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Special

特集

根津教諭の「君が代」拒否




免職なしは「勝利」と根津教諭 都教委の暴走食い止めた支援の人びとに感謝
  今春の卒業式で「君が代」の斉唱を拒否した公立学校教員20人に、東京都教育委員会は3月31日、懲戒処分を下した。免職が懸念されていた根津公子教諭(都立南大沢学園養護学校)は、昨年につづき停職6ヶ月となった。根津さんはこの決定を、免職を阻止しようと大勢の人たちが都教委や報道機関にはたらきかけてくれたことによる「勝利」と評価、支援者らに感謝の報告を行った。しかし不当処分であることには変わりなく、新学期からの停職期間中は新しい勤務校前に毎日「出勤」し、都教委のこれ以上の暴走を市民の力で食い止めていくように訴える。(ベリタ通信)(2008/04/04)


根津教諭に明日、免職を発令か 人間性を欠落させた石原都政の教育破壊の暴挙
  今春の卒業式で「君が代」斉唱に起立しなかった教員に対して、東京都教育委員会は31日、処分を発表する。昨年、停職6ヶ月の処分を受けた根津公子教諭(八王子市大沢学園養護学校)は、ついに免職を言い渡されるとみられている。石原都政による教育破壊を許すまいと、連日のように抗議行動をつづけてきた教員、市民、父兄の声を無視した暴挙である。卒業式当日などの模様を記した根津さんのレポートは、知事を頂点に都の行政者たちが、教育の原点である人間性をいかに欠落させているかを浮き彫りにする。このベリタのサイト右側にある「君が代解雇させない会」のホームページとあわせて読んでいただきたい。(ベリタ通信)(2008/03/30)


根津教諭の闘いから世論を離反させる巧みな言説 「週刊金曜日」の書評のこわさ 田崎純爾(元教員)
  都立南大沢学園養護学校で3月24日、卒業式が行われた。根津公子さんは免職覚悟で不起立を貫いた。副校長に2回にたって「お立ちください」と促されたことに対して、根津さんは「教員として教育でないことはできません」との立場を変えなかった。組合指導部が、「起立しても崩れないものを自分の中にもつことのできる闘いは可能だ」と主張する中で、根津さんだけが「考えずに従うのはやめよう、自分の頭で考えて行動しよう」との教育を実践した。根津さんのそうした姿勢は、『希望は生徒』(影書房)にも記述されているが、「週刊金曜日」3月7日号に掲載された斎藤美奈子氏による書評は、根津さんのこうした姿勢に疑義を差し挟んでいる。何が問題なのか、自ら教育現場で35年にわたって実践してきた田崎純爾氏に寄稿していただいた。(2008/03/26)


「君が代解雇をするな!」に聞く耳もたぬ都教委 人間バリケードで訴えを阻止
  3月10日は「君が代解雇をさせない」都庁前One Dayアクション、翌日11日からは、「君が代解雇をするな!」と都庁第二庁舎の前でマイクで訴えチラシを配る情宣活動を16時半から、その後教育委員会の27階人事部や30階の教育情報課に直接声を届けに行くことを連日行いました。解雇されるのを黙って待っていることはできない。そう思っての、根津個人の行動でしたが、連日20〜30人もの人が駆けつけてくださいました。ありがとうございました。何人かの方がすでに報告をしてくださっているように、都教委はまったく聞く耳を持ちません。(2008/03/17)


「君が代解雇を許すな!」 都庁前での連日の行動に全国から支援の人びと
  まもなく卒業式シーズン。昨年の卒業式で「君が代」を拒否して東京都教育委員会から停職6ヶ月の処分を受けた、根津公子教諭(八王子市大沢学園養護学校)は今年も起立をしない決意を固めている。これに対して都教委は解雇で臨むものとみられ、根津さんは都庁前では連日、父兄や教え子たちとともに「君が代解雇を許すな!」と道行く人たちに訴えている。「できるだけ多くの人びとが行動に参加してください」という根津さんのよびかけ文を紹介する。(ベリタ通信)(2008/03/11)

  • 2008/03/05 


  • 「日の丸・君が代反対」のトレーナー着用で都教委が事情聴取 「職務専念義務違反」と
      卒業式での「君が代」拒否で東京都教育委員会から昨年停職6ヶ月の処分を受けた、根津公子教諭(八王子市大沢学園養護学校)が2月1日、都教委から新たに事情聴取を受けた。職場での「日の丸・君が代反対」入りトレーナーの著用禁止を求める校長の職務命令に従わなかったためだとう。根津さんからの事情聴取報告と都教委と校長への抗議要請アピールを紹介する。「職務専念義務違反」をだした校長は、勤務中に居眠りをするのが常習で職場で話題になっているという。(ベリタ通信)(2008/02/04)

    「日の丸・君が代反対」のトレーナーは着用禁止 校長が職務命令
      都立南大沢学園養護学校の子どもたちと生活するようになって、今日で13日。周りの人に教えてもらいながら楽しくやっています。しかし、校長は私の服装にまで介入し、トレーナーに書かれた文字に、以下に示すように、「口頭で職務命令を出した」といいます。あるいは、職務命令書が出せないために職務命令とならなかったときのことを考えてか、「職務専念義務違反だ」とも言っています。国労バッジや国立二小のピースリボン着用に対する処分と判決をよりどころに、職務専念義務違反を使ってくるのかもしれません。(根津公子)(2007/10/25)


    <停職6ヶ月「出勤」日記・21>「いよいよ仕事だ、とうれしくて、よっしゃ!がんばるぞ!」
      南大沢学園養護学校に初出勤。前夜はいつもより早くに布団に入ったのに、やっぱりほとんど一睡もできずに朝を迎えた。7時半校門前に着くと、もう何人か、校門前「出勤」に同行してくれた人の姿があった。いつも7時50分過ぎに校門を通過する校長がこの日は、私が着いて間もなく出勤してきた。「あら、今朝は早いんですね」と声をかけたが、校長は黙って頭を下げ、中に入っていった。Mさんが作ってきてくれた「根津さんを解雇しないでください」「校長先生、職務命令を出さないでください」などと書いた何枚ものプラカードを読んでもらう間もなく。(2007/10/07)


    <停職6ヶ月「出勤」日記・20>今日から南大沢学園養護学校に出勤しました
      南大沢学園養護学校教職員の皆さま。今日から出勤しました。停職中は、たくさんの方から声をかけていただき、元気を与えられました。子どもたちの顔もずいぶん覚えましたし、送迎される保護者とも多少とも知り合い、私の気持ちは意欲に満ちています。しかし何分にも養護学校は初めてのこと、戸惑いの連続かと思います。皆さま、どうぞご指導のほど、よろしくお願い申し上げます。(2007/10/02)


    <停職6ヶ月「出勤」日記・19>「来週から学校の中に入ります。よろしく」 
      9月26日(水)。南大沢学園養護学校に。プラカードには「来週から学校の中に入ります。皆さん、どうぞよろしくお願いします」と書いて、常連となったメンバーで立った。私の名前を一度で覚えてくれた生徒のTさんは、今朝は近藤さんに名前を尋ねた。3ヶ月の間通い続けた近藤さんを、身近な人と思ってくれたのかな、と思いうれしかった。同僚になる人たちも、「いよいよ来週からですね。待っています」と声をかけてくださる方が何人もいらした。(2007/09/29)


    <停職6ヶ月「出勤」日記・18>「処分より対話を!」都教委に求める行動に参加ください
      9月19日(水) 南大沢学園養護学校に。今朝は、近藤さんとTさんの方が私よりも先にいらしていた。やや遅れてSuさんが見え、みんなで生徒の登校を迎えた。生徒たちの登校が終わった頃、西八王子から10km走ってMさんが、国分寺からは若い3人の女性が、そしていつものSさん、Mさんと、総勢9人がいらした。今日は暑くもなく、いい天気だったからか、外での授業が多く、子どもたちが次々に外に出て行った。私だけでなく、皆それぞれが子どもたちに声をかけ、にっこりする時間を楽しませてもらった。訪問者の半数はもう、お馴染みの人たちになりつつある。(2007/09/25)


    <停職6ヶ月「出勤」日記・17>再発防止研修センターで抗議、ガードマンは元教師の指導主事
    9月10日(月)今日と13日は今春の「君が代」不起立2回(減給・停職)以上の人を対象に行う再発防止専門研修。私も抗議と激励に研修センターに行った。今日の支援者は7月に比べ少なく、30数名。やや淋しい。だからか、7月の時には都教委の指導主事(?)ら、にわか仕立てのガードマンは建物から出ては来ず、中からこちらを見ていたけれど、今日は敷地に一歩も足を踏み入れさせないよう、建物から出て敷地いっぱいに立っていた。押すか押されるか、力学の世界。(2007/09/18)


    <停職6ヶ月「出勤」日記・16>夏休み明け、「出勤」再開前夜は寝付かれず
      9月3日(月)。立川二中へ。9月の月曜日は、今日が初日で最終となる。来週の月曜日は、今春の卒業式での、私を除く被処分者に対する再発防止研修。そこに抗議と支援に行くので、立川二中には今年は今日が最後だ。遠足を迎える子どものように、昨夜は布団に入ってから寝付かれずに3時間、やっと3時半ころ眠りに入ったが、今度は夢の中で「起きなくちゃ」としきりに言っている。そうして5時半起床。登校時は夏休みの間「出勤」しなかったからか、「あれ?また来たの?」という表情の生徒がかなりいた(2007/09/09)


    <停職6ヶ月「出勤」日記・15>バンクーバーでも「君が代不起立」の上映会
      7月18日(水)。南大沢学園養護学校へ。バンクーバー在住で一時帰国されているバンクーバー9条の会のNさんが訪ねていらした。Nさんは、インターネット上で「君が代不起立」の映画を知り、バンクーバーで上映会をされたのだそうだ。映像の威力もインターネットの威力もすごいものだ。この上映会に参加された一人の方がNさんに託された、私宛ての手紙をいただいた。読ませていただいて、胸がキュンとなる・・・。お手紙をくださったお気持ちを想う。(2007/07/19)


    <停職6ヶ月「出勤」日記・14>「根津教諭の解雇を避けるための要請書」を校長に渡す
      7月4日(水)。南大沢学園養護学校に。今日も雨模様。今日は特記すべき日となった。1ヶ月前からここに来てくれている「君が代」被処分者とは、八王子5中夜間学級の近藤さん。今朝は私が「出勤」した7時35分にはすでに到着していた。彼は、下に示す「根津公子教諭の解雇を避けるための要請書」を前回校長に手渡そうとしたが、受け取ってもらえなかったので、今日こそは渡したいと思って、早くに来てくださっていたのだった。(2007/07/07)


    <停職6ヶ月「出勤」日記13>「おれたちも強制されるのはいやだ。がんばれ!」
      6月28日(木)鶴川二中へ。校門の前に立ち挨拶の声をかけていると今朝もかなり遠くから、「おー」と声をあげながら登校してくる数人の一団。立ち止まって、「強制は反対だよね。おれも強制されるのはいやだ」「おれたち、ねずみの仲間。がんばれ!」と言って行く。3ヶ月前との違い。何をきっかけに彼らは、このように思い始めたのであろうか…と思いつつ、とにかく、彼らに考えるきっかけを提供できたのだと思った。(2007/06/30)


    <停職6ヶ月「出勤」日記・12>教育関連3法が成立、だから私は「処分」を発信していく
      6月21日(木)。鶴川二中へ。まったく私を知らない1年生の中に、私の挨拶に返事を返さない生徒が現れてきた。流言飛語を信じてしまう社会現象は、そのまま子どもの社会にも起きるわけで、この1年生たちも、信じ込まされ始めたのだろうか。この連鎖を断ち切るのに必要なのは、自分の頭で考えることを大事にする教育。しかし、自分の頭で考える教育と対極にある、国の考えを刷り込み、国に従順な人間をつくるための教育関連3(4)法が昨日成立してしまった。こんな社会状況だからなおさらのこと、私は私の受けた処分を、身体ごと晒し、発信していく。(2007/06/23)


    <停職6ヶ月「出勤」日記・11>「東京の『君が代』処分は異常」と関西の支援グループ
      6月15日(金)。都庁第二庁舎前でチラシまき。17名もの方が参加してくださった。今日は「教育改悪をみんなでとめよう!全関西の集い実行委員会」のメンバー、KさんとTさんが幟を持って参加してくださった。「東京の『君が代』処分は、異常です。大阪では大勢が座っていますが、処分なんてされていません」「兵庫でも東京のような処分はありません」とマイクで訴えてくださった。都教委の「君が代」強制・処分、教育破壊に怒っている人は全国にたくさんいるのだということが、都教委の役人たちに伝わっただろうか・・・?(2007/06/16)


    <停職6ヶ月「出勤」日記・10>君が代処分を知らない都民が多い
      6月6日(水)。南大沢学園に。今朝も一人の保護者がプラカードの前で立ち止まり、読んでいらっしゃった。近寄って名乗り、説明をすると、「こんなことがあるんですか」と驚かれた。まだまだ、東京の学校で起きていることを知らない方が多い。今日は訪問者が多数。早朝からいらしたKさんの他に、Sさん、Mさん、Tさん。校外学習に出かけ、あるいは帰って来る子どもたちに声をかけながら、Kさんとじっくり意見交換ができて、濃密な時間を持てた。下校時は、Tさんが持参したギターでクラッシックを奏で、それをバックミュージックに、子どもたちに「さようなら」と声をかけた。(2007/06/10)


    <停職6ヶ月「出勤」日記・9>河原井さんの陳述に傍聴席から大きな拍手
      5月29日(火)。今日は、河原井純子さんの「君が代」不起立減給1ヶ月及び6ヶ月取消の第2回裁判。東京の教育破壊攻撃は、当時河原井さんがいた七生養護学校の性と生の教育に対する攻撃から始まったこと。10・23通達は、河原井さんが教員として大事にし、子どもたちに伝えてきた、「イエス・ノーを言っていいんだよ。女だから男だからではなく、一人の人間として生きよう」ということを否定することだった。だからその職務命令に従うことはできなかったし、これからも教員である限りできないこと。その気持ちを陳述した。陳述が終わると傍聴席から拍手が起き、やがて大きな拍手になったけれど、裁判長は制止しなかった。(2007/06/02)


    <停職6ヶ月「出勤」日記・8>さまざまな来訪者への応対…気がつけば「出勤」10時間に
      5月23日(水)。今日は部活がなくて下校の早かった立川二中の卒業生であるKさんが、話し込んでいった。彼は私が二中に転任した時に学年集会で話しをしたことを鮮明に覚えていて、それを告げてくれた。「強烈な印象でした」と言う。ここ数年、私が生徒たち全体の場で話をする機会など、自己紹介を除けば皆無である。その1回の話を覚えていてくれたなんて・・・。3年も前のことを。感激!、です!! その話とは、こうだ。(2007/05/26)


    <停職6ヶ月「出勤」日記・7>悪意なしに指示・命令を「職務」として実行する人が怖い
      5月16日(水)。11時から河原井さんと私の停職処分の裁判、4回目の法廷。それまで南大沢学園に「出勤」した。校門前に着くと数分で副校長の一人が出てこられた。「私の監視ですか」と訊くと、今日は、「いいえ、ご挨拶です」ということだった。しばらくして、校長が出勤してきて私の前で足を止め、「できればやめていただきたいのですが」と控えめにおっしゃる。4月初めの言い方とは随分違った。どういうことなんだろう? 悪意があるわけではない普通の人が、多少ためらいながらも、指示・命令を「職務」として実行に移してしまうことが、私には怖い。(2007/05/20)


    <停職6ヶ月「出勤」日記・6>「教え子を戦場に送ってしまう」事態へまた一歩
      5月11日(金)。8時、都庁第一庁舎前でチラシを配る。国民投票法案が、参院憲法調査特別委員会で採決され、可決された。またも参院の機能果たさず。憲法9条2項を削除し、「戦争のできる国」に踏み出す。戦後、「教え子を戦場に送らない」と決意した教職員組合は、今の事態を「教え子を戦場に送」ってしまう事態と、どの程度認識しているのか?「君が代」の強制と処分もまた、これと同一線上にあることだと、どの程度認識しているのか?(2007/05/13)


    <停職6ヶ月「出勤」日記・5>35年前は日の丸への抗議は「不当でない」との判決
      4月27日(金)。都庁での情宣、チラシ撒き。今日は9人で。今回のチラシは、片面が、「集団自決」から「軍強制」を削除した教科書検定について、そして今国会で先に成立ありきの教育関連3法案について。もう片面は、1972年の新聞記事から。この記事は、大阪の高校で「日の丸掲揚」に抗議した組合役員の行為が「違法、不当とはいえない」とした判決について。判決は、「校長は教職員が納得するまで話し合うべきだ」とも言っていると言う。職務命令と処分で脅す現在と、何と違うことか。この頃の感覚を皆が取り戻し、流されないようにしなくてはいけない。(2007/04/30)


    <停職6ヶ月「出勤日記」・4>「日本の教員組合はなぜ立ち上がらないのか」と仏人記者
      4月16日(月)。八王子は朝から雨。立川は、2時間くらいは何とかもったが、あとは冷たい雨。3月の気温とか。たっぷり着込んだつもりでも、午後は寒かった。 夕方は、新宿でフランス人記者の取材に応じた。10・23通達と都教委の攻撃・弾圧についてインタビューに答えると、記者は、「フランスでこのようなことが起きたら、教員たちは黙っていない。皆立ち上がります。日本の教員(組合)はなぜ、おとなしいのですか」とも訊かれた。この差は、やはり教育にある…。(2007/04/22)


    <停職6ヶ月「出勤」日記・3>京都の大学で教え子との素敵な再会
      4月9日(月)。午前中は南大沢学園養護学校へ。昨夜、今日が入学式であることを知り、お祝いのことばと私の自己紹介を書いた保護者宛手紙を、校門前で保護者に手渡し、子どもたちには声をかけた。見ず知らずの私に挨拶を返してくれる子どももたくさんいた。私が校門に立ってほどなく校長が副校長ら3人(うち、1人は都教委の人)とともに私のところに来た。校長「晴れの日なので、ここでチラシ配りはおやめください」(2007/04/16)


    <停職6ヶ月「出勤」日記・2>私の排斥に同調する生徒も、行動を評価する生徒も
      4月6日(金)。今日は始業式、7時40分、鶴川二中の校門前に「出勤」した。友人が同行。暖かい、いい天気。「進級おめでとうございます。/『君が代』不起立で不当にも停職6ヶ月処分です。/『君が代』の歌詞の意味を知っていますか。知って歌っていますか?/今は戦前のようです。」(趣旨)と書いたプラカードを立てかけて、登校する生徒や出勤する、数日前まで同僚だった人たちに挨拶をした。元気に挨拶を返してくれると、心が弾む。生徒の登校中ずっと、忙しいだろうに、副校長が昨年と同じように私の横に立った。(2007/04/07)


    <停職6ヶ月「出勤」日記・1>自己紹介文の手渡しを「やめてほしい」と副校長 
      根津公子教諭(八王子市大沢学園養護学校)は、今年も新学期に教壇に立つことができなかった。今年の卒業式で「君が代」を拒否したとして、東京都教育委員会から停職6ヶ月の処分を受けたからだ。新学期が始まる4月2日、これまで2度の停職処分のときと同じように、新しい勤務校の校門の前まで「出勤」し、校内に向かう職員に自己紹介の手紙を渡そうとした。以下はその初日の報告である。(ベリタ通信)(2007/04/03)


    来春は免職かもしれない でも教え子たちの励ましで不当処分撤回の闘いに勇気
      今春の卒業式で「君が代」の斉唱時に起立しなかったとして、東京都教育委員会は30日、公立学校の教員計35人を懲戒処分した。一番重い停職6ヶ月の処分を受けた、根津公子教諭(町田市立鶴川2中)は処分発令の日のできごとを報告する一文を発表した。根津さんは、「私は、来年の卒業式で免職ということだろう」と予測しながらも、「都教委の暴走がいつまでも続くはずはない」と不当な処分の撤回のための闘いをつづけていく決意を表明している。(ベリタ通信)(2007/03/31)


  • 2007/03/29 明日(30日)「君が代」処分発令


  • 私は今日も起立はできません もう自分に嘘をつくのはやめようと決意
      9時30分、卒業式が始まった。司会の「国歌斉唱」との発声で私は着席した。と、ここまで書いたところで、緊急にやらなくてはいけないことが発生。そこで以下かいつまんで。私の着席を副校長が私の右後ろで現認し、注意すること2回。卒業式が終わると、次は校庭に出て、「見送り」になるのだが、その間に、要するに卒業式は続いている中を職員室に来た私を待ち構えていたかのように、私の席に校長・副校長が連れ立ってきて、着席行為の確認をした。この人たち何考えてるんだ!と2人に対し、私は今さらでもないが、あきれた。(2007/03/20)


    判決を活かす行動を学校と教員が胸を張ってしていこう 日の丸・「君が代」違憲判決
      入学式などで日の丸への起立と「君が代」斉唱を教職員に強要する、東京都教育委員会の通達は「思想の自由を侵害する」違憲との判決を東京地裁が下した。今春の卒業式で君が代起立を拒否して停職3ヶ月の懲戒処分を受けた根津公子教諭(鶴川二中)は、この判決をどのように受け止めただろうか。根津さんから寄せられた文章を紹介する。(ベリタ通信)(2006/09/23)

    「君が代」起立の教育的意義とは何か 都教委の再発防止研修での質疑
      卒業式などでの「君が代」拒否で東京都教育委員から懲戒処分を受けた教員らは、再発防止のための研修を受けさせられる。そのひとりの根津公子教諭(鶴川二中)は、3ヶ月の停職処分が終了し教壇に立ったあとも、研修に通っている。9月15日に行なわれた研修についての同教諭の報告は、「君が代」に起立することの教育的意義とは何か、校長がそれを教員に命令することは「正当な職務命令」と言えるのかなどをめぐり、都教委の説諭・服務指導講師と受講者とのあいだの見解の相違を明らかにする。(ベリタ通信)(2006/09/18)


    「君が代」拒否被処分者の質問に答えぬ講師 都の「再発防止研修」の実態
      東京都教育委員会は、卒業式などで「君が代」斉唱時に起立しなかった教員に減給・停職などの処分を下すとともに、被処分者に対して「再発防止研修」を行なっている。今春の「君が代」拒否で停職3ヶ月となった根津公子教諭(町田市立鶴川第二中)も、今月21日の研修を受講させられた35人の一人。研修では、都の担当者と受講者との間でどのようなやりとりがなされているのだろうか。根津教諭の報告を紹介する。(ベリタ通信)(2006/07/25)


    「ようこそ鶴川二中へ」 職員室の温かい出迎えに緊張がほぐれる
      7月3日、鶴川二中への出勤第1日目。「おはようございます」。不安を払いのけるように声を出して、職員室に入る。挨拶を返してくれる人が何人もいる。案内をされて着いた私の席には、「ようこそ鶴川二中へ」と書かれた紙の上に、花びんに差したつつじの花が置かれていた。うれしかった。張り詰めた気持ちが少し、楽になった。4月3日、新年度の仕事始めの日に入った時も感じたが、職員室には一昔前の温かさがまだわずかに残っている雰囲気がある。(2006/07/09)


    不当な停職3ヶ月が終了 闘いを励ましてくれた生徒一人ひとりにお礼を言いたい
      皆さま。停職最終日の30日には立川二中の校門前で幸せをたくさんもらい、3ヶ月の停職が終わりました。お金はないけれど、素敵な出会いがあり、貴重な体験ができ、充実した3ヶ月でした。ご支援くださった皆様、ありがとうございました。不当な停職処分に抗議し闘い続けることができるのも、授業でかかわった生徒たちの励ましがあったからのこと、一人ひとりにお礼を言いたいとの思いで朝も帰りも挨拶を交わした。(2006/07/02)


    自分は「君が代」を歌うのに、なぜあの人は拒否するの? 好奇心旺盛なGさんとの対話
      初めての方Gさんの訪問を受けた。近所にお住まいで、Gさんご自身は「『君が代』を、日本人皆の幸せを願う自然なものとして歌う」とおっしゃる。「でも、強制はよくない」とも思われる。私について、なぜ立たないのだろうと不思議に思われ、直接会ってみたいと、訪ねてくださったのだった。好奇心旺盛、ご自分の目で見、頭で考えるスタンスの、魅力的な女性。何事も自分の目で見、頭で考えることが大切であること、自分の考えと違う人を排除するのではなく、違いを論じ合うことに意味があるということで大いに一致した。(2006/06/25)


    道行くお年寄りの多くが、「今の日本は危ない」「戦前だ」と心配
      14日の昼下がり、おじいさんとおしゃべりをしているところに、通りかかられた70代の女性が声をかけてくださった。脇には図書館のラベルのついた本を3冊抱えていらっしゃる。少女だった戦争中のこと、戦後、一人の労働者として闘いに立ち上がられた時のことを伺った。そのご自身の体験から、現在を「戦前」と断言される。「戦争はもう、こりごり」、と心の底から噴き出すことばを聞いた。おじいさんも、「そうだ、戦争はだめだ!」。女性は、私にカンパの申し出をしてくださった。ご自分のことのように感じてくださったことに、私も熱いものがこみ上げた。(2006/06/18)


    「希望が見えるからたたかうのです」 韓国紙記者の言葉に励まされる
        毎週欠かさず送られてくる根津公子教諭(鶴川二中)の「停職『出勤』日記」が、めずらしく期日を過ぎても届かなかったので心配していたところ、最新の日記が昨夜届いた。遅れた理由については触れられていないが、韓国の新聞社の若い記者のインタビューを受けたりして忙しいが実り多い一週間だったようだ。「君が代」拒否への理解の姿勢のひろがりの一方で、相変わらず対話を拒否した「排除」の動きも強い。一教師の問題提起を国際社会のなかで考えてみたい。(ベリタ通信)(2006/06/15)


    「卒業式は子どもを祝うより儀式の場」と主張して栄転した若手校長も
      気温の変化が激しかったこの一週間、根津公子教諭(鶴川二中)も夏と冬への対応に追われたという。ただ同教諭の場合、それは季節だけを指すのではなさそうだ。なぜ「君が代」拒否なのかをめぐって、路上で父兄や市民と心のこもった対話ができれば、初夏の陽射しのようにすがすがしい気分になる。「君が代」問題に対する東京都教育委員会の対応や教育基本法改正の国会審議に接すると、薄ら寒くなる。この国の教育現場で今、何が起きているのか。国歌拒否教師の「出勤」日記は今回も、マスコミが報じない重大な事実の数々を伝えてくれる。(ベリタ通信)(2006/06/04)


    語り合い元気をくれる人、対話を拒否する人、問答無用の新たな攻撃を強行する都教委
      「君が代」拒否で停職中も路上で「出勤」を続ける、根津公子教諭(鶴川二中)のもとには様々な人たちが立ち寄る。行動への理解と励ましを示しじっくり話し合っていく人がいるかと思えば、声を荒らげ嫌悪感だけを見せて立ち去る人もいる。自分の問題提起に対する道行く人たちの反応を、同教諭はどのように受け止めているのだろうか。それを綴った先週の報告では、同じように教育者としての信念から入学式で不起立行動に出た教員たちに対して、東京都教育委員会が新たな問答無用の攻撃をかけてきたことが明らかにされている。(ベリタ通信)(2006/05/29)

    教育基本法の改正は全国の教育の東京都化 自民党議員の無責任答弁に危機感
      根津公子教諭(鶴川二中)が一週間の出来事をまとめた「出勤」報告が今週も届いた。卒業式での「君が代」拒否で東京都教育委員会から受けた3ヶ月の停職処分の半分が過ぎたが、その活動は変わらない。先週は路上での市民や生徒たちとの対話とともに、国会での教育基本法改定審議の傍聴や都教委人事委員会での審理。自民党国会議員と都教委幹部らの答弁は問題の核心にはまともに答えようとせず、無責任な言い逃れと居直りに終始する。「君が代」の生徒への押し付けがめざしている、「自分の頭で考えられない」人間の見本がここにあるようだ。(ベリタ通信)(2006/05/21)


    「根津公子」って何者?何で「君が代」に反対するの? 高まる保護者と生徒たちの関心
      根津公子教諭(鶴川二中)が、「君が代」拒否で東京都教育委員会から停職処分を受けてから1ヶ月半、処分期間の半分が過ぎた。同教諭は処分反対を訴える人々の署名や処分理由について都教委の見解を求めて続けているが、相変わらずのらりくらりの回答。一方、新旧の勤務校前への「出勤」に対する保護者や生徒たちの理解は静かに深まってきているようだ。「根津公子」って何者?何で「君が代」に反対するの? 周囲の反応への感想をつづった、最新の「出勤日記」が届いた。(ベリタ通信)(2006/05/15)


    停職処分の説明を怠る都教委の唖然とする実態
      卒業式での「君が代」拒否で東京都教育委員会から停職3ヶ月の処分を受けた、根津公子教諭(鶴川二中)は都教委に対して、処分について都民に納得のいく説明を行なうよう求め続けている。しかし、いまだに回答はない。では、この問題を同委員会はどのように審議しているのか。同教諭の報告は、石原都政の唖然とする無責任ぶりと、停職「出勤」中の同教諭からその実態を知らされた都民の驚きを明らかにする。(ベリタ通信)(2006/05/05)


    「自分の頭でよく考え行動する人間になってほしい」 離任式で生徒たちに話す
      路上での卒業生との対話、中年男性の捨てぜりふ、校長と副校長の不可解な行動、そして前任校の離任式での教え子たちとの対面…。根津公子教諭(鶴川二中)は、卒業式での「君が代」拒否で東京都教育委員会から停職3ヶ月の処分中だが、連日さまざまな人たちとの出会いを続けている。以下に紹介する停職4週目の「出勤」報告は、都教委が本当に処分したがっているものが何なのかを明らかにしてくれないだろうか。(ベリタ通信)(2006/04/30)


    道行く人や生徒たちとの「青空教室」を愉しみながら「出勤」をつづける
      新学期から3週間ほどが過ぎ、どこの学校にも子どもたちの元気な声が響いている。根津公子教諭(鶴川二中)は、卒業式での「君が代」拒否で東京都教育委員会から停職3ヶ月の処分を受けたため教室での授業を行なえないが、勤務校と前任校の校門の前まで毎日「出勤」し、道行く人や生徒たちと「青空教室」を開いている。春らしいポカポカ陽気の日、突風と雨の日、路上でどんな教育が行なわれているのだろう。(ベリタ通信)(2006/04/22)


    高圧的な人たちと励ましを送ってくれる人たち 停職「出勤」から見える日本の姿
      今春の卒業式で「君が代」を拒否して東京都教育委員会から停職3ヶ月の処分を受けた、根津公子教諭(鶴川二中)は、前任の立川二中と現任校への「出勤」と都教委への抗議行動を続けている。同教諭は日々の出来事を支援者や教え子たちにメールで伝えているが、今回紹介するのは4月10日から3日間の報告である。様々な人たちの出会いの中から垣間見えるのは、日本の社会がいまどのような方向に進みつつあるかである。言い換えれば、「君が代」問題はそのような日本の縮図なのであろう。(ベリタ通信)(2006/04/13)


    停職「出勤」に物々しい警備の出迎え でも生徒たちとはしばしの交流
      卒業式での「君が代」拒否で東京都教育委員会から停職3ヶ月の処分を受けた、根津公子教諭は7日、新任先の鶴川二中に「出勤」した。門前で待ち構えていたのは、公安警察官らしき男たちを含む物々しい警備態勢。でも生徒たちは、同教諭が手にしたプラカードに目をとめると、「ああ、根津先生ですか」と言って色々と話しかけてきた。一日の様子を根津教諭が報告する。(ベリタ通信)(2006/04/08)

    「先生、がんばって」「明日も来る?」 停職中の「出勤」に生徒たちから励ましの声
      今春の卒業式で「君が代」を拒否したため、東京都教育委員会から停職3ヶ月の懲戒処分を受けた根津公子教諭(鶴川二中)は、昨年の停職中と同じように「出勤」を開始した。前任校の立川二中前では、不起立の理由と処分の不当性を書いたプラカードを掲げた同教諭に、生徒や保護者たちがいろいろと話しかけてきた。その様子を支援者と教え子あてに記した根津さんの報告を紹介する。(ベリタ通信)(2006/04/07)

    「君が代」拒否で停職3ヶ月 でも予想より軽い処分は支持者のおかげ
      東京都教育委員会は3月31日、今春の卒業式で「君が代」を拒否した公立学校の教師33人を懲戒処分にした。昨年停職1ヶ月の最も重い処分を受けた根津公子さん(立川二中)は、今回も停職3ヶ月の最も重い処分。そのうえ通勤に約2時間かかる職場に異動となった。それでも同教諭は、予測より軽い処分だったのは多くの人びとが不当処分に反対の声を上げてくれたおかげと感謝、停職中も「出勤」するとともに都への抗議行動をつづけるという。支援者と教え子にあてた根津さんの報告を紹介する。(ベリタ通信)(2006/04/02)


    都教委もマスコミも瀕死の状態 「君が代」不起立で停職1ヶ月の河原井さんへの対応
      東京都教育委員会は13日、1月25日の30周年記念行事で「君が代斉唱」に起立しなかった河原井純子さん(調布養護)に対して停職1ヶ月の処分を行なった。河原井さんと、もう一人の「君が代」不起立教師・根津公子さん(立川二中)を支援する「『君が代』解雇をさせない会」は同日、支援者らと都教委に不当処分への抗議を行なうとともに、マスコミへの説明に追われた。同会の報告を紹介する。(ベリタ通信)(2006/03/15)


    「君が代」不起立の河原井さんに停職1ヶ月か 支援する会が都教委への抗議呼びかけ
      東京都教育委員会は、1月25日の周年記念行事で「君が代斉唱」に起立しなかった河原井純子さん(調布養護)への新たな処分を決めたようだ。4回目の不起立なので、停職1ヶ月が予想される。河原井さんと、もう一人の「君が代」不起立教師・根津公子さん(立川二中)を支援する会は、都教委への抗議と河原井さんを激励する行動への参加を呼びかけている。(ベリタ通信)(2006/03/11)


    都教委は「君が代」不服従教員への処分をやめよ! 支援する会が再度緊急署名への協力呼びかけ
      「君が代」斉唱の際、起立しなかった根津公子さん(立川二中)と河原井純子さん(調布養護)に対する、東京都教育委員会の違法な処分強化を阻止しようと、両教諭を支援する会は、2月につづき3月も、市民の緊急署名への協力を求めている。これまでの署名数は3000筆を超え、賛同団体も少しずつ増えてきている。強権姿勢を崩そうとしない石原都政の狙いは、教育の場から自由な議論を奪い取り、物言わぬ教師を大量生産し、さらに物事への疑問と自主的判断をいだかせない子どもたちを育てようとすることにあると支援者たちは見ており、「君が代」だけにとどまらない、教育の根幹にかかわる問題だと訴えている。(ベリタ通信)(2006/03/07)


    都教委は「君が代」不服従教員への処分をやめよ! 市民団体などが緊急署名への協力呼びかけ
      まもなく卒業式シーズン。東京都教育委員会は2003年の通達以来、式で「君が代」斉唱の際、起立しなかった教員に対して懲戒処分を強化している。05年度の入学式で不起立の根津公子さん(立川二中)は停職一ヶ月、河原井純子さん(調布養護)は減給六ヶ月。河原井さんは今年1月の周年行事での不起立で停職一ヶ月が心配され、根津さんも不起立を繰り返せばさらに重い処分、免職すら懸念されている。都民の6〜7割が「君が代」の処分付き強制に反対しているにもかかわらず、強権姿勢を崩そうとしない石原都政の狙いは何か。教育の場から自由な議論を奪い取り、物言わぬ教師を大量生産し、さらに物事への疑問と自主的判断をいだかせない子どもたちを育てようとすることにあると見られている。事は、「君が代」だけにとどまらず、教育の根幹にかかわるものなのである。このような憂慮を共有する教員・市民が、職を賭けて「君が代」不服従を貫こうとする教員への処分の撤回と阻止を都教委に求める緊急署名活動を開始した。(ベリタ通信)(2006/02/21)

    なぜ私服公安を配置するのか 「君が代不起立」教員研修での都教委の異常な対応
      「君が代不起立・再発防止研修」でゼッケンを着けて研修を妨害したとして、東京都教育委員会から処分を受けた教員に対する「再発防止研修」が、また2月1日に行われた。被処分者の一人、根津公子・立川二中教諭(55)から、当日の報告が寄せられたが、この日も研修会場前には警察の車が配備され、同教諭らの激励と研修に抗議するために集まった30〜40名の人たちに十数名の私服公安が目を光らせていたという。都教委のこの異常な対応は何を意味するのだろうか(ベリタ通信)(2006/02/04)


    質問に答えない都教委講師 「君が代」不起立処分の教員が再発防止研修の報告
      「君が代不起立・再発防止研修」でゼッケンを着けて研修を妨害したとして、東京都教育委員会が減給・戒告などの処分を下した教員10人に対する新たな「再発防止研修」が19日、都総合技術教育センターで行われた。被処分者の一人、根津公子・立川二中教諭(55)から、研修の様子の報告とともに、研修に抗議する声明が寄せられた。(ベリタ通信)(2006/01/20)

    「君が代」不起立の教員が、都教委の再発防止研修阻止への支援を呼びかけ
      「君が代不起立・再発防止研修」でゼッケンを着けて研修を妨害したとして、懲戒処分を下した教員10人に対して、東京都教育委員会は新たに再発防止研修命令を発令した。被処分者の一人、根津公子・立川二中教諭(55)は、「君が代」不服従者を徹底的に叩き潰そうとする都教委の「いじめ」行為に抗議し、再発防止研修を阻止するための行動への市民の参加を呼びかけている。(ベリタ通信)(2006/01/17)

    君が代不起立で処分教員らが提訴 根津教諭が声明
     「君が代不起立・再発防止研修」でゼッケンを着用して研修を妨害したとして、東京都教育委員会から教員11人が減給や懲戒処分を受けた問題で、教員ら5人が11日、東京地裁に損害賠償と研修中止を求める訴えを起こした。減給処分を受けた立川第二中教諭、根津公子さん(55)が処分の妥当性をめぐり以下のような報告と声明を明らかにした。(ベリタ通信)(2006/01/13)

    「君が代研修」反対への処分は教育の政治利用 根津教諭が抗議声明
      東京都教育委員会は1日、「君が代不起立・再発防止研修」でゼッケンを着用して研修を妨害したとして、教員11人を減給や懲戒処分にした。大手メディアは相変わらず、都教委の言い分を伝えるだけで、処分の妥当性や処分を受けた教員らの主張はほとんど紹介しない。以下は、10%(1ヶ月)の減給処分を受けた立川第二中教諭、根津公子さん(55)の抗議声明である。(ベリタ通信)(2005/12/03)

    君が代起立にNO! 根津教諭の「停職『出勤』報告」(4)
     入学式で君が代斉唱のとき起立しなかったとして、東京都教育委員会から5月27日に一ヶ月の停職処分を受けた根津公子教諭(54)=立川二中=は、停職後連日のように勤め先の校門前に出向いて不当処分の取り消しを訴えながら、生徒や道行く人たちとこの問題について話し合っている。同教諭が関係者に送っている「停職『出勤』報告」を読み、みんなで彼女の問題提起を考えてみたい。(ベリタ通信)(2005/06/30)

    君が代起立にNO! 根津教諭の「停職『出勤』報告」(3)
     入学式で君が代斉唱のとき起立しなかったとして、東京都教育委員会から5月27日に一ヶ月の停職処分を受けた根津公子教諭(54)=立川二中=は、停職後連日のように勤め先の校門前に出向いて不当処分の取り消しを訴えながら、生徒や道行く人たちとこの問題について話し合っている。同教諭が関係者に送っている「停職『出勤』報告」を読み、みんなで彼女の問題提起を考えてみたい。(ベリタ通信)(2005/06/27)

    君が代起立にNO! 根津教諭の「停職『出勤』報告」(2)
     入学式で君が代斉唱のとき起立しなかったとして、東京都教育委員会から5月27日に一ヶ月の停職処分を受けた根津公子教諭(54)=立川二中=は、停職後連日のように勤め先の校門前に出向いて不当処分の取り消しを訴えながら、生徒や道行く人たちとこの問題について話し合っている。同教諭が関係者に送っている「停職『出勤』報告」を読み、みんなで彼女の問題提起を考えてみたい。(ベリタ通信)(2005/06/20)

    君が代起立にNO! 根津教諭の「停職『出勤』報告」(1)
     入学式で君が代斉唱のとき起立しなかったとして、東京都教育委員会から5月27日に一ヶ月の停職処分を受けた根津公子教諭(54)=立川二中=は、停職後連日のように勤め先の校門前に出向いて不当処分の取り消しを訴えながら、生徒や道行く人たちとこの問題について話し合っている。同教諭が関係者に送っている「停職『出勤』報告」を読み、みんなで彼女の問題提起を考えてみたい。(ベリタ通信)(2005/06/15)

    「なぜ私は君が代斉唱時に起立しなかったのか」 停職処分の教諭の声
     入学式で、君が代の斉唱時に起立しなかったとして、東京都教育委員会は27日、初の停職を含め10人の教員を処分した。教員らはなぜ、君が代斉唱の職務命令に従わなかったのか。1ヵ月の停職となった根津公子教諭(54)が関係者に宛てたメッセージと都教委への抗議文を紹介する。同教諭はひとつの価値観の子どもたちへの押し付けは教育とは言えないとし、停職期間中も学校の前でこの問題について生徒たちと話し合いたい、と述べている。(ベリタ通信)(2005/05/28)








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