橋本勝21世紀風刺絵日記
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社会
大学とファシズム 滝川事件の波紋
昭和8年に起きた滝川事件は戦前戦中の学問弾圧の象徴的事件として知られています。京都大学法学部の滝川幸辰(ゆきとき)氏のテキスト「刑法講義」と「刑法読本」が反国家主義的と言うことで発禁処分とされ、さらに当時の文部大臣だった鳩山一郎氏は滝川教授の罷免を京都大学に要求しました。しかし、京都大学の教授会が反対し、結局滝川教授は休職処分に落ち着きます。このとき、京大法学部の全教授が国に抗議して辞表を提出、さらに助教授、講師、助手もならい、39人が辞表を出しました。しかし、中公文庫「ファシズムへの道」(大内力著)によると、最終的に辞職が受理されたのは先鋭的な国家と対峙していた教授ら数名で、その他の教授らは大学にとどまることになりました。(2016/04/06 23:46)
コラム
白いカレー 木村結
おふくろの味はかつて「肉じゃが」だったが、カレーライスにその座を譲って久しいという。1981年11月には、全国一斉に同じメニューの給食を食べるという計画が参議院文教委員会で審議され、学校給食の重要性を認識させるために翌年の1月22日に全国の小中学校で同じ献立の料理を食べ、父母や家族もできるだけ同じものを食べようという、意味不明のことが計画された。提案した議員はアメリカで同様の習慣があると主張している。しかし、その計画はあまり支持されず、従った学校はそれほど多くはなかったようだ。今なら、強制的に行われ、従わなかった学校にはペナルティが課せられるのではないかと思うとぞっとする話だ。(2016/04/06 02:07)
みる・よむ・きく
呉善花著「韓国併合への道 完全版」
日本の植民地政策を書いた本を何冊か続けて読む中で、呉善花著「韓国併合への道 完全版」を手にすることになりました。この本にはそれまでに読んだ歴史観とは違ったテイストがありました。趙景達氏の「近代朝鮮と日本」の場合は全編、一貫した厳しい日本の植民地政策に対する批判的な視点に貫かれていますが、呉善花氏の本書の場合は日本批判だけではなく、結果的に植民地支配を招いてしまった朝鮮の為政者の問題点を描くことと、日本の植民地政策が結果的に残した成果を描いていること、この2点にあります。(2016/04/06 00:35)
社会
女性の首を締め上げる警官 差別とレイシズムに反対する市民を敵視
民族差別をあおり、「殺せ!」などと大音声を上げてデモをする在特会(在日特権を許さない市民の会)系統の団体のヘイトスピーチやデモ行動に対する警察の規制の在り方が問題となっている。差別とレイシズムを撒き散らす彼らの行動に反対する市民に対する暴力的規制が目立つからだ。警察はヘイトデモを守り、味方している、という声が高まっている。(大野和興)(2016/04/05 23:51)
医療/健康
【SMC発】イギリスの大手製薬、途上国に安い特許料を設定 専門家は歓迎
英国の大手製薬メーカー、グラクソスミスクライン(GlaxoSmithKline:GSK)は、所得の低い途上国では、同じ医薬品を先進国よりも大幅に安い特許料で販売していますが、3月31日に対象となる医薬品枠を広げると発表した。TPPで米国製薬資本が特許保護期間の延長を図り、利益の拡大を狙っているのとは逆の対応と、専門家は歓迎している。(2016/04/05 22:22)
みる・よむ・きく
広瀬隆著『クラウゼヴィッツの暗号文』を読む 根本行雄
安倍自民党政権の暴走が続いている。アベノミクスという彼の経済政策は失敗しているが、まだ、それが明々白々とはなっていないので、依然として暴走を続けている。広瀬隆は、『東京に原発を!』(集英社文庫)、『眠れない話』(新潮文庫)など、反原発関連の著書でよく知られているノンフィクション作家である。彼には、『クラウゼヴィッツの暗号文』(新潮文庫)というユニークな反戦平和論の著書がある。戦争とアベノミクスとの関連について考えてみたい。(2016/04/05 17:43)
みる・よむ・きく
なぜ、映画「無音の叫び声」を創ったのか 記録映画監督 原村政樹
このドキュメンタリー映画の制作を思い立ってから5年、そして、2013年2月、撮影を開始して3年、今年(2015年4月)、ようやく長編ドキュメンタリー映画「無音の叫び声」を完成させることができた。紆余曲折、様々な壁に直面しながらも、途中で断念することなく、作品として世に出せるまでになったことで、今までの6本の長編ドキュメンタリ映画の完成時に比べものにならない程、苦労が報われたとの深い想いが去来している。(『季刊変革のアソシエ22号』より転載)(2016/04/04 18:01)
文化
【核を詠う】(番外篇・憲法詠) 「九条歌人の会」の「歌集 憲法を詠む・第八集」を読む(1) 「九条破壊・軍国を企む政治なり花も声あげよ日本の四月」 山崎芳彦
前回から期間が空いてしまったが、今回から番外篇として憲法にかかわって詠われた短歌作品を読んでいきたい。「憲法九条を守る歌人の会」(略称「九条歌人の会」事務局電話03−6902−0802)編の『歌集 憲法を詠む・第八集』(2015年11月5日発行)は、同会の呼びかけ人の作品(27人の各1首)、2014年応募作品(158人の各1首)、さらに「抄出作品」(歌人10氏が故人10氏の作品を抄出し掲載、川柳10句を含め100作品)で構成された合同歌集である。「『平和な未来を守るために、日本国憲法を守るという一点』で、戦前の轍を踏むことなく思想、信条、創作方法の違いを超えて手をつなぐことが、いまある創造の自由を守ることにも繋がることであると考えます。/短歌にたずさわる者にふさわしく『憲法九条』を守る心を創意をこらした幅広い工夫で表現し、平和を願う国民の、大きな流れになるよう力を尽くしましょう」(2005年に発表の「九条歌人の会」アピールより)とする明確な意思をもって多くの短歌人が詠む作品によって編まれた歌集は貴重であろう。同歌集の作品を読んでいきたい。(2016/04/04 14:46)
文化
音楽にかける青春 シチリアの音楽家、ジオリ(Gioli) クラブミュージックとクラシックの融合を目指す19歳 最初のアルバム‘Mechanical Heart’の発売は来月
イタリアのシチリア島の都市パレルモ。ここでクラブのテクノミュージックとクラシックを融合して新しい音楽を作っている19歳の女性がいます。バンドの名前はジオリ(Gioli)。19歳のジョルジア・リパリ(Giorgia Lipari)さんとマネージャー&アート・ディレクターのアッシア・ナニア(Assia Nania)さんで作り上げたグループです。リパリさんはシンセサイザーを駆使しながら、大胆不敵に新しい挑戦を続け、クラブでの演奏は盛況の人気音楽家です。初アルバムの発売も目前で、アルバム販売に合わせた世界ツアーにこれから船出します。そんな前途洋々のジョルジア・リパリさんにインタビューを行いました。(2016/04/04 03:23)
市民活動・催し情報
「憲法映画祭2016」
この5月1日、第69回目の重要な憲法記念の日を前に、私たちはこれまで続けてきた「憲法を考える映画の会」で上映した作品の中から、まさに「い ま、日本国憲法から考える」映画を選んで、憲法映画祭という形で「拡大憲法を考える映画の会」を開くことを計画しました。いままで24回、上映した31本の作品の中から3本の映画を選びました。映画 日本国憲法』『ありふれたファシズム 野獣たちのバラード』『ショック・ドクトリン 惨事便乗型資本主義の正体を暴く』(2016/04/04 00:04)
コラム
済州4・3慰霊祭 伊地知紀子(大阪市立大学教授)
2016年4月3日、済州4・3平和公園での式典に参加したアボジ(父)とトンセン(末息子)の写真を、高誠晩くんが送ってくれました。「アボジは、4・3(済州島4・3事件)で父を目の前で討伐隊に殺され、兄は村の青年たちと集められ討伐隊に射殺されたのでした。姉は、討伐隊の銃が足を貫通し、その傷のため幼い娘を残して亡くなりました。17歳だったアボジは村の山手の洞窟に隠れてくらし、その後生きるために海兵隊へ入ったのでした。」(2016/04/03 21:22)
中東
アサド軍が停戦破り空爆 シリア反体制側蜂起の穏健派市民33人死亡
仏外相スポークスマンは4月1日、シリアのアサド(Bachar el-Assad)軍がシリアのダマスカス東部のシリア反体制側蜂起側陣営の町デイル・アル・アサフィル(Deir al-Assafir)地区に行った空爆(3月31日)は意識的に市民を狙ったもので、33人以上が死亡したことは明らかであり、これは停戦が破られ国際社会の政治的解決への努力が崩された証拠だと批判した。死亡した33人の中の12人が子供であったとシリア人権監視団体(OSDH)で言っている。(パリ=飛田正夫2016/04/03 7:43 日本標準時)(2016/04/03 14:47)
沖縄/日米安保/米軍再編
話題よぶ琉球新報社説:「日米首脳会談 外交の名に値しない」
琉球新報4月2日の社説が話題を呼んでいる。安倍晋三首相が3月31日午後(日本時間4月1日)、オバマ米大統領とワシントンで会談したことに関する社説だ。社説のタイトルは「日米首脳会談 外交の名に値しない」という厳しいもの。「一体何をしに行ったのか。言うべきを言わず、伝えるべきを伝えないのでは外交の名に値しない」で始まる。(大野和興)(2016/04/03 14:39)
みる・よむ・きく
趙景達著「近代朝鮮と日本」
趙景達著「近代朝鮮と日本」では韓国併合まで、日本軍が朝鮮半島とどう関わってきたかが検証されています。江戸から明治に代わり、日本は近代化を急ピッチで行いました。欧米列強に強いられた不平等条約を改正することを目指していた半面、隣国・朝鮮に対しては逆に武力をつきつけて不平等条約を締結します。日本が欧米列強からこうされたくないと思っていたことを逆に隣国の朝鮮に対して行って行くのです。本書を読むと、そのプロセスがよく理解できます。1910年に突然、日本が韓国を併合したわけではもちろんなく、明治以後、こつこつこつこつと隣国支配のために関与を深めていきます。本書によれば、大まかな流れの要素として以下のようなものがあります。(2016/04/03 01:00)
国際
ND米紙ウィークリーニュース第76号(March 28, 2016)
●目次●/ミャンマーの文民大統領 半世紀ぶりに誕生(NYT 3/16)/米政府、中国の核燃料再処理政策に懸念(WSJ 3/18)/ケリー米国務長官「ISの行為はジェノサイド」(NYT 3/18)/キューバ政府が反体制派を取締り 米大統領到着前に(NYT 3/20)/EU離脱問題 英・保守党内で緊張が高まる(NYT 3/21)/(2016/04/02 10:26)
東日本大震災
福島県郡山市で「2016原発のない福島を! 県民大集会」開催
東日本大震災をきっかけとする東京電力福島第一原発事故から5年が経過した。しかし、今なお放射能汚染の影響で多くの福島県民が避難生活を強いられ、故郷への帰還がままならない状況が続いている。また、福島第一原発の廃炉に向けた作業は、様々なトラブルが相次いで発生しており、ロードマップに基づいた作業が工程どおりに進んでいるとは言えない状況だ。このような中、福島県郡山市の開成山陸上競技場で3月12日、「2016原発のない福島を!県民大集会」が開催され、福島県内外そして海外から約6,000人(主催者発表)の参加者が集まった。(館山守)(2016/04/02 10:23)
コラム
乙武氏の報道に思う 新憲法で「姦通罪」復活の可能性<美しい日本の美しい家庭を守る国民運動として>
乙武氏の不倫騒ぎは自民党批判の見地から行われている印象がありますが、僕はある危惧を感じています。1つはこの間のベッキーに対するバッシングもそうでしたが、不倫という極めて私生活の領域が公の場で取り沙汰されて、個人のモラルが批判にさらされていることです。今年憲法がもし自民党案で改正されると、家族の絆を重視することが憲法で義務づけられます。家庭を家族でお互い助け合って維持していくことが国民に課せられる義務となります。そこでは不倫など許されるはずがありません。(2016/04/01 22:23)
核・原子力
【タンポポ舎発】核不拡散並びに核事故リスクの低減のためには処理事業の中止が唯一の方法である 山崎久隆
1993年1月5日、正月休みあけの茨城県東海村に1隻の船が着いた。「あかつき丸」船体は4800トンの核燃料輸送船だが、その船を取り囲む海上保安庁巡視船など70隻余り、空には報道を含む20機のヘリが飛び交う、騒然とした中をゆっくりと東海第二原発の専用港に着岸した。北側の那珂川河口を中心に市民団体の抗議行動が続く中、プルトニウムを入れたコンテナが降ろされ、そのまま旧動燃の施設「プルトニウム燃料第3開発室」に送られた(2016/04/01 15:09)
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