橋本勝21世紀風刺絵日記
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アジア
「南シナ海航海記」(4)パグアサ島に上陸 途中、突然の発砲音に緊張
この日は天幕の下で読書を続けていた。読んでいたのは、この熱帯の海とは正反対の地である極冠のヒマラヤ山脈に挑戦する登山家を描いた沢木耕太郎の「凍」というノンフィクションの文庫本だった。旅先では、その地と縁もゆかりもない本を読むことが多い。ちなみに揺れる船の上で、酔わずに本を読み続けるこつは仰向けになって本をかざして読むことだ。うつぶせになって読むとすぐ酔うが仰向けだとなぜか酔わないのだ。平穏な船内に午後2時ごろ、平穏な航海を一気に緊張させる発砲音が響いた。「パン、パン、パン」。場所は中国が実効支配するミスチーフ礁から北西約37キロの地点だった。(REAL ASIA特約=石山永一郎)(2024/06/01 18:57)
国際
「サンチェス政権は偽善―西サハラ記者サレク」 【西サハラ最新情報】 平田伊都子:
「耐え難い屈辱」と、西サハラの作家でジャーナリストのババ・ラルーシが、5月28日に「サンチェス、あんたは、、」とペドロ・サンチェス・スペイン首相にSNSで呼びかけました。 「スペインと二重基準:パレスチナ国家の承認と西サハラの抹殺!と題して、サレク・ムフタもSNSに投稿しました。 いずれも、西サハラ支持からモロッコ支持に寝返り、今が旬だからとパレスチナ支持にまわる、そんなサンチェス首相の節操のなさを糾弾しています。(2024/06/01 11:12)
アジア
15,000 people rally in Hibiya Park to protest against COVID vaccine ‘Protecting lives from the WHO’
On the afternoon of 31 May, a rally was held in Hibiya Park Concert Hall in Tokyo's Chiyoda Ward to protest the World Health Organisation (WHO) and Japanese Government-led new vaccination program, claiming that the COVID-19 vaccine is harmful. The rally, organized by the National Movement to Protect Lives from the WHO (Led by Chikatsu Hayashi), was attended by some 15,000 people (according to estimates by Nikkan Berita). The open-air concert hall could not accommodate the crowd, which filled Hibiya Park. After the rally, participants held placards and banners with messages such as ‘Withdraw from the WHO! ’, They marched through Chiyoda Ward and other areas.(2024/05/31 21:11)
ワクチンの有害性訴え大集会 「WHOから命を守る」 日比谷公園に1万5千人
5月31日午後、東京都千代田区の日比谷公園外音楽堂で、新型コロナワクチンの有害性を訴え、世界保健機関(WHO)や日本政府主導による新たなワクチン接種に反対する人々が集会を開いた。「WHOから命を守る国民運動」(林千勝代表)主催のこの「大決起集会」には約1万5000人(日刊ベリタ推計)が参加。野外音楽堂には入りきらず、日比谷公園内を埋め尽くした。集会後、参加者は「WHO脱退!」などのプラカードや幟(のぼり)を手に千代田区内などをデモ行進した。(2024/05/31 20:39)
「ALPS処理水の海洋放出反対」市民団体が抜本的対策を求める政府交渉を実施
ALPS処理水の海洋放出が開始されてから9ヶ月が過ぎる。福島第一原発の廃炉作業に伴って発生するALPS処理水には、トリチウムなどの放射性物質が含まれることから、海洋放出については計画段階から、環境汚染や地元に対する風評被害を問題視する声が上がっていた。(小栗俊也)(2024/05/31 01:01)
アジア
「南シナ海航海記」(3)アユギン礁に上陸 警備の兵士、過酷なる退屈
そもそも私たちがどうやってこの輸送艦ラグナに潜り込むことができたか。それは当時の三井マニラ支局長の長期にわたるフィリピン海軍、国防省、外務省との交渉の賜物だった。国防省や外務省の立場からすれば、外国メディアの記者を同乗させることにはリスクもある。当時はルソン島西方沖の中沙諸島とも呼ばれる海域にあるスカボロー礁を中国が実行支配、ノイノイ・アキノ政権下のフィリピンと中国と間では、緊張が高まっていた。外国メディアが南沙諸島海域におけるフィリピンの実効支配の状況を大きく報じれば、中国がどう反応するかは予想がつかない面があった。また、フィリピンの実効支配の状況の詳細という機密が公表されることにもなり得る。このため、いったん軍から出た許可が取り消されたこともあった。ようやく、国防省、軍からほぼ「同乗OK」との連絡が入ったのが2012年5月半ばだった。(REAL ASIA特約=石山永一郎)(2024/05/29 13:35)
入管
「入管法は廃止一択!」市民有志が新宿でスタンディングを実施
昨年の通常国会で成立した改正入管法の全面施行日(6月10日)が迫る中、同法の廃止を求める市民有志らは25日、新宿駅南口でスタンディング「STOP入管法スタンディングプロテスト at 新宿」を実施した。(藤ヶ谷魁)(2024/05/27 18:11)
アジア
「日本はミャンマー国軍との関係を断ち切るべき」 ミャンマーNUG大臣による来日公演
来日中のミャンマー国民統一政府(NUG)ゾーウェーソー保健・教育大臣は22日、ミャンマーの民主化を支援する議員連盟などが主催した院内集会で基調講演を行った。(藤ヶ谷魁)(2024/05/26 13:23)
国際
「アメリカがICCもIJCも制裁する?!」【西サハラ最新情報】 平田伊都子
2024年5月20日、ICC国際刑事裁判所のカリム・カーン主任検察官(英国出身)が、イスラエル戦争内閣のネタニヤフ首相とガラント国防相、さらにガザを実行支配するハマスの指導者3人、ヤヒヤ・シンワル指導者、モハメド・デイフ(カッサム旅団司令官)、イスマイル・ハニヤ(政治局長)への逮捕状を請求したことを,発表しました。 まだ、逮捕令状は出されていませんが、イスラエル戦争内閣とバイデン米政権は「マジ~~!」と慌ててます。 ハマス側は自分たちへの逮捕状に反発しつつ、ICC国際刑事裁判所主任監察官の行動は遅すぎると非難しました。(2024/05/25 12:17)
アジア
「南シナ海航海記」(2)花畑のような海 冷えた水が飲めない辛さ
フィリピン・パラワン島を出発した輸送艦ラグナは南シナ海を西南西へ進んだ。 蒸し風呂のような船室で寝たため、寝不足のまま午前7時ごろに船室を出た。船には一応、食堂もあり、3食出てくる。おかずはアドボなどフィリピン料理が小皿に1品のみ。ごはんだけが山盛りだった。朝食はそれで済ませたが、昼食と夕食は、持参したカップ焼きそばやイワシの缶詰などで済ませた。船の食事情は悪そうだと察して日本食を含む食料だけはたくさん持ってきていたのだ。しかし、船内の冷蔵庫で私たちが使用を許されたのは厨房を除いて1台だけで、それも艦長のレイエス注意ら士官と共用だったため、使えるスペースは小さなペットボトルを2つ置けるぐらいだった。ゆえに航海の間中、冷たい水はほとんど飲めなかった。たまにコップ1杯の冷えた水を口にする時は、高級ブランデーのように味わって飲んだ。(REAL ASIA特約=石山永一郎)(2024/05/25 07:57)
中東
日本の大学生たちによるパレスチナ連帯デモ
イスラエルによるパレスチナ自治区ガザ地区への侵攻が続く中、米ニューヨーク市にあるコロンビア大学をはじめとする世界中の大学(英国・フランス・オーストラリア・韓国など)で「パレスチナ解放」を掲げる学生らによる抗議デモが取り組まれている。(藤ヶ谷魁)(2024/05/24 13:26)
アジア
「南シナ海航海記」(1)老朽輸送艦での過酷な旅に イルカに抜かれながら西へ
南シナ海の島や岩礁などめぐる領有権問題は、いまだに平和的な解決に向けた具体的な枠組み合意に至っていない。特に南沙諸島海域に対してはフィリピン、中国のほか、ベトナム、マレーシア、ブルネイ、台湾の5カ国地域が領有権を主張し、ブルネイを除く4カ国地域が島や岩礁を実効支配している。中国と東南アジア諸国連合(ASEAN)は、南シナ海行動規範(CoC)の作成で合意しているが、いまだにCoCの内容は協議中のままだ。この領有権問題があるがゆえに、南シナ海の島や岩礁は一部の漁師や軍関係者以外は訪れることのないは秘境になっている。そこはどんなところなのかについては、ほとんど知られていない。10年前の旅になるが、筆者は南沙諸島の島々をフィリピン海軍の輸送船に乗って訪れている。当時の記録を元に「南沙諸島航海記」を書き残しておく。(REAL ASIA特約=石山永一郎)(2024/05/23 23:54)
入管
名古屋入管死亡事件 国賠訴訟で裁判官が総入れ替え ビデオ映像を見て判断を
2021年3月に名古屋入管施設内で死亡したスリランカ人女性のウィシュマ・サンダマリさんの遺族らが原告となった国家賠償請求訴訟の第12回口頭弁論が、5月22日に名古屋地裁で開かれた。同口頭弁論から、これまで裁判を担当してきた裁判官3人が総入れ替えとなったことから、原告である遺族らが「新しい裁判官の皆さんもビデオを真剣に見て」と、ウィシュマさん収容時の状況を記録したビデオ映像の視聴を裁判官に求める場面があった。(岩本裕之)(2024/05/23 01:17)
スポーツ
センター大谷も見たい ドジャース弱点の守備位置 ESPN記者が指摘
米スポーツ専門局ESPNのブラッドフォード・ドゥーリトル記者は5月21日付のウェブ記事で、「大谷を中堅手として想像してみよう」と読者に呼びかけ、ドジャース最大の弱点である中堅手の問題をリカバーするため、大谷が中堅手としてプレーする可能性について論じている。右肘の怪我が癒えるまでは外野手としてもプレーはできないが、ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は大谷のドジャース入団の際「ポストシーズンでは外野もできるのではないか」とワールドシリーズなどでの外野手としての出場を示唆していた。(市橋嗣郎)(2024/05/22 01:07)
文化
野添憲治の《秋田県における朝鮮人強制連行8》 岩手とまたがる花輪鉱山 鹿角市花輪
秋田県と岩手県にまたがる鉱区を持つ花輪鉱山は幕藩時代から続く古い鉱山で、一時休山となっていたが、昭和に入って経営が日本鉱業に移ってから硫化鉄興さんとして栄えた。戦時体制下の1940年(昭和15年)以降、たくさんの朝鮮人連行者が「官斡旋・徴用」で送りこまれた。国家による強制連行であったことが分かる。(大野和興)(2024/05/21 21:50)
入管
【5/25実施予定】STOP入管法スタンディングプロテスト at 新宿
昨年成立した改正入管難民法が全面施行(6月10日)となるのを前に、同法廃止を求める市民有志でつくる「渋谷デモ実行委員会」は、5月25日午後3時から新宿駅南口で「STOP入管法スタンディングプロテスト at 新宿」を実施する予定だ。(藤ヶ谷魁)(2024/05/21 16:41)
医療/健康
みる・よむ・きく
読者を震撼させる新型コロナと薬の真相 ロバート・ケネディ・ジュニア著「人類を裏切った男」(経営科学出版)
21世紀の世界史に必ずや刻まれるはずの新型コロナの世界的流行が収まりつつある中で、この本は昨年末にようやく邦訳が出版された。英文の原書の出版は2021年秋だった。そして英文書は「全米100万部」の大ベストセラーになった。「人類を裏切った男」(経営科学出版)の内容は、この間、世界の主流メディアがほとんど触れて来なかったパンデミックの真相に迫っている。著者は米大統領選に第3局の大統領候補として出馬しているロバート・ケネディ・ジュニア。それだけでも話題性があるが、その内容は読者を震撼させ得るほど迫力ある筆致で、パンデミック下において隠されていた重大な真相を著者は暴いている。原題は「THE REAL ANTHONY FAUCHI」。アンソニー・ファウチとは米アレルギー感染症研究所所長を長年務めてきた人物の名だ。(石山永一郎)(2024/05/20 18:20)
人類の当面する基本問題
WHO(世界保健機関)による人類支配の試み(?) 落合栄一郎
国連所属の一つの機構とされているWHOは実は、1948年にデービット・ロックフェラーの主張によって造られたのである。現在は、194カ国が参加している。その活動費は参加国からが大部分ではあるが、実はかなりの部分が民間人、民間企業などである。2018―2019年の例では、最高の寄与は、米国で、全予算の15.9%、次いで2番目が、ビル/メリンダ・ゲーツ財団で9.4 %、3番目が英国で7.7%、 GAVI Allianceなる民間団体(ゲーツ財団などが寄与)が6.6%、ドイツが5.2%、日本は3.2%、中国1.5%などなど。(2024/05/18 11:15)
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