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特集ムハンマド中傷漫画【揺れるデンマーク・8】「表現の自由を支持し続ける」 ポリティケン紙編集長・セイデンファーデン氏 デンマークの保守系新聞「ユランズ・ポステン」が掲載した、イスラム教預言者ムハンマドの風刺画事件を、ライバル紙「ポリティケン」はどう見たのか?「揺れるデンマーク」の最終回として、編集長トゥア・セイデンファーデン氏に、改めて事件の分析と今後の予測を聞いた。同氏は、風刺画は基本的に間違いであり、デンマークのイメージを失墜させたとしながらも、「表現の自由は支持し続ける」と述べ、表現の自由の将来について語った。(コペンハーゲン=小林恭子)(2006/04/16) 【揺れるデンマーク7】「沈黙するムスリムの声を取り上げたい」 世俗派のネットワーク組織したエルアベド氏 連載の6回目で紹介した穏健派ムスリム作家タビシ・ケアー氏は、イスラム教徒であることを明確にして議論に加わることを提案した。これを一歩進めたのが、シリア出身のイスラム教徒の国会議員ナッサー・カーダー氏が旗振り役となった市民グループ「民主ムスリムネットワーク」だ。民主主義、人権、法のルールを宗教上の価値観よりも優先することを基本精神とする。風刺画事件でムスリム・非ムスリム市民の間の対話を進める必要性が強く叫ばれるようになったこともあって、2月の旗揚げから、現在までに1500人以上が会員となった。カーダー氏と共にネットワークを立ち上げた世俗派ムスリムのファティー・エルアベド氏に話を聞いた。(コペンハーゲン=小林恭子)(2006/04/12) 【揺れるデンマーク・6】 「穏健派の声は封じ込められた」 ムスリム作家のタビシ・ケアー氏 デンマーク紙が掲載したイスラム教の預言者ムハンマドの風刺画がきっかけとなって、イスラム教徒による抗議デモやデンマーク国旗への放火、大使館への襲撃、デンマーク製品の不買運動などが世界中に広がったのは、今年の2月だった。死者も出るほどだったが、2ヵ月後の現在、事態はひとまず終息を迎えた。デンマーク国内に住む20万人と言われるイスラム教徒の国民は、一連の事件を通して、欧州に住むイスラム教徒としてのアイデンティティーに思いを巡られたようだ。デンマーク西部にあるオーフス大学で英文学を教え、小説「バスが停まった」(仮訳。原題はThe Bus Stopped)の作家でもある、自称「穏健派ムスリム」のタビシ・ケアー氏は、自分たちの声を代弁する人が、デンマーク国内で誰もいないことに強い不満感を感じた、という。「穏健派の声は封じ込められた」と題するコラムを英ガーディアン紙やデンマークの新聞に寄稿したケアー氏に、思いを語ってもらった。(オーフス、デンマーク西部=小林恭子)(2006/04/08)
【揺れるデンマーク・5】「相互理解願いムハンマドの生涯書いた」 児童文学作家ブルートゲン氏 2005年夏、デンマークの児童文学作家カーレ・ブルートゲン氏は、イスラム教の預言者ムハンマドの生涯について書いた自著に挿絵を描くイラストレーターを探すのに苦労したことを、あるジャーナリストにぼやいた。全国紙「ポリティケン」がこの経緯を9月中旬に記事化し、それに触発される形でライバル紙「ユランズ・ポステン」が約2週間後に、「メディアの自己検閲をテストする」ため、12枚のムハンマドに関わる風刺画を掲載した。これが今回の騒ぎの発端だ。「児童書はイスラム教との相互理解を進めるために書いた」もので、「風刺画に対する抗議デモに自分の責任はない」と言うブルートゲン氏に、コペンハーゲンの北にある自宅で、風刺画事件への感想やデンマークの風刺文化などについて聞いた。(コペンハーゲン=小林恭子)(2006/03/10) 【揺れるデンマーク・4】「『私たち』とは何か再考のとき」 コペンハーゲン・ポスト副編集長マッグイン氏 デンマークの首都コペンハーゲンで最も広く読まれている英字紙「コペンハーゲン・ポスト」(www.cphpost.dk)は、市内の約8万人の外国人居住者と、海外からの旅行客らが読者層だ。2月、風刺画掲載の影響が世界中に広がる中で、風刺画がイスラム教を冒涜しているとする声とデンマークの表現の自由を受け入れるべきだという声の両方を掲載し、オンライン版には海外からも投書が殺到した。同紙の副編集長で米国人のケビン・マッグイン氏は、今回の事件を機に欧州諸国は、イスラム教徒とともに「私たちとは何か」を問い直すべきだ、と提言する。(コペンハーゲン=小林恭子)(2006/03/09)
【揺れるデンマーク・3】「イスラム教徒の価値観に理解を」 イマーム(導師)のアブラバン師 デンマークで最もよく知られているイスラム教イマーム(導師)のアーマド・アブラバン師は、イスラエルの海港ジェッファでパレスチナ人家族の子供として生まれ、1984年に政治的亡命者としてデンマークにやって来た。預言者ムハンマドの風刺画掲載への抗議の一環として、昨年末、エジプト、レバノンなどの中東諸国を訪問したグループの一人だ。新聞に掲載された風刺画とともに、ムハンマドをブタに見立てた写真なども持参し、中東諸国の中で反デンマーク感情を扇動した人物とも言われている。コペンハーゲン市内のイスラム教礼拝所の1つで、金曜礼拝の儀式を終えて声を枯らせたアブラバン師に話を聞いた。(コペンハーゲン・小林恭子=日刊ベリタ)(2006/03/04) 【揺れるデンマーク・2】「新たな対話の機会が開けた」 移民融合コンサルタントのアルマジド氏 540万人のデンマーク国民のうち、イスラム教徒は20万人といわれる。シリア出身のファーミー・アルマジド氏(59歳)は、移民のホスト社会への融合問題のコンサルタントで、イスラムの預言者ムハンマドの風刺漫画を掲載したユランズ・ポステン紙のコラムニストの一人でもある。同氏は漫画の掲載を、「挑発だけを目的とした馬鹿げた行動」で、デンマークの対外イメージに大きな打撃を与えたと批判する一方、「最終的には、この騒ぎがムスリムと非ムスリムの国民の間の新たな対話のきっかけになる」と楽観視もしているという。(コペンハーゲン・小林恭子=日刊ベリタ)(2006/02/27) 【揺れるデンマーク・1】「ムスリム移民は『疑念』の対象」 通信社デスクのクリスチャンセンさん イスラム教の預言者ムハンマドの中傷漫画騒ぎは、火元のデンマークではどのように受け止められているのだろうか。人口約540万の国の一新聞が世界に広げた波紋の大きさに、多くの国民は戸惑いを覚えているようだが、この騒ぎで浮き彫りになった様々な問題を真剣に考えようとする人びとも少なくない。首都コペンハーゲンで、ジャーナリスト、移民問題専門家、ムスリム、作家らの声に耳を傾けてみた。(コペンハーゲン・小林恭子=日刊ベリタ)(2006/02/26)
アラブ版コーラの売上が3倍増 ムハンマド誹謗漫画騒動で 【東京23日=齋藤力二朗】預言者ムハンマドの誹謗漫画騒動のあおりを受けてデンマーク製品不買運動がイスラム世界で吹き荒れ同国の企業は大損害を蒙っている一方で、アラブ版のコーラの売り上げが激増しているという。21日付のイスラム・オンラインが報じた。(2006/02/23) デンマークでイスラム教徒の墓が破壊される ムハンマド中傷漫画抗議への報復か 【東京17日=齋藤力二朗】預言者ムハンマドを中傷する漫画が新聞に掲載されたことから世界各地で始まった抗議活動の震源地、デンマークでイスラム教徒の墓地が攻撃され、墓標が破壊される事件が起きた。12日付のイスラム・オンラインが報じた。(2006/02/17) 「悪魔の詩」からデンマーク紙の漫画まで 頻発するイスラム中傷めぐる騒ぎ 【東京11日=齊藤力二朗】イスラムへの中傷とされる行為が国際的な事件に発展したのは、預言者ムハンマドを誹謗する漫画をめぐる騒ぎが初めてではない。日本人にとっては『悪魔の詩』を翻訳した五十嵐教授殺害事件が記憶に新しい。今回ほどの規模ではないものの、文学や映画、メディアでこれまでに起きた例を6日付ミドル・イースト・オンラインが紹介した。(2006/02/11)
EUで宗教報道に関するメディア規定検討 【ロンドン9日=小林恭子】デンマークの新聞がイスラム教の預言者ムハンマドの風刺画を掲載したことを発端として、これを神の冒涜だとするイスラム教徒と表現の自由を主張する欧州メディアとの間の対立が深まる一方だが、欧州連合(EU)がイスラム教を始めとする宗教に関して報道する際、“慎重さ”に配慮するメディア規定を設ける動きが浮上してきた。9日付のデイリーテレグラフ紙が伝えた。(2006/02/09) オランダのアラビア語紙が「アンネの日記」風刺で逆襲 【東京9日=齊藤力二朗】預言者ムハンマドの中傷漫画で傷つけられたオランダのアラビア語新聞が、ユダヤ人が最も拡散を恐れるホロコースト問題を間接的に取り上げ、キリスト教徒を揶揄する痛烈な風刺漫画を掲載した。言論の自由を逆手に取った逆襲を、6日付のイラーキ・リーグが漫画の写真入りで伝えた。(2006/02/09) |
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