橋本勝21世紀風刺絵日記
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国際
日本政府は明確な意思表示と行動を〜院内集会「日本政府に訴える在日ミャンマー人の声」
2月1日に発生したミャンマーでの「クーデター」。国軍に対して多くのミャンマー市民が非暴力による抵抗を試みる中、抗議行動を弾圧する軍の姿勢は強硬の一途を辿り、連日数多くの死者が発生する事態に陥っている。国際社会からも国軍に対する批判の声が強まる中、ミャンマーの民主化を支援する議員連盟・在日ミャンマー市民協会・特定非営利活動法人ヒューマンライツ・ナウ(HRN)は4月2日、衆議院第一議員会館で緊急院内集会を開催。日本政府に対して軍事政権に対する明確なNOを示すことを求めた(村田貴)(2021/04/03 10:28)
アジア
入管庁が難民認定数等を発表 NGOからは制度の改善求める声も
3月31日、出入国在留管理庁が2020年の難民認定者数等を発表した。難民と認定された者は47人。前年の44人と比べて微増はしているものの、その数は難民を受け入れている他の先進諸国と比べて圧倒的に少ない。 このような状況に、難民支援に携わるNGOからは、懸念の声が上がる。難民支援協会は、入管庁の上記発表を受けて声明文を公表し、「現状の難民認定制度には多くの問題があり、難民を保護するための制度として適切に機能していない」と指摘。併せて、難民申請者の送還を可能とする入管法の改正案に関しても懸念を表明している。(2021/04/02 14:56)
アフリカ
【西サハラ最新情報】 西サハラ難民アスリート第2号・バシール 平田伊都子
ええカッコしいのサラーが、「僕はフランス人になるんだ!」と、メールをよこしてバシールのメールアドレスを<僕の後がま>とばかりに、付け加えました。 続くメールは、「もう僕は難民じゃない!!」と、三行半でした。 一か月ほど前の事です。 「フランス国籍取得、おめでとうさん。東京で会えなくて残念!」と、短い返信をしました。 が、真相は、体力的に能力的に自信がなくなったのだと思われます。 サラーは、FOC (フランス・オリンピック委員会)から2006年以降の公式国際大会記録がないと難民五輪選手団への推薦を断られました。 それでもIOC(国際オリンピック委員会)本部は、2018年以降の出場記録を出すようにと再三、声をかけてくれたのに、サラーは返信しませんでした。 そして、突然のギブアップです。 正直に、「僕はもう走れない」と言ってしまえば、カッコよかったのに、、(2021/04/01 14:14)
人権/反差別/司法
ヘイトクライム根絶に向けた対応を求め外国人人権法連絡会が声明発表
コロナ禍が収束の様相を見せない中、アメリカでアジア系市民に対するヘイトクライムが増加していると報じられている。しかし、ヘイトクライムの問題は私たちにとって決して他人事ではない。在日コリアンに対する誹謗・中傷、脅迫的な言動は未だに続いていおり、政府は全くと言って良いほど有効な対策を取れていない。こうした状況を受け、外国人人権法連絡会は3月31日、「止まらぬヘイトクライムを非難し、政府に緊急声明を求める声明」を発表した。(2021/03/31 18:45)
アジア
4.1緊急行動予定〜ミャンマーの平和と民主主義を求める集会〜
2月1日に軍事クーデターがビルマ/ミャンマーで起きて以来、市民は不服従の抵抗運動を続けています。市民による抗議は非暴力で行われていますが、国軍は暴力を用いて市民の声を封じ込めようとしており、既に510人の方が殺害されています。(藤ヶ谷魁)(2021/03/31 11:33)
欧州
イタリア音楽界の新星―マネスキン〜チャオ!イタリア通信
今年はコロナ禍で家にいるせいか、夫が珍しくサンレモ音楽祭を見ていました。3月2日から6日まで開催されました。日本で言ったら、年末の歌謡大賞のようなものでしょうか。賞レースになっており、26の歌手及びグループが出場して優勝者、2位、3位を決めるようになっています。(サトウ・ノリコ=イタリア在住)(2021/03/31 09:45)
アジア
繰り返されるミャンマーの悲劇 繰り返される「民主国家」日本政府の喜劇
ミャンマーの国軍クーデターから2ヶ月。この政変が起きた2月1日の本サイトで、私は「日本政府は今度こそ民主化支援を惜しむな」と書いた。政府はこれまで、同国の民主化を支援するという空念仏を唱えるだけで、事実上軍政の延命に手を貸してきた事実を知っていたからである。だが、私の期待は裏切られたようだ。民主化運動への国軍の弾圧は残虐化するいっぽうなのに、「民主国家」日本の政権担当者は国軍「非難」の談話などを出すだけで、欧米諸国のような制裁には踏み切れない。なぜなのかを理解するために、私は古い取材メモなどをあらためて引っ張り出してみようと思った。(永井浩)(2021/03/30 11:15)
検証・メディア
米国もルールに基づく世界の秩序を脅かしてきた 中国だけが悪者か Bark at Illusions
米国のバイデン新政権が、中国に対する強硬姿勢を鮮明にしている。今月3日に公表した「国家安全保障戦略暫定指針」では、「中国は、安定し開かれた国際システムに継続的に挑戦するために経済・外交・軍事・技術力を結合する潜在的能力のある唯一の競争相手」だと指摘し、同盟国との関係強化によってこれに対抗する方針を表明。その後、「クアッド」と呼ばれる日本・米国・インド・オーストラリア4カ国による首脳会合、日米外務防衛閣僚会合、米韓外務防衛閣僚会合、北大西洋条約機構(NATO)外相会議などを立て続けに行い、中国包囲網の構築に奔走した。さらにジョー・バイデン大統領は25日に行われた記者会見で、米中の対立を「民主主義と専制主義の闘い」と形容し、「民主主義」を守るために同盟国の連携強化が重要だと主張している。(2021/03/29 21:26)
反戦・平和
市民団体が緊急行動予定〜3.30官邸前抗議行動〜日本はインドネシアと武器輸出協定を結ぶな!三菱重工製の護衛艦輸出をやめろ!
日本政府は3月30日に開催予定の「日本・インドネシアの外務・防衛閣僚会合(2プラス2)」の中で、護衛艦(三菱重工製)輸出に向けた〈武器輸出協定〉の締結に大筋合意する方針を示している。こうした中、武器取引反対ネットワーク(NAJAT)は3月30日(火)18時30分から首相官邸前に集まり、武器輸出協定の締結や護衛艦の輸出に反対する緊急抗議行動を実施する予定。(藤ヶ谷魁)(2021/03/29 11:41)
農と食
米国政府、農薬資本のバイエル、クロップライフと組んでグリホサート段階的禁止のメキシコに圧力
メキシコは昨年12月末に大統領令により、2024年までにグリホサートの段階的禁止と遺伝子組み換えトウモロコシの輸入禁止などを明確にした。この決定に至るまでに、トランプ政権下の米国通商代表部(USTR)と米国環境保護庁(EPA)、バイエル、に業界団体のクロップライフが、グリホサート禁止を葬るために圧力をかけていた工作が明らかになったと、ガーディアン(電子版)が報じている。(有機農業ニュースクリップ)(2021/03/28 20:42)
アジア
「ビジネスにも日本の美学を」スーチー氏がミャンマー進出日本企業にもとめる「和敬清寂」の精神
2月1日のミャンマー国軍のクーデターから一夜明けた翌朝の日本経済新聞は、「『最後の成長市場』暗雲」という見出しの記事を載せた。「内政混乱は日本の進出企業にとって打撃でしかない」という。社説は「日本は官民挙げてミャンマーの民主化や経済開発を後押ししてきた」として、それに打撃をあたえる「軍政回帰は認められない」とする。同紙以外のメディアの報道姿勢も基本的にはおなじである。だが、日本の支援を支援される側の国の人びとがどのように受け止めているのかは、明らかにされない。なぜなのだろうか。(永井浩)(2021/03/27 10:36)
アジア
日本政府に対する在日ミャンマー人からの公開質問状に関する記者会見〜市民団体が外務省に公開質問状を提出〜
ミャンマーで軍事クーデターが発生してから約2ヶ月が経過しようとしているが、依然としてミャンマー国軍による市民の虐殺は収まることなく、ついには7歳の少女までが犠牲者となってしまった。(藤ヶ谷魁)(2021/03/26 22:42)
アフリカ
【西サハラ最新情報】 AUPSC・アフリカ連合平和安保理事会 平田伊都子
2021年3月21日、アフリカ中部の産油国コンゴ共和国で、大統領選挙の投票が行われました。 開票が締め切られて数時間後に、野党を率いる挑戦候補者のゲイ・ブリス・パルフェ・コレラ氏(61)は、コロナ治療のためフランスに搬送される飛行機の中で逝去しました。 投票前にゲイ・コレラ氏は、人工呼吸器のマスクを外して、「私は今、死と戦っている、、投票に行くんだぞ!」と支持者に語りかけるビデオを収録し、ネットで流しました。 結局、在任期間36年の現職サスヌゲソ氏(77)が連続4選を果たしそうです。 次の任期5年を加えると、通算40年の長期政権となります。 一方、兄弟国コンゴ民主共和国の大統領フェリックス・チセケディが、2021年度のAUアフリカ連合総会議長に選出されました。(2021/03/25 17:13)
政治
デジタル庁設置法案の成立を許すな! 市民団体が3・26国会前行動への参加呼びかけ
菅政権はデジタル庁設置等6法案を、野党や市民の反対を押し切って、3月中に内閣委員会で強行採決に踏み出そうとしている。これに対して多くの市民団体が、強行採決を許さないために3月26日に国会前行動を計画、市民の参加を呼びかけている。なぜ法案の制定にNO!の声をつきつけなければならないのかについて、関連資料に目を通していただきたい。(2021/03/24 14:44)
アジア
ミャンマーの軍部クーデターと農村の疲弊 多重債務で軍政への不満充満 宇崎真
ミャンマーの政権を簒奪し連日殺戮行為をつづける国軍は、最大都市ヤンゴンに戒厳令を敷き恐怖の抑圧を拡大している。それに抵抗する国民の大多数はゼネスト続行、支持という明確な意思を表明している。だがここ数日は銃撃の標的にされる危険を感じ街頭デモに出る人々は減少しているという。しかし確実にいえそうなことは、総選挙で示された8割の国民の支持を蹂躙する国軍への反感と抗議の意思は深まりこそすれ薄まることはないということだ。それともうひとつ、この国は基本的に農業国であることを忘れてはならない。私たちの関心は都市部のニュースに集中しがちだが、いま農村でなにが起きているのかも見逃せない。(2021/03/24 10:43)
外国人労働者
「マーチ・イン・マーチ2021」 みんなここにいる。
21日、毎年3月に移住労働者の権利獲得を目指して行われている「マーチ・イン・マーチ」がオンラインで開催された。今年のテーマは「All under the same sky. Minna koko ni iru.みんなここにいる」。テーマが示すとおり、日本全国の参加者の声を繋げ、それぞれの状況と思いが共有された。主催は、マーチインマーチ2021実行委員会。(岩本裕之)(2021/03/23 18:46)
アジア
ミャンマー市民の人権を守るためのアクションを求める共同声明
今年2月1日、ミャンマー国内で軍事クーデターが発生し、連日のように死傷者が出る悲惨な状況が続いている。こうした中、日本の市民団体による共同声明「私たち日本の市民社会は、日本政府に対して、ミャンマー市民の人権を守るためのアクションを求めます」が3月18日、発表された。(藤ヶ谷魁)(2021/03/22 16:07)
アジア
クーデターで混乱長期化のミャンマー 都市部の物価高騰が貧困層直撃、不服従運動で輸出入が低迷、戸惑う進出企業
クーデター後の混乱が長期化するミャンマーでは、治安部隊による民主化をもとめる市民の殺戮がとどまる気配が見られないなか、軍政当局はバンコク駐在日本人記者の一部に3月27日の建軍記念日の取材用ビザを発給したという。彼らは外国人ジャーナリストに何をアピールしたいのだろうか。経済関係の情報に目をとおすと、都市部を中心に物価が高騰して貧困層が打撃を受け、国軍に対する「市民不服従運動」(CDM)で輸出入が急減している。「アジア最後のフロンティア」に進出した外資はきびしい対応をせまられている。(永井浩)(2021/03/21 19:45)
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