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特集日本の縮図・釜ケ崎から<1>寒波と強風のなか38回目の越冬闘争が始まる 生田武志(野宿者ネットワーク) 日雇労働者の街、釜ヶ崎は12月28日から「越冬」に入った。釜ヶ崎にある三角公園での毎日の炊き出し、「あいりん総合センター」の軒先で布団と毛布を敷いて雑魚寝する「布団敷き」、夜10時からの医療パトロール、地区外で野宿する仲間に呼びかけ、市民に釜ヶ崎の実情を知らせる「人民パトロール」、三角公園にたき火をたき、のど自慢、バンド・演歌歌手の演奏、モチつき大会、ソフトボール大会などを行なう「越冬まつり」、仕事始めの1月4日に大阪府・市に押しかけ、要求書を出して野宿対策を迫る「お礼まいり」などがこの越冬期に集中的に行なわれる。(2007/12/31) |
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