まいをどうすればよいのか、困難に直面しているのです。(2015/12/29 22:37)
遺伝子組み換え/クローン食品
遺伝子組み換え(GM)、今年の動き 脱GMがEU、アジアで広がるも日本はカヤの外
この1年、お読みいただきありがとうございました。有機農業ニュースクリップも10年目に入りました。タイムリーな記事をと思いながら、なかなか思うようにできない1年でした。今年のGMをめぐる動きを整理してみました。(有機農業ニュースクリップ)(2015/12/29 21:34)
国際
ND米紙ウィークリーニュース第64号(December 22, 2015)〜ND(新外交イニシアティブ)注目の外交・安全保障関連ニュース
●目次●/米国 一部の在沖米軍基地の返還を早める(WP 12/4)/米有志連合 シリア政府軍用基地への攻撃を否定(WSJ 12/8)/米国 南シナ海での軍事プレセンス拡大へ(FT 12/9)/クリミア危機 9115人が死亡(NYT 12/10)/金正恩第1書記 水爆開発を示唆(FT 12/10)/日印両政府 インド高速鉄道計画で合意間近(FT 12/11)/(2015/12/29 20:18)
コラム
私なりの今年のベスト「読書」編 熊沢誠(甲南大学名誉教授・労使関係論)
私なりの今年のベスト。まず「読書」のうち専門・一般書。表記なければ今年の刊行である。現代日本の「空気」としての「反知性主義」の特徴は近代史・現代史への無知と判断停止だ。それに対抗すべく、私の読書の関心は狭義の労働問題から歴史、思想史、評伝などに向いつつある。この分野で「おもしろく」、示唆と感銘を受けた今年の収穫として──(2015/12/27 01:01)
核・原子力
【たんぽぽ舎発】新聞各紙は「日印原子力協力協定」を何と報じたか 山崎久隆
12月12日ナレンドラ・モディ首相と安倍晋三首相との日印首脳会談において、原子力協力協定を結ぶことで原則合意した。NPT核拡散防止条約に未加盟のインドとの協定締結は核兵器廃絶と真っ向から対立する行為である。内外からの批判の声が上がっていたにもかかわらず協定締結を決めた日本は、南アジアの状況を更に悪化させる。安倍首相は「核実験が行われた場合、協力を停止する」との約束が抑止の担保になるのだという。しかしこれでは、核実験までは協力を止めることはないと保障したに等しい。(2015/12/26 21:38)
脱グローバリゼーション
TPPはこの列島の“農業の形”を破壊する 大野和興
TPP(環太平洋経済戦略協定)閣僚会議は、10月5日、「TPP交渉は大筋合意に達した」と発表した。日本政府はこの「大筋合意」の推進役を果たしたと日本のマスメディアは伝えている。11月5日に安倍内閣は大筋合意の概要」なる日本語訳の文書を公表した。しかし、それは膨大な交渉内容のわずかでしかなく、全容は市民に隠されたままだ。だが、政府はこれのよってTPP交渉の内容を情報公開したとしている。TPP参加12カ国は国内でこの「合意」を受け入れ、TPPが発効するのかどうか、そうだとしても最終的にどのような条約が整うのか、今後の手順がどのように運ぶのか、何もわからないのが現段階だが、日本ではすでに条約が成立したかのような空気が安倍内閣によって作られ、マスメディアも同調して、論議はTPP発効後の「対策」に移っている。TPPの既成事実化が進行しているのである。(2015/12/26 21:24)
人権/反差別/司法
死刑の廃止と裁判員裁判 根本行雄
2015年5月27日、アメリカの中西部ネブラスカ州で、死刑廃止法が成立した。世界は死刑廃止に向かって進んでいる。しかし、12月18日、岩城光英法相は、2009年に川崎市で3人を刺殺して殺人罪に問われ、裁判員裁判で死刑を言い渡された津田寿美年(すみとし)死刑囚(63)の死刑を執行したと発表した。2009年に始まった裁判員裁判で死刑を言い渡された死刑囚の執行は初めてである。日本は時代の流れに逆行している。(2015/12/26 12:54)
アフリカ
アルジェリア独立のリーダーの一人、Hocine Ait Ahmed 氏が亡くなる
アルジェリア独立のリーダーの一人、Hocine Ait Ahmed氏がスイスのローザンヌの病院で亡くなった。89歳だった。Hocine Ait Ahmed氏は1954年11月1日にフランスに対して、独立戦争を起こしたアルジェリア民族解放戦線(FLN)のリーダーの一人だった。(2015/12/25 23:51)
文化
ホーネッカー・ジョーク
密告や監視が日常的に行われる世界を好む人々はいるのでしょうか。独裁国家は言論の自由が奪われた世界です。独裁国家では人々は抑圧されるために、政治指導者を風刺するジョークがたくさん作られるます。ベルリンの壁が崩壊する前の東ドイツにもホーネッカー・ジョークと呼ばれるものがありました。(2015/12/25 21:50)
アフリカ
【西サハラ最新情報】難民だって民主主義 平田伊都子
見ました、聞きました、撮りました、西サハラ難民キャンプの大洪水の爪痕は酷いものでした! 10月17日から10日間振り続いた大雨は、難民自家製の泥小屋を溶かし流して砂漠にしてしまいました。 外国人レセプションセンターも崩壊したので、200人の訪問者は数人に分けられ、受け入れてくれる家族のもとに案内されました。 我々には、廃物になっていたつぎあての古いテントが用意されていました。 我々客人は、8人の家族をユニセフ(国連児童基金)がくれた小さいテントに追いやったことになります。 三度の食事はその家でお世話になりました。 以下に、第14回西サハラ民族大会見聞記を記します。 大会が開催された約3キロ四方のダハラ難民キャンプには、約6万の難民が住んでいます(2015/12/25 17:25)
核・原子力
反原発市民団体たんぽぽ舎 福井地裁の再稼働を認める決定(差止仮処分の取り消し)に抗議
反原発市民団体たんぽぽ舎は24日の福井地裁による関西電力高浜原発3、4号機再稼働を認める決定(差止仮処分の取り消し)に対する抗議声明を出した。この決定で2基は法的に再稼働が可能な状態になった。(大野和興)(2015/12/24 22:44)
中東
アムネスティ、ロシアのシリア空爆は国際人道法違反と告発
国際人権団体アムネスティはロシアのシリアに対する空爆で市民が大勢犠牲になっているとの調査結果を12月23日に発表した。報告書は、住宅が密集する住宅街の爆撃に、国際的に禁止されているクラスター爆弾や無誘導爆弾を使用した痕跡もあるとしている。アムネスティは調査をもとに、ロシアのシリア空爆は国際人道法違反であると警告している。(大野和興)(2015/12/24 22:20)
橋本勝の21世紀風刺絵日記
253回 ロボットが兵役拒否!?
近年、ロボットの進化は目覚しい/初期の単純な作業をくりかえす機械ロボットから、/清掃、家事などをするロボット、介護ロボット/人間の行けない水中深く、また汚染した原発内での作業など/ロボットは人間社会に欠かせないものとなっている(2015/12/24 22:08)
文化
【核を詠う】(200)『朝日歌壇2014』から原子力詠を読む(1) 「原発の輸出を約し握手する総理テレビに笑みを浮かべて」 山崎芳彦
今回から『朝日歌壇2014』(朝日新聞出版、2015年4月30日刊)から原子力詠を読む。同書は、朝日新聞が毎週月曜日に掲載している「朝日歌壇」の入選作品を収録しており、今回読むのは2014年1月〜12月の作品であり、筆者の読みによる原子力詠を抄出させていただく。馬場あき子、佐佐木幸綱、高野公彦、永田和宏各氏が選者であり、各回4氏がそれぞれ10首を選んでいるが、共選の作品もある。投稿作品は膨大な数に上る中からの入選作品であり、したがって入選作以外に様々な優れた、貴重な作品群があるに違いないと思いながら、特に筆者は原子力詠として読んだ作品のみを抄出させていただくので、選ばれなかった作品についていろいろなことを想像することもある。また、入選作品をすべて読みながら、心に深く残り、感動させられる作品に出会いながら、別途、ノートに記録してもいる。やはり、新聞歌壇ならではの社会詠、とりわけ戦争と平和、人権、格差社会の中での生活などを短歌表現している作品に注目する。(2015/12/22 16:04)
人権/反差別/司法
最高裁、夫婦同姓に合憲判断の時代錯誤 根本行雄
2015年12月16日、最高裁大法廷は、夫婦同姓は合憲であるとし、女性にだけ再婚禁止期間を設けることを違憲であるとする判決を出した。百年以上も家族の形を縛り続けてきた民法の規定に対する憲法判断が示されたものだが、男女雇用機会均等法の変遷と男女共同参画社会基本法の成立とをみると、今回の最高裁の判断は時代錯誤であると言えよう。(2015/12/22 14:35)
アジア
シーシュポスと沖縄の基地
沖縄の基地問題は敗戦から70年間、ずっと続いている。沖縄が米国から返還された後も、未だに基地問題は解決していない。そればかりか、新たな基地の建設も始まろうとしており、ますます難しい政治的問題になっている。いや、もはや政治を超えて不条理な事態になっている。沖縄の人々はシーシュポスの神話のように、未来永劫その軛から逃れることができない運命なのだろうか。沖縄について、こんな小話を聞いた。(2015/12/21 16:00)
みる・よむ・きく
田邊貞之助著「ふらんすの故事と諺」
仏文学者、田邊貞之助著「ふらんすの故事と諺」は1959年(昭和34年)の出版である。今から56年も昔の諺の本が今日、どのような価値を持っているのだろうか?一読して感じたことは少なからず、今日ではあまりインパクトがなくなってきていることだ。「Argent comptant porte medecine = 現金は薬をもたらす」という諺もその1つで、「金の威力をたたえた諺」と解説されている。けれども、今日、そんなことは言わずもがな、と思える。逆に昭和34年、つまり1960年の安保闘争の1年前は金の威力の諺に「なるほどな〜そうかもな〜」と思う日本人がまだたくさんいた、ということなのだろうか。金の力は今よりも一般通念になっていなかったということだろうか。(2015/12/20 17:36)
国際
ND米紙ウィークリーニュース第63号(December 10, 2015) 〜ND(新外交イニシアティブ)注目の外交・安全保障関連ニュース
●目次●/フィリピン戦闘機所有 10年ぶり(WSJ 11/28)/太陽光発電の枠組み発足 印・仏主導で規模1兆ドル(FT 11/30)/FT社説: ASEANは自信を持ち自己強化すべし(FT 11/30)/日本海沿岸で腐敗死体を載せた謎のボートの正体を突き止める(LAT 12/1)/中国 石炭火力発電所の改良を計画(12/3 NYT)/トルコのロシア機撃墜 両国の対立深まる(NYT12/4)/(2015/12/20 09:34)
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