橋本勝21世紀風刺絵日記
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アジア
ミャンマー「夜明け」への闘い(5)あちこちに3本指、クラクションの大洪水 西方浩実
2月6日、クーデターが起きてから最初の週末。間違いなく何かが起きる、と誰もが予感していた。同僚は当初「デモはできない」と言っていたが、人々の怒りと絶望の大きさを考えれば、夜に鍋を叩くだけで終わるはずはなかった。抗議運動が始まるのだろうか、暴動になって武力弾圧されてしまわないだろうか・・・。(2023/01/15 10:16)
国際
「バイデンに<法の支配>、モロッコにも」【西サハラ最新情報】 平田伊都子
2023年1月12日、国連安保理で林外務大臣が議事進行する、<法の支配>の公開討論が行われました。 国連担当記者陣や世界のマスコミの反応を知りたかったのですが、日本とアメリカが仕組んだこのイベントに、ほとんど興味を示しませんでした。 アメリカは勿論、世界中がバイデン米大統領の機密文書事件とウクライナ疑惑でもちきりだからです。 13日、ホワイトハウスで日本の岸田文雄首相と会談の時も、バイデン大統領は記者団から機密文書について質問の砲火を浴びました。が、一言も答えず、そのままデラウェアの私邸へと逃げました.(2023/01/15 10:14)
アジア
ミャンマー「夜明け」への闘い(4)「軍は権力と利益がほしいだけ」 西方浩実
2月2日、夜8時。憑かれたようにインターネットでクーデター関連のニュースを追いかけていた私の耳に、突然ガンガンガン…という大きな音が響いてきた。トタン屋根に石でもバラまかれているかのような騒音だ。(2023/01/13 10:27)
人類の当面する基本問題
(49)人類は自滅の危機に瀕している (I)核兵器使用の可能性 落合栄一郎
現今、多くの人、特に若者が、人類が大変な状態になっており、生存があやふやと考えておられるようである。今回は、数回にわたり下記のような問題について簡単に検討してみる。「核兵器使用の可能性」「核電力を諦めない」「生物兵器化、人口削減」「気候変動、脱炭素、農業破壊」「少数派による科学・人類の支配」である。(2023/01/13 10:09)
入管
次期通常国会への入管法改正案提出に反対 遺族らが会見
政府が、次期通常国会で一昨年廃案となった入管法改正案の骨格を維持した法案を再提出する方針を固めたことを受け、名古屋の入管施設内で収容中に亡くなったスリランカ人女性ウィシュマ・サンダマリさんの遺族らが、都内で記者会見を行った。会見では、ウィシュマさんの妹であるポールニマさんが「姉は適切な治療が受けられずに入管に見殺しにされた。制度を変えなければ同じような犠牲者が出る」と、政府法案に反対する意思を示した。(岩本裕之)(2023/01/13 00:45)
アジア
ミャンマー「夜明け」への闘い(3)非暴力「市民不服従」の抵抗運動開始 西方浩実
クーデターの一報に衝撃を受けた頭で、次に考えたことは、どうしようもなく個人的かつ重大な問題だった。トイレットペーパーである。クーデターの噂が出た時に、念のため水や食料は数日分確保したのだが、うっかりトイレットペーパーを買い忘れていたのだ。そこで半分はトイレットペーパーのために、半分は怖いもの見たさに、恐る恐る地元の市場にでかけることにした。クーデター直後、2月1日朝7時頃だ。(2023/01/11 09:56)
アジア
バイデン大統領のアフガン撤退演説を今一度 アフガニスタンの「内戦」にこれ以上米国人を送り込むことはできない
2021年のバイデン大統領のアフガニスタンからの米軍撤退の声明を今いちど耳にすべきではないだろうか。私たちはどんなものでもアフガニスタンに与えてやった。にも拘わらず、アフガニスタンの大統領は国外に逃亡し、アフガニスタンの軍は崩壊した。アフガン軍が戦わないようなところに米軍がこれ以上いるわけにはいかない、とバイデン大統領は語った。しかし、忘れてはならないのは、アフガニスタンをぼろぼろに壊したのは米軍だということだ。この身勝手な演説は何だろうか。しかも、米軍のミッションは「驚くべき成功」だったとも語っているのである。(2023/01/10 20:09)
アジア
ミャンマー「夜明け」への闘い(2)「スーチーさんが捕まった」の衝撃 西方浩実
2月1日、月曜日、午前6時50分。ミャンマーの最大都市、ヤンゴン。珍しくアラームより早く目が覚めた。今何時だろう、と薄暗い室内で寝転んだままスマホを手に取ると、近所に住む友人から、不在着信とメッセージが届いていた。「スーチーさんが捕まった」。えっ!と思わず声が出た。ガバッと起き上がり、絶句したままメッセージを読み返す。(2023/01/09 09:48)
検証・メディア
新聞各社は大胆な経営革新を
新聞社が政府とその関係組織から広告収入を得ることで経営を続けてきたことが、権力への追従というジャーナリズムとは言えない新聞へと堕落してしまった元凶だということが鮫島浩氏やその他のブログで浮き彫りにされています。ジャパンタイムズでも経営難からそういうことになった話をどこかで読んだことがありました。第二次大戦中は大本営発表の大戦果などの報道で、多少なりとも読者を増やして経営を維持していた歴史を振り返ると、こうした新聞社は、確実に同じ道を進んでいます。(2023/01/09 08:56)
国際
ついにアメリカの戦争に巻き込まれて 連戦連敗の米軍の実像直視を
今起きている台湾を核とした米中の戦雲に対して、安倍首相時代に制定した憲法違反の安保法制によって日本も参戦させられる可能性があります。しかし、この戦争の最大の特徴は米国がシナリオを書いた米国のための戦争に他ならないことです。にも、関わらず、日本は参戦させられる可能性があるばかりでなく、日本本土がアフガニスタンやイラクと同じ戦場になる可能性が高いものです。しかも、20年くらいまで長期化する可能性があります。(2023/01/09 00:44)
農と食
コラム
食料安保論の罠
農業・食料問題の分野にも国家主義が押し寄せている。ここではとリあえず「食料安保」論について考える。ウクライナでの戦争に端を発した食料高騰は単に輸送の糞詰まりに過ぎないというのが客観的事実なのだが、それが日本の自給率の低さと連動したとき、いきなり国家が全面に現れる。国が責任を持って食料自給力を上げ、国民の食料を確保せよ、という議論が右からも左からも声高に叫ばれ、国家が全面にあらわれる。(大野和興)(2023/01/08 20:11)
国際
「安保理理事国日本に期待する西サハラ!」【西サハラ最新情報】 平田伊都子
2023年1月3日午後、ニューヨーク国連本部ビルの記者室に、石兼公博・国連日本政府常駐代表全権大使が登場しました。 2023年~2024年国連安保理非常任理事国日本の初記者会見です。 <法の支配>遵守を唱えている日本の<その心>を質そうと、記者陣が待ち構えていました。(2023/01/08 14:05)
アジア
ミャンマー「夜明け」への闘い(1)「2023年、われわれの勝利をここミャンマーで祝おう!」 西方浩実
ミャンマーの軍事クーデターからまもなく2年。民主主義の回復をめざして非暴力の「不服従運動」に立ち上がった広範な市民の闘いは、軍の残忍な弾圧によって封じ込められたかに見える。だが人びとは希望を失っていない。多くの若者が「夜明け」を信じて、今も国軍との武装闘争に身を投じている。2022年の大晦日の夜、日本で紅白歌合戦を見てい私に、ミャンマーの友人からメッセージが届いた。「2023年、われわれの勝利をここミャンマーで、ともに祝おう!」。クーデター後の日々が、一瞬にして蘇る。当時、国際協力団体の職員としてヤンゴンに駐在していた私は、軍事独裁の理不尽さに打ちひしがれながらも、決して諦めることを知らないミャンマーの人々の前向きさに、いつも励まされていたのだ。(2023/01/08 10:39)
検証・メディア
Samejima Timesが大手新聞各社と政府との癒着を指摘 〜安倍官邸と大手紙幹部らの夕食会の謎に迫る〜
私は2019年3月に首相官邸前で行われた日本マスコミ文化情報労組会議主催の表現の自由を求める集会を聞きに行ったことがありました。そこではマスコミ各社のスター的な記者や労組の有力者たちが集まり、官邸が記者たちにかける圧力に抗議していました。(2023/01/07 09:47)
コラム
軍備増強でなく、東アジア軍縮会議の開催を
第二次安倍政権時代に憲法の精神を逸脱して制定された安保法制のために、本来日本の危機ではない事態に日本が巻き込まれて戦火に見舞われるリスクが高まっています。飛んで火に入る夏の虫が日本でしょう。しかも、ずるずるときちんとした国会での議論もなく、前の日中戦争や太平洋戦争と同様になし崩し的に事態が進み、マスメディアはそれを翼賛する記事を書いています。(2023/01/06 14:24)
農と食
21年度グリホサート出荷量 過去最高を更新
2021年度のグリホサート系除草剤の出荷量(原体換算)を『農薬要覧2022』(植物防疫協会編)のデータで試算した結果、グリホサート系除草剤は6512.5トンで前年比102.7%と昨年に続き増加し過去最高となった。なお、確定値は国立環境研究所・化学物質データベースの更新を待ちたい。(有機農業ニュースクリップ)(2023/01/05 20:22)
欧州
航空会社の対照的な対応〜チャオ!イタリア通信 サトウノリコ
読者の方は、筆者の家族が夏休みに日本に帰国中にコロナに感染したことを覚えているでしょうか?日本からイタリアに戻ってきて、4か月近くが経ちました。夏休みの里帰りはコロナもあり、旅行保険に入ったのですが、今だに保険会社との交渉が続いています。(サトウノリコ=イタリア在住)(2023/01/02 00:15)
コラム
野党完全勝利までの道のり 4 野党は国民を幸せにしようとなどと訴えてはいけない 南田望洋
野党勝利まで長い道のりである。様々な障壁が二重三重に立ちふさがる。しかし、最も大きな障壁は、幸せになりたくない日本人のメンタリティにある。幸せになりたくない、というのは子供のころから滅私奉公を文化的に植え込まれているため、「自分の幸せ」の追求ということに後ろめたい気がしてしまうのだ。そのことが生活保護申請へのためらいや、他者の支援の受け入れに対する心の障壁となっている。賃上げへのためらいやストライキへのためらいになっている。さらに革命への恐怖の源になっているのだ。私は、これを仮に「特攻症候群」と名付けたい。(2022/12/29 16:49)
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