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特集風刺画論争後のデンマーク<ルポ:風刺画論争から1年のデンマーク・8>「少数派を攻撃する表現の自由はデンマークの伝統ではない」とイスラム教徒の若者イクバル氏 カムラン・イクバル氏(29歳)は米国系大手ンピューター会社に勤務するITエンジニア。両親はパキスタンからデンマークにやってきたが、本人はデンマークで生まれ育った。英国中部バーミンガムでの留学経験もある。MUNIDA(デンマークの若いイスラム教徒の集団)のメンバーで、昨年秋、イスラム教の預言者ムハンマドの生涯を書いた本を仲間とともに翻訳して出版した。そのような若いイスラ教徒デンマーク人として、彼は風刺画事件が浮き彫りした移民の融合や表現の自由をふくめたこの国の将来をどのように考えているのだろうか。(コペンハーゲン=小林恭子)(2007/01/26) <ルポ:風刺画論争から1年のデンマーク・7> 「なぜ対話を拒むのか」 ユランズ・ポステン紙を提訴したイスラム教徒カシーム・アーマド氏 2005年秋「ユランズ・ポステン」紙に掲載された、イスラム教の預言者ムハンマドの風刺画は、多くのイスラム教徒にとって冒涜的、侮辱的と映った。衝撃を受けたデンマークのイスラム教徒のイマーム(導師)アーマド・アブラバン師は風刺画を携えて同年冬、中東諸国を回ったが、この訪問はデンマークと一部の中東諸国との関係を悪化させる結果にもなった。エジプト出身のアブラバン師が活動の本拠地とするコペンハーゲンのモスク(イスラム教寺院)を訪ね、風刺画がイスラム教徒の感情を傷つけたとして同紙に賠償金の支払いを要求する裁判を起こしたカシーム・アーマド氏に話を聞いた。(コペンハーゲン=小林恭子)(2007/01/25) <ルポ:風刺画論争から1年のデンマーク・6> 「風刺画事件で社会融合の努力が水泡に」 「新デンマーク人」のアヤーン・カーン氏 イスラム教の預言者ムハンマドの風刺画掲載は、異なる価値観を持つイスラム系移民とどのように向き合うかを欧州社会に問う事件でもあった。移民問題に関するシンクタンク「新デンマーク人」(「新デンマーク人」とは移民を指す)のアナリスト、アヤーン・カーン氏はデンマークで生まれ育ったが両親はアラブ国家の出身。国内での移民の位置と風刺画事件の影響に関する「個人的見解」を語ってもらった。(コペンハーゲン=小林恭子)(2007/01/22)
<ルポ:風刺画論争から1年のデンマーク・5>「イスラム系移民への雇用提供に奔走」 民主ムスリム・ネットワークのエルベド氏 「ユランズ・ポステン」紙のムハンマド風刺画がイスラム諸国で次々と抗議運動を発生させていた頃、デンマークでは、シリア出身の国会議員ナッサー・カーダー氏が中心となって、市民団体「民主ムスリム・ネットワーク」が結成された。民主主義、人権、法のルールを宗教上の価値観よりも優先する同団体は、瞬く間に支持者を増やしたが、国内のイスラム教徒(ムスリム)を二分したとも言われる。ネットワークの中核グループの一人で、結成直後に会ったことのあるファティー・エルベド氏に、その後の動きを聞いた。(コペンハーゲン=小林恭子)(2007/01/20)
<ルポ:風刺画論争から1年のデンマーク・4> 「教訓得たが編集方針は変わらず」 ユランズ・ポステン紙の総括 表現の自由に関する論争を世界中に引き起こしたデンマーク紙「ユランズ・ポステン」は、イスラム教の預言者ムハンマドの風刺画掲載を現在どのように見ているのだろうか?論争が欧州から世界に広がった昨年年頭、編集長や文化部長などがメディアに頻繁に登場し掲載に至る経緯や心境を語っていたが、現在は「風刺画に関する取材には一切応じない」という原則を通している。そこで、風刺画掲載から1周年の同紙記念号(2006年9月30日付)とライバル紙「ポリティケン」を中心に、その後の見方を紹介する。(コペンハーゲン=小林恭子)(2007/01/19) <ルポ:風刺画論争から1年のデンマーク・3> 「現首相の政策の一部になりたくなかった」と風刺画家のローエル・オルス氏 2005年秋「ユランズ・ポステン」紙が掲載したイスラム教の預言者ムハンマドの風刺画は、2006年に入り欧州数紙が再掲載したことで表現の自由を巡る大きな議論となったが、デンマークの新聞を開くと、大小の風刺画、イラストがかなり多いことに気づく。全ての権威が痛烈な批判の対象となる風刺画は、デンマークの人々にとって非常に身近な存在のようだ。この国の政治風刺画家の第一人者で、ラスムセン現首相を長年原始人として描いてきた、ローエル・オルス氏に今回の事件の背景を語ってもらった。同氏はユランズ・ポステンのライバル紙「ポリティケン」に作品を載せている。(コペンハーゲン=小林恭子)(2007/01/15) <ルポ:風刺画論争から1年のデンマーク・2> 「希望を捨てずに平和的に闘え」 移民融合コンサルタントのアルマジド氏 「ユランズ・ポステン」紙に掲載された風刺画が大きな国際論争となっていた昨年2月、この新聞のコラムニストの一人で移民融合問題コンサルタントのファーミー・アルマジド氏は、デンマークで取材をした筆者に対し、論争をきっかけにイスラム系と非イスラム系国民の間に「新たな対話の機会が開けた」と楽観的な見通しを示した。約1年後に再会したアルマジド氏の表情は暗かった。強まる反イスラム感情への懸念が日々高まっているからだ。(コペンハーゲン=小林恭子)(2007/01/13) <ルポ:風刺画論争から1年のデンマーク・1> 表現の自由論争は影をひそめたが… デンマーク紙「ユランズ・ポステン」が掲載した、イスラム教の預言者ムハンマドの風刺画をめぐる世界的な論争からほぼ1年。「表現の自由」を主張する欧州のメディアに対して、偶像崇拝を厳しく禁じムハンマドの肖像自体が許されないイスラム諸国やデンマークのイスラム教徒は風刺画に強く反発し、抗議デモやデンマークの国旗の焼き捨て、大使館の襲撃などの暴力行為が発生したことは記憶に新しい。イスラム教世界対欧州のキリスト教世界の対立の様相も呈した風刺画事件は、異なる価値観を持つイスラム系移民とどのように向き合うかを欧州社会に問うことにもなった。震源地となったデンマークの今の様子と風刺画掲載の影響をメディア報道や現地取材を通して報告する。(コペンハーゲン・小林恭子)(2007/01/06) |
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