橋本勝21世紀風刺絵日記
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国際
NYTのコラム トランプは修正第14条3項で葬れ
中間選挙で共和党が当初の見込みほど風が吹かなかったばかりか、上院での民主党支配を許してしまったことで、トランプ元大統領への支持者が減りつつあると米国で報道されています。また、トランプ的でまだ40代のフロリダ州知事デサントスを2024年に共和党候補にしようというムードも高まってきました。そんな気配にトランプ元大統領はいち早く、予備選への立候補を表明したのですが、ニューヨークタイムズにはトランプを米憲法の修正第14条3項で法的に葬れ、というコラムは掲載されました。(2022/11/25 08:05)
アジア
「労働環境ワースト10」ミャンマーは 2年連続でランクイン
労働組合の国際組織「国際労働組合連合(ITUC、本部・ブリュッセル)」が発表した「2022年世界労働環境ワースト10」によると、ミャンマーは2年連続でランク入りした。ミャンマージャポンが報じた。(2022/11/22 15:52)
農と食
ネオニコ系農薬イミダクロプリド 自閉スペクトラム症様の視知覚障害を引き起こす
北海道大学などの研究グループは11月18日、ネオニコチノイド系イミダクロプリドを投与した卵から生まれたヒヨコに自閉スペクトラム症(ASD)様の視知覚障害が起きると専門誌 Cerebral Cortex Communications に発表した。(有機農業ニュースクリップ)(2022/11/21 21:43)
検証・メディア
TVの討論番組に正統性はあるか? 財界が金を出す政治ショーではないか
先日の続編ですが、フランスの大企業グループのトップである大富豪のヴァンサン・ボロレが保有するTVチャンネルの討論番組で行われた司会者と左派議員の喧嘩が、フランスで大きな議論になっています。あまりにも露骨な富裕層への媚びが、TVの正統性すらも疑問符をつきつけ、当該議員が所属する政党が新法案を出すと言っています。(2022/11/20 20:34)
遺伝子組み換え/ゲノム編集
安全性審査未実施の遺伝子組み換え菌使用が判明 生産・出荷は停止
天野エンザイムは11月15日、安全性審査が行われていない遺伝子組み換え菌を使った添加物プロテアーゼを製造し出荷していたと発表した。同社の発表によれば、この未審査の遺伝子組み換え菌は、2013年に吸収合併した大和化成が1990年代に開発した遺伝子組み換え菌であり、この酵素を欧州で登録するために欧州当局に提出したところ、「遺伝子組み換え菌である可能性を示唆する報告」があり、同社でも遺伝子配列などを解析し、10月12日に遺伝子組み換え菌であることを確認したという。(有機農業ニュースクリップ)(2022/11/20 20:17)
国際
「西サハラと東ティモール」【西サハラ最新情報】 平田伊都子
アジアの10カ国が加盟するASEAN(東アジア諸国連合)2022首脳会議が、カンボジアのプノンペンで、11月11日に開催されました。 その後、東アジア首脳会議が開かれ、参加した首脳たちは、インドネシアのG20に向かいました。 来年のASEAN(東アジア諸国連合)2023首脳会議はインドネシアで開かれます。 そのインドネシア植民地支配者と闘い、独立を勝ち取った東ティモールが、今回のASEAN首脳会議でASEAN参加を認められ、来年のインドネシアASEAN(東アジア諸国連合)2023首脳会議では元植民地支配者と同席します。(2022/11/20 07:33)
欧州
「服従しないフランス」(LFI)が大富豪のメディア支配を終焉させるための新法案を提出
先日、フランスのTVチャンネルC8(Canal+グループ)の番組「TPMP(僕のポストに手を付けるな)」の生放送中、左派政党LFI(服従しないフランス)の議員がチャンネルのオーナーである大富豪を批判したところ、司会者のシリル・アヌーナと大喧嘩になって大きなスキャンダルになったことを紹介しました。この大富豪はヴァンサン・ボロレという名の大企業グループのトップで、大富豪です。以下はLFIのウェブサイトニュース(L'insoumission=「不服従」)ですが、フランスのメディアは9人の大富豪に90%が支配されているとして、こうした状況を変えるための新法案を書いたことを伝えています。(2022/11/18 21:12)
アジア
「異国に生きる ミャンマーのこどもたち」<3>祖国に誇りと希望を持てるように 押手敬夫
ミャンマーで毎日早朝に見られる光景は、数十人が連なって托鉢に向かう僧侶の姿である。僧侶はひたすら黙々と行進するが、目線は常に1メートル先を見て歩く。その理由は道に這い出た虫を踏まないためだと言う。車の中に飛び込んできた蚊を、運転手は静かにキャッチし、窓を開けて空に放つ。これらの行為は、ミャンマー人の90%以上が信仰する上座部仏教の教えを忠実に守っているからこそのことである。(2022/11/18 09:56)
アジア
ミャンマーで拘束中の久保田さん釈放へ 国軍が恩赦で
ミャンマー軍評議会(SAC)報道官は17日、電子通信法違反及び扇動罪、入管法違反(資格外活動)などで訴追され、有罪判決を受けた映像作家の久保田徹さんを釈放すると発表した。同日中にも身柄が解放される見通し。ミャンマージャポンが伝えた。(2022/11/17 18:02)
反戦・平和
この軍拡は「国のかたち」を変える。 市民ネットワークが院内集会を開催予定
岸田首相は、13日の日米首脳会談でバイデン米大統領に防衛予算増額の意思を伝えるとともに、これについて会談後の記者会見で「バイデン大統領から強い支持をいただいた」と述べるなど、軍拡に向けて日米の繋がりを強くアピールしている。政府は、来年度からの5年間で防衛費を大幅に増額し、約43兆〜45兆円とする方針を掲げており、その財源は所得税や法人税の増額で充てるとされる。これには、年15パーセントほどの大幅な増税が必要で、物価高で日々の生活に苦しむ国民に更なる負担を強いることになる。(2022/11/16 15:46)
検証・メディア
フランスのTV 左派議員と司会者が大富豪の番組提供者の行動に関して激突 名誉棄損の提訴と大富豪のメディア介入に対する国会調査委員会の設置を提案
11月10日、フランスのTPMP(僕のポストに手を付けるな)という人気番組に登場した左派政党「服従しないフランス(LFI)」の議員、ルイ・ボヤールが番組司会者のシリル・アヌーナと突然、大口論を始めた。きっかけとなったのは、オーシャン・バイキング号という234人の難民を乗せた船が地中海を渡ってアフリカから欧州南部のフランス、イタリア、スペインなどに接岸を求めているが、受け入れられることなく海上を漂っていることが話題になったことだ。この時、ボヤール議員がアフリカで大儲けをしながらアフリカを貧しくしているとして、大富豪のヴァンサン・ボロレの名前を挙げた。(2022/11/16 01:22)
アジア
「異国に生きる ミャンマーのこどもたち」<2>タデンジュ祭を日本風たこ焼きで祝う 押手敬夫
古来より日本には春夏秋冬の四季があり、それぞれの季節に風情が感じられたが、最近は地球温暖化の影響で、春と秋が極端に短く季節感が失われつつあることを感じる。ミャンマーでは1年の季節を四季ならず三季で呼ばれている。すなわち12月から2月の乾季、3月から5月の暑季、そして6月から11月まで半年間続く長い雨季の三季である。(2022/11/15 11:49)
アジア
「異国に生きる ミャンマーのこどもたち」<1>母国語を学ぶ寺子屋教室 押手敬夫
現在日本には37,000人を超えるミャンマー人がおり、その約45%にあたる17,000人が首都圏に暮らしている。在留資格は技能実習が最も多く、次に特定活動や技術・人文知識・国際業務、さらに留学が続き、永住者、定住者は約5,000人ほどである。そのなかには多くのこどもたちも含まれ、親たちの母国の言葉や文化をよく知らない者も増えてきている。(2022/11/14 10:38)
国際
ネバダ州の上院議員選挙で民主党候補に当確 米民主党が上院での優位を確実に
レッドウェイブ(共和党の波)が今年の中間選挙を襲う、という前振れの米選挙だったが、最終的に米民主党が上院で50人目の当確を出した。上院は100人の議員で構成され、民主党は50人を確保したことになる。議長はカマラ・ハリス(副大統領)であるため、その1票が加算されればすでに51票となり、優位を持つこととなる。(2022/11/13 12:06)
アフリカ
「西サハラ難民を生んだモロッコの<緑の行進>」【西サハラ最新情報】 平田伊都子
今年の11月6日も、モロッコ国王は<緑の行進>を祝って、イケイケ演説をしました。 11月7日、友人が「昨日(11月6日)のNHKニュース7で、西サハラをモロッコと同色に塗った地図を使っていた」と、報せてくれました。モロッコは西サハラをモロッコ色で塗りつぶそうと躍起になっています。 11月8日、西サハラ長距離ランナーのサラーが、「モロッコ占領地西サハラ、はますます酷くなっている」と、訴えてきました。(2022/11/13 08:33)
コラム
政治家・政党とジャーナリズム 絶対権力を作り出さないために その6 右か左か 上か下か
最近、政治論議で、右か左かが大切ではなく、上か下かが大切です、という語り方をよくSNSで目にします。右か左かには戦後の社会主義のイデオロギーが関係していて、それはもう古い、という思いが込められているのではないかと思います。ただし、上か下かという表現は、権力者(富裕層)と民衆(庶民)という二分法だと思いますが、この表現は「右か左か」に存在したものが抜き取られているように私には感じられます。それは歴史というものです。(2022/11/12 16:37)
みる・よむ・きく
占領の真実が問う、兵士か、人間か 映画「愛国の告白─沈黙を破る・Part2」が11月19日から劇場公開
占領地で戦争の真実を見た兵士は、いかに行動すべきか。長年パレスチナ問題を追ってきた土井敏邦監督が、元イスラエル将兵たちの苦悩と決断を描いた映画「愛国の告白─沈黙を破る・Part2」が11月19日から新宿K’sinemaを皮切りに、全国で順次公開される。彼らの苦悩はパレスチナ・イスラエルだけに限られたものではない。ウクライナに侵略したロシア兵、イラクに侵略した米兵、かつてアジア各地を侵略した日本軍に通底する問題を提起する。(2022/11/10 12:42)
入管
国連自由権規約委員会が日本の入管制度について勧告 “制度を変えて”
国連の自由権規約委員会が、日本の入管施設での対応の改善を求める勧告を出したことを受け、8日に東京都内で、名古屋入管で亡くなったスリランカ人女性ウィシュマ・サンダマリさんの遺族らが会見を行った。遺族らは、日本政府に対して「国連の勧告をしっかりと受け止めて、制度を変えてほしい」と訴えた。(岩本裕之)(2022/11/09 23:08)
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