橋本勝21世紀風刺絵日記
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国際
ジェローム・カラベル(米社会学者)「トランプ主義は生き残る」 〜アメリカの民主党と共和党の支持層の逆転現象〜
以前ご紹介しましたカリフォルニア大学バークレー校のジェローム・カラベル名誉教授(Jerome Karabel )がフランスのルモンド・ディプロマティーク誌に昨年12月、大統領選挙の後に寄稿したテキストを、カラベル教授の許可を得て、全文翻訳いたします。タイトル「Trumpism will outlive Trump」(直訳は、「トランプ主義はトランプより長く生きる」)からうかがえますように、トランプ大統領は選挙に敗れたとしても、その考え方や行動は「トランプ主義」という形で未だ根強い人気があり、今後も続くであろうことです。バイデン大統領が今まで通りの民主党穏健派の立ち位置から抜け出し、労働者や庶民の党としての方向性を取り戻さなくては、やがてトランプよりももっと切れ味のある極右政治家の台頭を許す可能性があるというものです。(2021/05/09 01:28)
コラム
<追分だより>武器輸出→防衛装備移転、公文書改ざん→公文書書き換え… じわり広がる国策語
武器輸出が防衛装備移転に、公文書改ざんが公文書書き換えに、放射能汚染水が処理水に。本来の意味が政府の都合のよい表現に書き換えられて、じわじわと社会に浸透している用例をこのミニコミが列挙している。アジア侵略が「聖戦」、ミッドウェー海戦の敗北が「転戦」とされた、戦前の国策語とおなじように。(2021/05/08 16:02)
アジア
美しい本来のミャンマーを知って欲しい 沼津・大中寺庭園で写真展
クーデターと民主化デモの弾圧に血塗られたミャンマーではなく、本来の美しいこの国を知ってほしい。そんな願いを込めながら、軍のクーデターに対する抗議への支援を呼びかける写真展「素顔のミャンマー」が、9日まで静岡県沼津市中沢田の大中寺庭園で開かれている。それを紹介した毎日新聞の記事を転載させてもらう。https://mainichi.jp/articles/20210507/k00/00m/030/318000c(2021/05/08 14:32)
アジア
利権がつなぐ日本とミャンマー「独自のパイプ」 ODAビジネスの黒幕と国軍トップがヤンゴン商業地開発で合弁事業
ミャンマー国軍のクーデターから3ヶ月になる5月1日、東京など世界18か国の都市で「国民を解放せよ」と叫ぶミャンマー人らの抗議デモがあった。欧米諸国の国軍への制裁強化と世界で高まる国軍批判の声をよそに、日本政府がいまだに旗幟を鮮明にしないのはなぜなのか。その謎を解くカギとして無視できないのが、両国を結ぶ利権のネットワークである。一例として、ODA(政府開発援助)ビジネスの黒幕とされる日本ミャンマー協会の渡邊秀央会長が、クーデターの首謀者で国軍トップのミンアウンフライン総司令官が会長をつとめる国軍系企業と手を組んだ、最大都市ヤンゴンの商業地開発事業がある。(永井浩)(2021/05/07 09:15)
農と食
欧州司法裁判所 バイエルの上訴棄却 EUのネオニコ規制を支持
欧州司法裁判所は5月6日、2018年のEUによるイミダクロプリドなど3種類のネオニコチノイド系農薬の屋外使用禁止について、バイエルの差止めを求めた訴えを却下した。EUの屋外使用禁止について、バイエルとシンジェンタは、農家がより危険な農薬を使わざるを得なくなるとして、この禁止の差し止めを求めていた。(有機農業ニュースクリップ)(2021/05/06 23:08)
医療/健康
WHOは、どの国もインドやブラジルのような状況になり得ると警告
世界保健機関(WHO)の最高責任者は5月4日、インドとブラジルで進行中の新型コロナ感染の急増は、どの国でお起こりうることであり、と警告した。(日刊ベリタ編集部)(2021/05/06 13:11)
医療/健康
WHO、先進各国にコロナワクチン寄付を呼びかけ 「ワクチンの公平な配分を」
WHOは5月初め、中低所得国へのワクチンの公平な配布を確保するための取り組みであるCOVAXプログラムのギャップを埋めるために、2,000万回分の寄付を各国に緊急に呼びかけた。(日刊ベリタ編集部)(2021/05/06 12:49)
検証・メディア
加害者や被害者の国籍によってマスメディアの人権に対する関心は変わるのか Bark at Illusions
大日本帝国時代の性奴隷被害者らが日本政府に対して損害賠償を求めた第二次訴訟で、韓国ソウル中央地裁は、日本政府が主張する「主権免除」を認め、原告の請求を却下した。日本では「主権免除」という国際慣習法を適用した今回の判決は「世界の常識に合致したものだ」(早稲田大学・萬歳寛之教授、朝日、21/4/22)などといった評価が主流になっているが、人権が重視される最近の風潮を考えると、人道に反する重大な人権侵害に対しては「主権免除」は適用できないと判断して原告の訴えを認めた今年1月の第一次訴訟の判決から、大きく後退したと言わざるを得ない。(2021/05/05 20:15)
農と食
米国でグリホサート原料のリン鉱石採掘認可取り消しを求めて裁判
米国の生物多様性センターなどの環境団体が、米国でグリホサートの原料となるリン鉱石を採掘する鉱山の認可取消しを求め提訴した。2019年、トランプ政権が認可したアイダホ州のコールドウェル・キャニオンリン酸塩鉱山は、絶滅危機にあるオオライチョウなどの生態系に悪影響を与えているとして、認可の取り消しを求めている。(有機農業ニュースクリップ)(2021/05/05 19:51)
国際
【西サハラ最新情報】 ケンタッキー競馬に行った事務総長 平田伊都子
アントニオ・グテーレス国連事務総長が、現地時間の5月1日にアメリカのケンタッキー州で行われたケンタッキー競馬にお忍びで行きました。 普通の時なら、「事務総長も賭け事が好きなんだ、、俗物だね」ぐらいで、済む話です。 しかし、世界中をコロナ禍とワクチン禍に巻き込んだ張本人が、コロナ禍でアップアップしている人々を放ったらかしにして<競馬>!? マジっすか? せめて、競馬で儲けたあぶく銭は、インドのコロナ感染者に寄付してください、、(2021/05/05 15:45)
社会
後手後手が 誤手に重なり 民草は スガル術なく 息も絶え絶え
「マスク飲食」などと、およそ実用にかけ離れた奇策を強いる行政だが、あれでコロナ対策と思っているのが不可思議と思うのだが、どうなのか? 連休は特に関係ないが、憤懣のハケ口に綴りし狂句、暇つぶしに…。(2021/05/04 09:30)
アジア
進む自衛隊とミャンマー国軍の将官級交流 クーデター首謀者も3度来日、安倍首相と会談
軍事クーデターから3か月が過ぎたミャンマーでは、東南アジア諸国連合(ASEAN)首脳会議の暴力停止の呼びかけ後も国軍の市民の民主化運動への弾圧は収まらず、死者は4月末時点で750人を超えている。欧米諸国は国軍トップらへの制裁を強化しているが、日本政府はいまだに明確な姿勢を示していない。そんな中、在日ミャンマー人らは、4月14日に日本ミャンマー協会、4月22日には日本財団の前で抗議デモを行った。彼らがこれらの団体に怒りをぶつける背景には何があるのか。まず1枚の写真に注目したい。(水島了)(2021/05/04 08:33)
欧州
続くコロナウィルスーーワクチン接種の状況ーーチャオ!イタリア通信
イタリアでは、昨年12月27日からコロナウィルスのワクチン接種が始まった。4月26日時点で約1800万のワクチンが接種され、約5万2千人が2回の接種を終了している。私の義理の両親も先日1回目の接種をして、2回目は6月にすることになっている。義理の父は、英国製のアストラゼネカのワクチンで、義理の母は持病があるためファイザーのワクチンを受けた。二人とも、特に副作用もなく元気に過ごしており、一安心。無事に2回目のワクチンも終了してほしいと思う。(サトウ・ノリコ=イタリア在住)(2021/05/03 16:11)
農と食
グリホサート系除草剤 低レベルでもDNAに損傷
ロンドン大学キングス・カレッジやラマツッーニ研究所などの研究グループは4月13日、ラットを使った実験で、グリホサート系除草剤が、ヒトに対して安全とされる低レベルでもDNAを損傷させるという研究結果を発表した。この研究結果は、EUにおけるグリホサートの農薬登録を終わらせる可能性があるという見方がでている。論文はbioRxivに掲載されたが、まだ査読は受けていない。(有機農業ニュースクリップ)(2021/05/03 14:03)
検証・メディア
マスメディアはなぜ国際社会が求める知的所有権の一時放棄に反対している米国や日本政府を問題にしないのか Bark at Illusions
日本でもようやく一般向けの新型コロナウィルスワクチンの接種が始まった。日本のワクチン接種は欧米や中国などに比べて遅れを取っていることから、「国産ワクチンの遅れ 中長期的な戦略が必要だ」(毎日、21/4/8、社説)、「ワクチン確保 中長期見据えた戦略を」(朝日、21/4/13、社説)といった声も上がっている。国家の安全保障の観点から、国産ワクチンの供給体制の重要性を訴えたい気持ちはわかるが、とりわけ今問題にすべきは、世界的に不足しているワクチンの供給量をいかにして増やすかということだ。(2021/05/03 13:49)
憲法
明日は憲法記念日〜国会前とオンラインで「5.3憲法大行動2021」開催
憲法記念日である5月3日の13時30分〜14時45分(予定)、国会正門前で「平和といのちと人権を!5.3憲法大行動2021〜とりもどそう!民主主義、立憲主義」が開催されます。主催は5.3憲法集会実行委員会。コロナ禍により昨年に引き続いてオンライン併用での取組となる今年の憲法大行動。主催者からは感染拡大防止のため、オンライン中継の積極的な視聴が呼びかけられています。オンライン視聴はこちらからhttps://www.youtube.com/watch?v=I51TFe5h8vI(2021/05/02 13:24)
労働問題
今年もオンラインで まもなく日比谷メーデー開催
毎年5月1日行われる労働者の祭典、日比谷メーデー。新型コロナウイルスの感染拡大が収まらないことから、昨年に引き続きオンラインでの開催となりました。式典後には、JR新橋駅前でサイレントスタンディングによるアピール行動の実施も予定されています。(2021/05/01 07:20)
中南米
ラテンアメリカにおける社会科学の過去と未来 マルコス・ロイトマン・ローゼンマン(訳:山端伸英)
この文章は2020年12月26日にメキシコの新聞ラ・ホルナダに発表されたものである。前回、同著者の「ラテンアメリカ社会科学の失楽園」を訳したが、それとは趣を変えて学界向けで、”ラテンアメリカ社会科学”に対する儀礼的スタイルをとっている。現状に対する挑戦的な筆法はとらず、ラテンアメリカの共通議題に対するラテンアメリカ地域の国際的な連携作業と世代交換の意義に議論の焦点がある。FLACSOの日本語訳はアジア経済研究所で使っている研究機関名「ラテンアメリカ社会科学部」を採用した。「ラテンアメリカ社会科学大学院」とも訳せる。CELAという略呼称をもつ機関はいくつか存在するが、ここではメキシコ国立自治大学の政治学・社会学に設けられた機関を指す。(2021/04/29 23:08)
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