橋本勝21世紀風刺絵日記
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欧州
フランスで始まった2回目の自宅閉じこもり令 書店は開けるべきだとパリ市長のアンヌ・イダルゴ氏
欧州を新型コロナウイルスの第二派が襲い、マクロン大統領は集中治療室を確保するために3月に続いて、二回目の自宅閉じこもりの命令を出しました。期間は10月30日から12月1日までのほぼ1か月。小中学校などは通学が認められるなど、前回よりも多少、規制が緩くなってはいますが、しかし、閉鎖を求められた飲食店などは経営が苦しくなっています。観光産業もダメージです。フランスのニュースを見ていると、前回と今回の違いがいろいろ書かれていて興味深いものがあります。(2020/11/01 19:41)
米国
マイケル・ムーア監督曰く、バイデンのリードは半分に割り引いてみるのが正しい 「世論調査でトランプ支持の数字は常に低めに出てくる」
ミシガン州と言えば米大統領選の鍵を握る「中西部」の1つで、ドキュメンタリー映画監督のマイケル・ムーアの郷里でもある。大統領選の運動の最終ラウンドで、トランプ大統領もバイデン候補も中西部を回っていると報じられている。(2020/10/31 22:20)
欧州
ハンガリーのコロナ事情と・・・ 盛田常夫:経済学者・在ハンガリー
ヨーロッパ各地でコロナ第二波の勢いが増しています。ハンガリーも連日、2000名近い感染者が報告されており、来週からマスクの装着規制が強化されます。レストランでも実際の飲食時以外は、マスクの装着が義務化されます。ただ、周辺諸国と比べて、医療施設に余裕があることから、飲食店の閉鎖や時間短縮は予定されておらず、通常の営業が保障されています。現在、人工呼吸器の装着が必要な患者は250名前後で、病室の占有率はほぼ50%のようです。ハンガリーは中国から、人工呼吸装置を1000台購入しており(当初は28000台発注)、四分の三が倉庫に保管されたままになっていいます。ここからチェコに150台寄贈するなど、周辺国に余分の機器を分けています。(2020/10/31 18:23)
コラム
今年の米大統領選はアメリカ人の政治的復元力が見える選挙 〜鍵は最高裁判事のバランスに対する米国人の見方〜
今年の米大統領選は共和党のトランプ大統領が再選を決めるのか、民主党のバイデン候補が勝利するのか。トランプ氏が前回の2016年の大統領選で新聞各紙ではヒラリー・クリントン候補に敗れると書かれていた中、逆転勝利を飾ったことは記憶に新しいことです。今回も世論調査で10ポイント近くバイデン候補がリードしていますが、ふたを開けてみるまでわからない選挙です。私が今回の選挙で注目するのは、大統領選のまさに直前にトランプ大統領が最高裁判事に共和党寄りのエイミー・コーニー・バレット判事を据えることに成功し、最高裁判事の保守派(つまりは共和党派と考えられる)が6人、リベラル派が3人と大きく差がついてしまったことです。(2020/10/30 23:45)
国際
ミャンマー総選挙の投開票迫る〜憲法改正・少数民族迫害など問題山積み〜
11月8日、ミャンマー総選挙が5年振りに実施される。今年は前回総選挙とは違い、新型コロナウイルス感染拡大の最中であるということもあり、各陣営は感染拡大防止を意識した選挙戦を強いられている。ミャンマーではこの間、新型コロナの感染者が急増しており、未だに外出制限が続いている地域もあることから、特に都心部の選挙運動は盛り上がりに欠けている状況にある。(藤ヶ谷魁)(2020/10/30 10:10)
みる・よむ・きく
大野和興・天笠啓祐『農と食の戦後史─敗戦からポスト・コロナまで』 私たちの農と食を取り返す 戦後75年の抵抗とその先の対抗軸を考える
コロナウイルス禍に象徴されるように、新たな時代に入ったかのように感じます。一時よりは「緩和」されたかに見える外出自粛が続く中で、すぐに食べられるお手軽な加工食品やカット野菜が売れているといいます。、昨年10月には日本でもゲノム編集食品が解禁され、米国から始まった代替肉のような代替食品も増えているといいます。加工食品は食品ロスを減らすという賛成論もあるが、私たちの食はどこへ行こうとしているのでしょうか。そして、その食を支える日本の農はどこへ向かおうとしているのでしょうか。真っ当な農と食を取り返すには、私たちはどうすればいいのでしょうか。このほど刊行された『農と食の戦後史─敗戦からポスト・コロナまで』(緑風出版)が、この疑問に、あるいはその先への対抗軸を示しています。(有機農業ニュースクリップ)(2020/10/30 00:32)
コラム
「大阪市廃止」の住民投票、最新世論調査で賛否逆転。 澤藤統一郎(さわふじとういちろう):弁護士
11月1日、来週の日曜日に、いわゆる「大阪都構想」の賛否を問う大阪市の住民投票が行われる。もっとも、この投票で「大阪都」が生まれるわけではなく、府民の意見が聞かれているわけでもない。大阪市選挙管理委員会による正式な名称は、「大阪市廃止・特別区設置住民投票」である。もちろん、ここには「大阪都構想」の文字はない。問われているのは「大阪市を廃止し、4つの特別区に再編する」ことの是非である。この住民投票が注目されているのは、もっぱら維新の政治的影響力のバロメータとしてである。(2020/10/28 23:22)
国際
【西サハラ最新情報】 ナイジェリア国連代表部5人がコロナ感染 平田伊都子
2020年10月27日の国連定例記者会見で、ナイジェリア国連代表部5人の新型コロナウィルス感染が、明らかになりました。 この日の国連総会は中止、国連安保理はビデオ会議、そして、国連ビルでコロナ追跡が始まりました。 国連業務が復旧するには、数日かかると国連事務総長報道官は言っています。 が、国連関係者のコロナ感染を他人事としてケロッと伝える報道官を見て、国連が何もしないことへの言い訳に、国連コロナ汚染を利用しようとしているのでは?、、と、疑ってしまいました。2020年10月31日で、ミヌルソMINURSO(国連西サハラ人民投票監視団)の一年任期が切れます。 2019年11月から1年間、ミヌルソMINURSO(国連西サハラ人民投票監視団)は何をしたのでしょうか? グテーレス国連事務総長は、何をしたのでしょうか? 何もしなかったのです。 10月最後の週に西サハラ紛争が討議されることになっていましたが、、(2020/10/28 18:33)
文化
【核を詠う】(315)『火幻四十周年記念合同歌集・火幻の光』の原子力詠を読む(2)「驕りたる核権力に媚びる輩正しき怒り持ちて許さじ」 山崎芳彦
前回に引き続き『火幻四十周年記念合同歌集』から原子力詠を読むが、原爆投下による悲惨を身を以て体験し苦難きわまる生活を強いられた広島の歌人の作品は、再びの核戦争を世界のどこであっても起こしてはならないと願い、そのために詠い、たたかう決意を明らかにする歌が数多い。この合同歌集は平成9年(1997年)に刊行されたものだが、その作品は、いまこそ現実の原子力、核兵器をめぐる状況を考えると生きていると思う。(2020/10/28 15:38)
<追分だより>:「学問の自由への攻撃」学術会議の任命拒否を海外学術誌、有力紙も批判
日本学術会議の任命拒否問題は海外でも注目されている。世界最高の学術誌「サイエンス」「ネイチャー」が批判、海外の有力紙ル・モンド、フィナンシャルタイムズ、ロイター通信からも「非情な黒幕」「学問の自由への攻撃」など問題視する声が上がっている。国内のさまざま声とともに紹介する。(2020/10/24 14:57)
検証・メディア
どれだけ学問の自由や言論の自由が制限されようとも、権力に忠実なNHKは自由だ Bark at Illusions
日本学術会議の新規会員の任命を菅義偉総理大臣が拒否していることが問題になっている。日本学術会議の会員は、同会議が推薦した人物を総理大臣がそのまま任命することになっているが、菅義偉は勝手に法解釈を変更し、何の説明もなく、安保法制や秘密保護法などに批判的な6人の任命を拒否した。学問の自由や言論の自由を侵害する行為だが、NHKは菅義偉が法律に基づいて判断しているかのような印象を与えようとしている。(2020/10/24 14:43)
文化
川柳作家乱鬼龍の反乱 日本学術会議への権力介入にもの申す
運動の現場で自作の川柳を大書したむしろ旗を掲げて立つ川柳作家乱鬼龍は、知る人ぞ知る有名人。その乱鬼龍が、菅政権の日本学術会議への権力介入に川柳で挑んだ。文藝による権力への反乱。五首を紹介する。(大野和興)(2020/10/23 21:53)
政治
日本弁護士連合会が日本学術会議の会員候補6名の任命を求める声明を発表
日本弁護士連合会(日弁連)の荒中会長は10月22日、菅政権が日本学術会議の会員候補6名の任命を拒否した問題を受け、「日本学術会議会員候補者6名の速やかな任命を求める会長声明」を発表した。(藤ヶ谷魁)(2020/10/23 18:16)
アフリカ
【西サハラ最新情報】 イエスのマリアが西サハラ支援 平田伊都子
イエスのマリアが西サハラの支援演説を、第75回国連総会第4委員会・脱植民地委員会でやりました。 マジな現代のお話です。 現存するイエスのマリアは、フルネームを<イエスのマリア・フェッレイラ>と言い、アンゴラ共和国の国連大使を務めています。 現在、第75回国連総会第4委員会・脱植民地委員会では、この地球から植民地を失くそうと、参加国が討議を重ねています。(2020/10/23 17:09)
橋本勝の21世紀風刺絵日記
352回 アベからスガに日本はどう変わるのか
首相になった スガさんよ、おめでとうアベさんの後に 日本のトップになれるのは 貴方しかいない 7年8か月の長期にわたって安倍政権を支えた 最大の功労者は官房長官を務めた 管さんを外しては考えられない(2020/10/23 15:58)
農と食
インド農民 農薬の販売中止と賠償を求めてシンジェンタを提訴
2017年、インド中部のマハーラーシュトラ州ヤバトマルで綿花農園で使用した殺虫剤が原因で800人以上が農薬中毒となり20人以上が死亡したと、スイスのNGOのパブリック・アイ(Public Eye)が発表した。パブリック・アイは、原因はシンジェンタの製造した殺虫剤ジアフェンチウロン剤(商品名Polo)だとしていた。この時の死亡者の遺族2人と中毒した農民が原告となり、スイスの裁判所に賠償とジアフェンチウロン剤の販売中止を求めて、9月17日に提訴した。スイスの製造物責任法の3年の時効が迫る中、ぎりぎりでの提訴だったという。(有機農業ニュースクリップ)(2020/10/22 15:17)
社会
<a care-worker's note・2> かなりリアルな報告「崩壊する介護現場」(中村淳彦) 転石庵茫々
2016年春に職業訓練校の介護サービス科を修了すると、介護付き有料老人ホームに勤務し始めた。2月に就職活動を始めて、最初の応募で面接し、採用がすぐに決まった施設だった。通勤は、自宅から自転車で最寄りの駅まで行き、乗車、2つ目の駅を下車し、そこからさらに徒歩で20分は歩いた。(2020/10/22 10:02)
人類の当面する基本問題
(29)新コロナウイルスによる感染者数・死亡者数 実数はまだ不明 落合栄一郎
現在世界中に蔓延している新コロナウイルス(SARS-CoV-2)による病気(Covid-19)が引き起こす医療・経済・社会問題、人類が初めて直面する複雑・深刻な問題のようである。まずは、深刻さを示すとされる感染者数の拡大すなわち、感染者数,死亡者数などの本当の数値を知る必要がある。2020年10月18日現在の公式の全世界の感染者(これまでにPCR検査で陽性と判断されたもの)は4千万人、死亡者数(陽性と判断された上で死亡したものの数と仮定)は百十万強となっている(ここでの議論は、ワシントンポスト2020.10.18のデータ(注1)に基づく)。(2020/10/22 08:37)
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