橋本勝21世紀風刺絵日記
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コラム
「大阪市廃止」の住民投票、最新世論調査で賛否逆転。 澤藤統一郎(さわふじとういちろう):弁護士
11月1日、来週の日曜日に、いわゆる「大阪都構想」の賛否を問う大阪市の住民投票が行われる。もっとも、この投票で「大阪都」が生まれるわけではなく、府民の意見が聞かれているわけでもない。大阪市選挙管理委員会による正式な名称は、「大阪市廃止・特別区設置住民投票」である。もちろん、ここには「大阪都構想」の文字はない。問われているのは「大阪市を廃止し、4つの特別区に再編する」ことの是非である。この住民投票が注目されているのは、もっぱら維新の政治的影響力のバロメータとしてである。(2020/10/28 23:22)
国際
【西サハラ最新情報】 ナイジェリア国連代表部5人がコロナ感染 平田伊都子
2020年10月27日の国連定例記者会見で、ナイジェリア国連代表部5人の新型コロナウィルス感染が、明らかになりました。 この日の国連総会は中止、国連安保理はビデオ会議、そして、国連ビルでコロナ追跡が始まりました。 国連業務が復旧するには、数日かかると国連事務総長報道官は言っています。 が、国連関係者のコロナ感染を他人事としてケロッと伝える報道官を見て、国連が何もしないことへの言い訳に、国連コロナ汚染を利用しようとしているのでは?、、と、疑ってしまいました。2020年10月31日で、ミヌルソMINURSO(国連西サハラ人民投票監視団)の一年任期が切れます。 2019年11月から1年間、ミヌルソMINURSO(国連西サハラ人民投票監視団)は何をしたのでしょうか? グテーレス国連事務総長は、何をしたのでしょうか? 何もしなかったのです。 10月最後の週に西サハラ紛争が討議されることになっていましたが、、(2020/10/28 18:33)
文化
【核を詠う】(315)『火幻四十周年記念合同歌集・火幻の光』の原子力詠を読む(2)「驕りたる核権力に媚びる輩正しき怒り持ちて許さじ」 山崎芳彦
前回に引き続き『火幻四十周年記念合同歌集』から原子力詠を読むが、原爆投下による悲惨を身を以て体験し苦難きわまる生活を強いられた広島の歌人の作品は、再びの核戦争を世界のどこであっても起こしてはならないと願い、そのために詠い、たたかう決意を明らかにする歌が数多い。この合同歌集は平成9年(1997年)に刊行されたものだが、その作品は、いまこそ現実の原子力、核兵器をめぐる状況を考えると生きていると思う。(2020/10/28 15:38)
<追分だより>:「学問の自由への攻撃」学術会議の任命拒否を海外学術誌、有力紙も批判
日本学術会議の任命拒否問題は海外でも注目されている。世界最高の学術誌「サイエンス」「ネイチャー」が批判、海外の有力紙ル・モンド、フィナンシャルタイムズ、ロイター通信からも「非情な黒幕」「学問の自由への攻撃」など問題視する声が上がっている。国内のさまざま声とともに紹介する。(2020/10/24 14:57)
検証・メディア
どれだけ学問の自由や言論の自由が制限されようとも、権力に忠実なNHKは自由だ Bark at Illusions
日本学術会議の新規会員の任命を菅義偉総理大臣が拒否していることが問題になっている。日本学術会議の会員は、同会議が推薦した人物を総理大臣がそのまま任命することになっているが、菅義偉は勝手に法解釈を変更し、何の説明もなく、安保法制や秘密保護法などに批判的な6人の任命を拒否した。学問の自由や言論の自由を侵害する行為だが、NHKは菅義偉が法律に基づいて判断しているかのような印象を与えようとしている。(2020/10/24 14:43)
文化
川柳作家乱鬼龍の反乱 日本学術会議への権力介入にもの申す
運動の現場で自作の川柳を大書したむしろ旗を掲げて立つ川柳作家乱鬼龍は、知る人ぞ知る有名人。その乱鬼龍が、菅政権の日本学術会議への権力介入に川柳で挑んだ。文藝による権力への反乱。五首を紹介する。(大野和興)(2020/10/23 21:53)
政治
日本弁護士連合会が日本学術会議の会員候補6名の任命を求める声明を発表
日本弁護士連合会(日弁連)の荒中会長は10月22日、菅政権が日本学術会議の会員候補6名の任命を拒否した問題を受け、「日本学術会議会員候補者6名の速やかな任命を求める会長声明」を発表した。(藤ヶ谷魁)(2020/10/23 18:16)
アフリカ
【西サハラ最新情報】 イエスのマリアが西サハラ支援 平田伊都子
イエスのマリアが西サハラの支援演説を、第75回国連総会第4委員会・脱植民地委員会でやりました。 マジな現代のお話です。 現存するイエスのマリアは、フルネームを<イエスのマリア・フェッレイラ>と言い、アンゴラ共和国の国連大使を務めています。 現在、第75回国連総会第4委員会・脱植民地委員会では、この地球から植民地を失くそうと、参加国が討議を重ねています。(2020/10/23 17:09)
橋本勝の21世紀風刺絵日記
352回 アベからスガに日本はどう変わるのか
首相になった スガさんよ、おめでとうアベさんの後に 日本のトップになれるのは 貴方しかいない 7年8か月の長期にわたって安倍政権を支えた 最大の功労者は官房長官を務めた 管さんを外しては考えられない(2020/10/23 15:58)
農と食
インド農民 農薬の販売中止と賠償を求めてシンジェンタを提訴
2017年、インド中部のマハーラーシュトラ州ヤバトマルで綿花農園で使用した殺虫剤が原因で800人以上が農薬中毒となり20人以上が死亡したと、スイスのNGOのパブリック・アイ(Public Eye)が発表した。パブリック・アイは、原因はシンジェンタの製造した殺虫剤ジアフェンチウロン剤(商品名Polo)だとしていた。この時の死亡者の遺族2人と中毒した農民が原告となり、スイスの裁判所に賠償とジアフェンチウロン剤の販売中止を求めて、9月17日に提訴した。スイスの製造物責任法の3年の時効が迫る中、ぎりぎりでの提訴だったという。(有機農業ニュースクリップ)(2020/10/22 15:17)
社会
<a care-worker's note・2> かなりリアルな報告「崩壊する介護現場」(中村淳彦) 転石庵茫々
2016年春に職業訓練校の介護サービス科を修了すると、介護付き有料老人ホームに勤務し始めた。2月に就職活動を始めて、最初の応募で面接し、採用がすぐに決まった施設だった。通勤は、自宅から自転車で最寄りの駅まで行き、乗車、2つ目の駅を下車し、そこからさらに徒歩で20分は歩いた。(2020/10/22 10:02)
人類の当面する基本問題
(29)新コロナウイルスによる感染者数・死亡者数 実数はまだ不明 落合栄一郎
現在世界中に蔓延している新コロナウイルス(SARS-CoV-2)による病気(Covid-19)が引き起こす医療・経済・社会問題、人類が初めて直面する複雑・深刻な問題のようである。まずは、深刻さを示すとされる感染者数の拡大すなわち、感染者数,死亡者数などの本当の数値を知る必要がある。2020年10月18日現在の公式の全世界の感染者(これまでにPCR検査で陽性と判断されたもの)は4千万人、死亡者数(陽性と判断された上で死亡したものの数と仮定)は百十万強となっている(ここでの議論は、ワシントンポスト2020.10.18のデータ(注1)に基づく)。(2020/10/22 08:37)
アジア
ヤンゴン在住のC子さんへの手紙 野上俊明(のがみとしあき):ちきゅう座会員
C子さんは東京外語大のビルマ語科を卒業するとすぐに発展途上国の某農業支援NGOに就職。その後その組織のミャンマー駐在員となり、軍政下のミャンマーに深くかかわるようになります。やがてミャンマー人男性と結婚し、いまは二人のお子様を育てつつ、ヤンゴンでミャンマー女性たちの自立支援事業に携わっています。筆者とははじめレストラン店主と顧客という関係でしたが、筆者の帰国後文通するようになりました。メールのご返事拝受いたしました。あなたにお送りした10/12付の朝日新聞の記事「中国へ消えていくバナナ 農園拡大、住民の体には異変が」に対して、あなたは責められるべきは地元のミャンマー人なのか、ミャンマー人に罪はあるのだろうかと自問なさっています。このことについて、うまくお答えできるかどうかわかりませんが、少し考えてみましょう。(2020/10/21 22:04)
政治
菅政権日本学術会議への権力介入に宗教者が抗議の声明
菅政権によるの日本学術会議の会員任命に関する権力介入に抗議する声は、分野を超え大きく拡がっています。そのすべてを紹介することはできませんが、出来るだけそうした声を紙面に紹介し、お届けしたいと考えています。どんな小さな声でも以下にお寄せください。info@nikkanberita.com 今日は、仏教、キリスト教の境を超えた広範な宗教者の声を紹介します。(大野和興)(2020/10/21 14:52)
核・原子力
汚染水は海洋放出ではなく陸上で管理・処分を 原子力市民委員会が声明
福島第一原発の処理汚染水の海洋放出が強行されようとしています。よく言われるトリチウムだけでなく、多核種の放射性物質が含まれている汚染水の放出は、福島や隣接の漁業に重大な被害を及ぼすばかりでなく、世界的な海洋汚染を引き起こす懸念があります。しみっが作る原子力市民委員会(座長:大島堅一)は10月20日、「汚染水を海洋放出してはならない。汚染水は陸上で長期にわたる責任ある管理・処分を行うべきである」との反対声明を発表しました。(大野和興)(2020/10/21 14:16)
検証・メディア
NHK経営委員長・森下俊三氏の職務義務違反の究明を求める請願について 醍醐聡:東京大学名誉教授
このたび、森下俊三氏に係る国会請願世話人会の事務を担当している醍醐聰と申します。以下、お知らせをいたします。 ■ 臨時国会に請願書を提出します ■私たち39名(研究者、弁護士、ジャーナリスト、NHK・OB、各地の視聴者団体) が世話人となり、2200名余の賛同者の連名で、10月26日から始まる臨時国会に、「森下俊三氏のNHK経営委員としての職務上の重大な義務違反を究明するよう 求める請願書」を提出することになりました。(2020/10/19 20:17)
文化
[核を詠う](314)『火幻40周年記念合同歌集・火幻の光』より原子力詠を読む(1)「あやまてるみちをきそいて進みゆく核大国のゆくてとどめむ」 山崎芳彦
前回から筆者の事情によって長い間を空けてしまったが、今回から『火幻40週記念合同歌集』(平成9年7月、火幻短歌会発行)から原子力詠を読ませていただく。広島の短歌結社「火幻」(主催・豊田清史 故人)はすでに2012年に終刊となり、豊田氏は2010年に亡くなっている。その火幻短歌会が遺した、結社の合同歌集としてはまれにみる655頁の大冊を、知人から寄贈して頂いた。故・豊田清史氏は原爆被爆者であり、『歌集廣島』の刊行委員として大きな役割を果たした著名な歌人であるが、日本文学の原爆小説の名作として知られる井伏鱒二の『黒い雨』に対して、その資料となった「重松日記」にかかわって、かなり激しく強硬で執拗な批判を行い『『黒い雨』と「重松日記」』などの著書を残していることでも知られている。その彼の井伏批判に対する反批判は広範から大きい。また、正田篠江の原爆歌集の嚆矢とも評される『さんげ』に対して否定的な評価をしたことなどについての批判も多いことなど、かなり独特な存在ではある。筆者はその詳細についての知識を持たないのだが、火幻短歌会には多くの広島歌人が参加して長期にわたって結社を維持しそれぞれの会員が詠い遺した作品を収載した『火幻40周年記念合同歌集』は貴重であると思う。(2020/10/19 14:03)
人類の当面する基本問題
(28)科学とニセ科学の相克 コロナ禍で顕著に 落合栄一郎
このシリーズは2014.07(27)以来中断していたが、再開する必要ができたようである。科学というものの本質が現在社会の中で踏みにじられて、非科学的主張が、政治的に科学を装って、しかもそれによって利益を得る側の政治・経済力で、世の中に喧伝され、市民を欺く例が増えている。これには、事象を充分に検討せずに報道するメデイアの不勉強と、政権・報道関係の経済支配者への忖度も寄与している。2、3の例を考えてみる。(2020/10/19 08:48)
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