橋本勝21世紀風刺絵日記
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政治
間接金融時代と直接金融時代の日本の首相の違い(仮説)〜宏池会の激変とグローバル化〜
リベラル派とされた宏池会出身の岸田首相がなぜ期待外れだったのか?この理由をめぐっては、様々な見方が可能です。私は岸田首相が自分の思想を持たない権威主義的人間だったという見方を示したことがありました。しかし、一方で、客観的に振り返ってみると、昭和時代とれいわの時代で、宏池会といえども時代の波にさらされて変質したと言うこともできるのではないでしょうか。すなわち、昭和時代の宏池会の政治家たち〜池田勇人、大平正芳、宮澤喜一など〜の時代は経済の根幹をなす金の動きすなわち金融が直接金融システムでした。護送船団と呼ばれる大枠の中で、各銀行が借り手企業の体力や可能性を見ながら、成長するのを時間をかけて待つことができた時代です。政治の足元にある経済が待つことができる構造であれば、政治家も長期的な視野に立った政策を作りやすいのだろうと私は推測します。(2023/01/29 11:51)
アフリカ
「初の西サハラ民主的大統領選挙」【西サハラ最新情報】 平田伊都子
2023年1月13日に始まった<第16回ポリサリオ戦線会議>が、閉会予定の1月17日になっても終わらず、48時間の延長になりました。 これまでに参加した時も、1日、2日の延長は当たり前だったので、気に留めませんでした。 が、さらに72時間の延長が発表された時、もめたのかな?と、いささか気になりました。(2023/01/29 08:40)
入管
<入管法改定案に反対> 「生きる権利を認めて」 国会前で若者らが抗議
政府が今国会に提出予定の入管法改定案に反対するため、27日夜に国会前に若者らが集まって抗議活動に取り組んだ。寒空の中、約80人が「入管法改悪反対」「難民を収容・送還するな」と書かれたプラカードを掲げ、「これ以上、日本社会で一緒に生きている外国籍の仲間を差別するな」と声を上げた。(岩本裕之)(2023/01/29 05:47)
農と食
ニュージーランドで卵の供給不足が続く 要因はケージ飼い廃止と飼料高騰
NNNが1月27日に伝えるところによると、ニュージーランドでは 1 か月以上にわたって卵の供給不足に悩まされており、クリスマスや新年の祝賀会にさえ影響を与えている。卵の供給の実態は、特に大都市のスーパーマーケットや青果店の棚で端的に現れている。(大野和興)(2023/01/27 20:58)
コラム
戦後民主主義も憲法の素晴らしさも実感が持てない世代と圧倒的にリアリティを感じられた世代の間に体験の格差がある その2
憲法改正をめぐる意識の格差の背景には、憲法のもとで過去に行われてきた理不尽な政策とそれによる社会の変容があるのではないか、と先ほど書いた。特に、平成時代の約30年間は、憲法の理念と政治・経済・社会の開きが大きくなっていた時代だった。すなわち、憲法を維持しながらも、実質改憲のような事態が社会に進行していたのだ。安保法制が制定された2015年は大きなデモが行われたが、憲法9条に限らず、様々な面で憲法の実質廃棄が平成時代に進行していたことをもっと重視すべきなのだ。身近な暮らしこそが憲法と関係しているのである。消費税導入の是非もそうだろう。多くの死票を生み出す小選挙区制もそうだ。日米構造協議以後、日本の憲法は死文化し、実質、廃棄されてきたと言って過言ではないのではなかろうか。その極みは10年近くにわたって、毎年10万人もの人々が自殺していたことである。(2023/01/27 20:20)
コラム
戦後民主主義も憲法の素晴らしさも実感が持てない世代と圧倒的にリアリティを感じられた世代の間に体験の格差がある
「戦後民主主義も憲法の素晴らしさも実感が持てない世代と圧倒的にリアリティを感じられた世代の間に体験の格差がある」このようなべたなタイトルを掲げたのは、昭和と平成の間で社会・政治・経済・世相の革命的な変化が存在しており、それを体験した人としていない人の間で、同じ日本語を使っていても、意味概念あるいはそのイメージがまるで共有できていない、ということが存在しているように私には思えるし、そのことが今日の自民党政権の改憲運動や憲法違反の法令に対する反対の運動にも大きな障壁となっていると思えるのだ。(2023/01/27 16:20)
政治
野党第一党が与党補完政党となったので、何をやっても岸田内閣は安泰 〜90年代から続く右傾化運動の旗手となった立憲民主党〜
立憲民主党が日本維新の会と国会で共闘することになり、日本維新の会は自民党の補完勢力であるため、野党第一党を含めた大政翼賛会化が進んでいると言っても間違っていないだろう。岸田内閣が国民不在で次々と外交防衛から内政まで重要事項を決めていけるのも、野党第一党の立憲民主党の執行部が自民党政権と極めて親和性が高いからに他ならない。これは野田元首相がかつての安倍首相と親和性が高かったこととよく似ている。(2023/01/25 18:42)
アジア
モンゴルでは極端な寒さ 今季最強寒波の日本どころではない
24日から25日にかけ、今季最強のカンパに覆われている日本列島だが、さらに北のモンゴルでは零下50度という極端な寒さに襲われ、この極寒は今後1週間は続くと見通されれている。NNNが伝えた。(2023/01/24 19:48)
アジア
フィリピンの10代の妊娠は過去5年間で減少
フィリピンでは10代の少女の妊娠が社会問題となっているが、フィリピン統計局のデータで、 15 歳から 19 歳までの少女の妊娠率は、2017 年の 8.6% から 2022 年には 5.4% に減少したことが分かった。NNN(ナム・ニュース・ネットワーク)が報じた。(2023/01/24 19:16)
国際
「モロッコゲートEU汚職」【西サハラ最新情報】 平田伊都子
2023年1月18日、BBC 英国TVが、「汚職疑惑の元EU議会議員が司法取引に応じる (ベルギー検察発)」と、報じました。 ベルギー検察は17日に、「賄賂を受け取った犯罪ネットワーク4人のうちの一人が司法取引に応じた」と公表しています。 彼の供述で、EUとの汚職に関わったモロッコの犯罪実態が明らかになってきます。(2023/01/22 10:53)
人類の当面する基本問題
(50)人類は自滅の危機に瀕している (II) 原発使用を諦めきれない 落合栄一郎
広島・長崎での眼に見える原爆による破壊は、世界中の人々に印象づけられた。爆発時の高放射線による死者は観察されたが、外傷もない、外部からの強烈な放射線による内部組織の破壊であった。原爆爆発時に放出された放射性物質(死の灰)からの放射線による内部被ばくという目に見えない、肌に感じられないし、直ちには現れない影響を受けた人々は、後々まで、深刻な健康への影響に苦しんだが、多くの人には見えなかった。いや、米国が行った原爆後の調査から得たそうした内部被ばくの健康への影響の事実・データは長い間隠蔽されていた(注1)。(2023/01/21 13:55)
アジア
ミャンマー「夜明け」への闘い(6)「軍事独裁政権」を思い知った日 西方浩実
2月8日、月曜日。週末に盛り上がったデモは、平日になって落ち着くどころか、ますます膨張した。ミャンマー人たちは、仕事を休んで街に出た。同僚たちからも、朝から「今日はとても大事な日!デモに行ってくるよ!」と気合の入ったメッセージ。窓からは、ぬるい風に乗ってクラクションの音や、陽気な音楽、人々が何かを叫ぶ声が途切れ途切れに聞こえてくる。(2023/01/19 10:05)
アジア
「KDDIと住友商事が国軍の人権侵害に加担」ミャンマー人権団体が指摘
ミャンマーの人権団体「ジャスティス・フォー・ミャンマー(JFM)」は、日本のKDDIと住友商事が軍評議会(SAC)による人権侵害に加担していると指摘した。JFMは、両社はビジネスパートナーであるミャンマー郵電公社(MPT)と合弁でミャンマーにおいて通信事業を展開しているが、SACが反対勢力やジャーナリストに対する弾圧を強化するための通信傍受やメール閲覧などの違法行為を黙認していると指摘。市民の弾圧に加担するなどの行為をただちに止めるよう要求した。ミャンマージャポンが伝えた。(2023/01/17 21:25)
政治
岸田首相の性格類型は権威主義的性格
ジャパンタイムズに掲載された岸田首相がバイデン大統領に肩に手を回され、何やら激励されており、岸田首相が大喜びしている写真に、多くの人がやるせない思いを抱いたらしく、「犬」という言葉がネット上に散乱した。「岸田ちゃん、ミサイルをあと1000発買ってくれたら、10%割引にするよ、こんなことができるのは君が日本の首相の中では抜群に優秀な人だからね」とでも言われたのだろうか。(2023/01/17 08:34)
政治
あの安倍が 憑依したよな タカ派ぶり ゴミじゃないぞぇ 九条、ウチナー
「大軍拡」を手土産にホワイトハウス詣での岸田首相、「敵基地攻撃」でバイデン大統領と意気投合。年の初めの狂歌をと思ったものの、世の中、余りに物騒の度合いを増すに脅えてか、狂うに狂えず、下記の如く真面目な結果に―:(2023/01/16 16:21)
アジア
ミャンマー「夜明け」への闘い(5)あちこちに3本指、クラクションの大洪水 西方浩実
2月6日、クーデターが起きてから最初の週末。間違いなく何かが起きる、と誰もが予感していた。同僚は当初「デモはできない」と言っていたが、人々の怒りと絶望の大きさを考えれば、夜に鍋を叩くだけで終わるはずはなかった。抗議運動が始まるのだろうか、暴動になって武力弾圧されてしまわないだろうか・・・。(2023/01/15 10:16)
国際
「バイデンに<法の支配>、モロッコにも」【西サハラ最新情報】 平田伊都子
2023年1月12日、国連安保理で林外務大臣が議事進行する、<法の支配>の公開討論が行われました。 国連担当記者陣や世界のマスコミの反応を知りたかったのですが、日本とアメリカが仕組んだこのイベントに、ほとんど興味を示しませんでした。 アメリカは勿論、世界中がバイデン米大統領の機密文書事件とウクライナ疑惑でもちきりだからです。 13日、ホワイトハウスで日本の岸田文雄首相と会談の時も、バイデン大統領は記者団から機密文書について質問の砲火を浴びました。が、一言も答えず、そのままデラウェアの私邸へと逃げました.(2023/01/15 10:14)
アジア
ミャンマー「夜明け」への闘い(4)「軍は権力と利益がほしいだけ」 西方浩実
2月2日、夜8時。憑かれたようにインターネットでクーデター関連のニュースを追いかけていた私の耳に、突然ガンガンガン…という大きな音が響いてきた。トタン屋根に石でもバラまかれているかのような騒音だ。(2023/01/13 10:27)
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