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News & Features
2021/08/22 15:02:02 更新

国際
【アフガニスタン】アメリカの戦争とは何だったのか 谷山博史 
 アフガニスタンでの対テロ戦争は講和なき戦争でした。有志連合による主要な戦闘が終わった後ボンで締結されたボン協定は、タリバーンを除くアフガニスタンの主要勢力と各国が結んだ協定で、和平協定ではありませんでした。アメリカにとって対テロ戦争はタリバーンの掃討戦争、すなわち根絶やしにする戦争だったのです。スピンガル山脈のトラボラ地域の洞窟に籠るタリバーンを原爆以外で最も殺傷力のあるバンカーバスターやデージーカッター弾などを使って殲滅するなど、凄惨な掃討作戦が繰り広げられました。(2021/08/22 15:02)



核・原子力
【たんぽぽ舎発】日本原電敦賀原発2号機の審査中断決定 (上) 規制委に「審査終了」を要求しよう  原電に原発を動かす資格なし  山崎久隆(たんぽぽ舎共同代表)
項目紹介1.敦賀原発2号機の「審査会合」で審査中断決定2.断層上に原発は建てられない3.ボーリングデータ書き換えとは  以上を(上)に掲載4.「絶対にあってはならないこと」をした日本原電5.「確認」でなく「聞き取りとしなければおかしい」  「検査の実態」に更田委員長が指摘6.東海第二原発の審査も見直し、廃炉にするべき7.3/18水戸地裁判決に日本原電は従え  以上を(下)に掲載(2021/08/21 20:57)



検証・メディア
世界的なワクチンの供給不足は資本主義社会の失敗  Bark at Illusions
 デルタ型の変異株の影響で新形コロナウィルスの感染者数が世界中で急増する中、200人以上の科学者や市民社会グループが、バイデン政権への公開書簡で「ワクチンの生産と供給を早急に拡大しなければ、さらに何百万人もの人々が感染し、命を落とすことになる」と警告し、ワクチンの生産を拡大するよう勧告した。曰く、「デルタ型の出現」によってもたらされたアジアやアフリカなど、ワクチンの入手が困難な地域での感染率の急増は、新たな変異株の出現リスクを浮き彫りにしており、今後現在のワクチンに耐性のある変異株が出現する可能性もある。それは「米国やその他の地域におけるパンデミックに対するこれまでの進展を脅かすものになるでしょう」。(2021/08/21 20:41)



橋本勝21世紀風刺画日記
367回 地球最後の日が起きないように、菅首相には一刻も早く最後を
8月6日の広島、そして8月9日の平和祈念式典に出席しながら日本の菅首相は 「核兵器禁止条約」については無視してみせた、米の核の傘に守られているからという事か(2021/08/20 13:02)



反戦・平和
市民団体がオンラインシンポジウムを開催予定〈どうなる?土地規制法〜基地・原発周辺だけじゃない〜〉
土地規制法の廃止を求める市民団体「土地規制法廃止アクション事務局」は9月1日、オンラインシンポジウム(どうなる?土地規制法〜基地・原発周辺だけじゃない〜)を開催予定。同シンポには、三上智恵氏(ジャーナリスト)や中野晃一氏(政治学者)らによる座談会も予定されている。(藤ヶ谷魁)(2021/08/20 12:25)



医療/健康
米国でも新型コロナ感染者が増えている
 世界の新型コロナ感染状況を調査している「Science Media Centre」によると、ワクチン接種が進んでいる米国でも感染者が再び増加している状況がみられる。テキサス州最高裁判所は、州内の都市と学区が州知事に逆らってマスク着用命令を出すことを許可する下級裁判所の判決を認めた。(SMC=Science Media Centre)(2021/08/19 23:09)



国際
タリバンとは何者か 欧米による「悪」のイメージと日本のNGOが見たもうひとつの顔
 アフガニスタンのタリバンの復権を受けて、本サイトは欧米や日本のメディアで流布するタリバン像に異を唱えるNGO「ペシャワール会」の現地代表、中村哲医師の見方を紹介した。つづいて、やはり同国で長年、人々の暮らしの再興に現地の人びとと一緒に働いてきたNGO「日本国際ボランティアセンター」(JVC)スタッフの見方も紹介した。いずれも、悪の権化というタリバンのイメージには否定的である。もうひとり、旧タリバン政権誕生以前からアフガンの人びととつきあってきたNGO「宝塚・アフガニスタン友好協会」(兵庫県宝塚市)代表の西垣敬子の見方にも耳を傾けてみよう。(永井浩)(2021/08/19 16:08)


難民
政府の調査報告書は到底受け入れられない 人権NGOが合同で会見
 8月17日、出入国在留管理庁が10日に発表した名古屋入管でのウィシュマさん死亡事件に関する最終調査報告書について、移住者と連帯する全国ネットワーク(移住連)、外国人人権法連絡会、恣意的拘禁ネットワーク(NAAD)、ヒューマン・ライツ・ナウ(HRN)の4団体が合同で記者会見を行い、同報告書に対する抗議声明を発表した。(岩本裕之)(2021/08/18 23:05)



国際
タリバンのアフガニスタンをどうみるか 国際協力NGO活動者の視点  大野和興
 米軍の撤退で瞬時に全土を掌握、政権を奪回したタリバーンが、これからどのような存在になるのか、さまざまな報道が乱れ飛んでいる。日本のメディアはタリバン極悪説が支配的で、ネガティブな報道が目立つ。しかし、長年アフガニスタンに駐在し、人々の暮らしの再興に現地の人々と一緒に働いてきた日本のNGOの中には違った見方が出ている。国際協力NGO日本国際ボランティアセンター(JVC)は米軍侵攻直後から現地に事務所を置き、医療や女子教育などに尽力していた。当時筆者もJVC理事の一員として、その活動を注視してきた。アフガニスタンの人々と関わり続けている当時のスタッフの見方、視点を紹介する。(大野和興)(2021/08/18 23:02)



アフリカ
【西サハラ最新情報】  「イスラエルがAUアフリカ連合を侵食」  平田伊都子
 <タリバンの祖国アフガニスタン奪回>に関して、イスラエル紙ハーレツは、<アメリカの大失敗>とアメリカによる20年間のアフガン侵略を酷評しています。 <アメリカ史上最悪の外交災害の一つ>とも、表現しています。 そのイスラエルは、他国パレスチナを73年間も侵略し続けているのです。 そして、イスラエルが自慢する外交工作で、AUアフリカ連合を凌駕しようと企んでいます。(2021/08/17 19:06)



国際
タリバンの復権 日本は「対テロ」で自衛隊が米軍を支援した事実を忘れてはならない
 アフガニスタンのタリバンが15日、首都カブールを制圧、政権を掌握した。2001年に米国のブッシュ政権による「対テロ」戦争で権力の座を追われてから、20年ぶりの復権である。この大ニュースは、日本とも無関係ではない。小泉政権はタリバン打倒をめざす米国をいち早く支持し、「国際貢献」と日米同盟の旗印のもと、アフガンを空爆する米軍を後方支援するために、海上自衛隊をインド洋に派兵した。戦後初めての「戦時」の外国領域への自衛隊派兵を突破口に、事実上の集団的自衛権行使の道が開かれ、日本は「平和国家」から、戦争のできる「普通の国」へと大きく変貌していった。(永井浩)(2021/08/17 13:43)



みる・よむ・きく
マレーシア映画『夕霧花園』 日本の侵略戦争への怒りと赦し 永井浩
 戦後76年の8月15日、追悼とともに戦争と平和をかんがえる情報が新聞、テレビ、書籍から多く流されている。だが、同じ戦争で日本の侵略を受けたアジアの人びとが、戦争の傷をかかえながら戦争と平和にどう向き合ってきたのかは、ほとんど伝えられない。東京を皮切りに全国上映されているマレーシア映画『夕霧花園』は、阿部寛ら各国俳優の静かな熱演をつうじて、戦争でこころの傷を負った加害者と被害者の男女が、それと葛藤しながらお互いに愛し合い、自己の解放と相手への赦しに至っていく姿を描き出している。(2021/08/15 16:37)



アジア
【Gallery】ミャンマー 民主主義の回復を求める人びとの闘い・3 軍がアパート急襲、男女5人が転落死
 軍の弾圧に新型コロナウィルス感染の急拡大が混乱に追討ちをかけるミャンマー。国軍クーデターから8月で半年が過ぎ、民主派勢力の抗議デモは、一時の勢いを奪われたものの粘り強くつづいている。10日には、国軍と警察がヤンゴンのアパートを急襲、居合わせた男女2人を逮捕、5人が屋上から飛び降り死亡する事件があった。5人のうち1人は、一児の母で、若者たちの抵抗運動に現金を寄付するために来ていたという。「拷問死するよりも自ら死を選んだのでは」と言われている。事件後、Facebookに、作者不明のイラストが出回った。(2021/08/15 09:18)



みる・よむ・きく
『東京クルド』 あなたが入管職員だったらなんと言いますか?  笠原眞弓
 もう40年も前の事、東京YWCAからオレンジ色の小さな冊子が出版された。『入管体制を知るために』というタイトルだたと思う。田中宏さんが書いたものだ。その頃東京YWCAが留学生の在留制度の不備に対して改善を要請していた。その後わずかに改選されたのだが。(2021/08/13 21:30)



アジア
【Gallery】ミャンマー 民主主義の回復を求める人びとの闘い・2 ジャングルで示す「抵抗」の三本指
 国軍クーデターから半年がたつミャンマーでは、市民の抵抗運動に弾圧の手を緩めない国軍に対抗して、市民の武装化が進み、内戦の懸念もささやかれている。戦闘の影響でジャングルに逃がれた避難民はすでに約10万人。東部シャンとカヤーの両州から、支援物資の搬入が国軍に阻まれ、ジャングルに生育する植物を食べながら飢えをしのぐ子どもたちの写真が送られてきた。深刻化する人道危機のなかでも、子どもたちは「抵抗」の3本指を示すのを忘れない。(2021/08/12 00:01)



みる・よむ・きく
山下惣一著『農の明日へ』 百姓よ“開き直れ”  大野和興  
 百姓にして作家の山下惣一さんの新しい本が出た。「もう最後だ」「もう終わりだ」と言いながら次々本を書く山下さんのことだから、別にびっくりはしないが、我がこととのようにうれしい。ぼくは今年81歳になった。山下さんは85歳、ぼくより年長だが、この年になると、あるのは個人差だけで自然年齢など余り関係ないから同年配といってもよい。ぼくはいま山形県白鷹町に通い(コロナ禍にめげず)、そこの百姓の友人たちと製作委員会をつくって出稼ぎを記録する映画作りに熱中しているのだが、山下さんのこの本を手に取って、俺もまだ本を書けるなとつくづく感じ入った。冒頭、この本が出て「我がこととのようにうれしい」と書いたが、ここで言った「うれしい」といったのはこういう、つまり自分にとってうれしいということで、別に山下さんを祝福したわけではない。(2021/08/11 14:46)



スポーツ
【西サハラ最新情報】   お祭りすんで、、  平田伊都子
「私のとなりのおじさんは、神田の生まれで チャキチャキ江戸っ子、お祭りさわぎが大好きで、ねじりはちまき そろいのゆかた、雨が降ろうが ヤリが降ろうが、朝から晩まで おみこしかついで、ワッショイワッショイ、、ソーレ ソレソレ お祭りだ〜〜」 原六郎、作詞作曲の<お祭りマンボ>をバックに、できれば一緒に歌いながら拙稿を読んでみてください。 1952年8月15日(敗戦記念日)、昭和のスーパースター美空ひばりがリリースしましたが、その後、多くの歌手がカバーしています。 今、まさに旬の歌です。が、、(2021/08/09 16:38)



みる・よむ・きく
マチュー・ポット=ボンヌヴィル著「もう一度・・・やり直しのための思索」
昨年5月に出版した拙訳による「もう一度・・・やり直しのための思索」を1年以上の時を経て再読してみました。著者は哲学者のマチュー・ポット=ボンヌヴィル氏です。原書は「Recommencer」。全体は7つのエッセイから成り立っており、それぞれ欧州の哲学者や論理学者、政治哲学者、文人、政治運動家などのエピソードをひも解きながら、物事を再開したり、やり直したりすることにまつわる難しさや落とし穴、課題などを考察しています。(2021/08/09 13:18)




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