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特集チベット問題中国政府「ダライラマはよく変わる人間」 経済中心に全方位的政策で解決 中国チベット学研究センター総幹事・ラパピンツォ氏インタビュー 近ごろ、ダライラマの個人代表と北京とで新たな交渉が行われた。北京の目は、チベット問題の解決にカギとなるのはダライラマが過激なチベット独立派の行為をやめさせるために本当に影響力をおよぼす気があるかどうかにかかっていると見ている。中央統一戦線工作部の管轄下にある中国チベット学研究センターの総幹事、ラパピンツォ(拉巴平措)氏によれば、党総書記・国家主席の胡錦涛のチベットに対する方針は20年来一貫しており、ダライラマの「主張がよく変わる」と述べた。しかし、北京は8月のオリンピック期間中、ダライラマが影響力を発揮してチベット独立派に騒ぎを起こさないよう希望している。(2008/08/04) 「チベット問題には新しい考え方が必要」 政府に意見書を提出した中国の作家、王力雄氏へのインタビュー 中国のフリーの作家、王力雄氏はチベット問題の専門家でもある。3月14日、チベットで暴動が発生し、ラサで破壊活動が行われたとき、彼はヨーロッパに滞在していた。中国政府が旅券を発行しないことで国外に出ることができないチベット族の作家、彼の妻であるツェリンウォセの代わりに、ノルウェーの作家連盟の「自由表現賞」を受賞するためだった。本誌の取材を受け王氏はこう述べた。「チベットの矛盾はこのところ累積し続けており激しさも増している。表面的には当局のチベットへの統制は穏健で、当局も近年の統治路線は成功していると考えていた。しかしこうした見方は正しくない」(2008/06/04) 国際世論との「全方位白兵戦」となった五輪開催国・中国 陳彦(ソルボンヌ大学歴史学博士) 4月6日、欧州に入り、7日にパリへやってきたオリンピックの聖火は、エッフェル塔をスタートし、凱旋門とコンコルド広場を通って全長28キロをリレーする予定であった。パリでは3000人余りの警官が出動し、水陸空全方位の厳戒警備体制となった。空と水上からの抗議活動を防ぐため、パリ上空はヘリコプターが旋回し、セーヌ川には警備の船舶が航行した。聖火をめぐって起こった過激な対立は、中国と国際社会との価値観の違いをくっきり浮かび上がらせた。しかし、違いを見るだけでは万全とは言えない。我々は距離をおいて広い空間から解読しなければならない。(2008/05/19) ダライ・ラマを「名誉市民」にとパリ市長 企業は中国での仏製品不買運動に困惑 【パリ18日=飛田正夫】パリのベルトラン・ドラノエ市長は14日、チベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世に「パリ名誉市民」の称号を贈呈することを市議会に諮ると発表した。チベットの文化的アイデンティティを維持するための比類なる戦いに、パリ市は連帯するのだという。一方、カルフールなどのフランス企業は、同市での北京五輪聖火リレーの混乱に反発して仏製品のボイコットを呼びかける中国のインターネットへの対応に苦慮している。(2008/04/19) 世界の関心がチベットに移り、忘れ去れる東ティモール マレーシア紙がチクリ 【クアラルンプール17日=和田等】マレーシアの英字紙ニュー・ストレーツ・タイムズのコラムニスト、ジョン・テオさんが4月11日付の同紙に、「(世界の関心の)焦点がチベットに移る中、脇に追いやられる東ティモール」と題するのコラムを掲載した。その中でテオさんは、チベットなどの新しい分野で連帯を求めて闘っていくと主張する人たちによって東ティモールの人たちは置き去りにされた形になり傷ついているのかもしれないと述べ、移ろいやすい世論をちくりと皮肉っている。(2008/04/17) 欧米や日本とは異なる中国の「信仰の自由」「政教分離」 寺田俊介(外交評論家) チベット問題における中国の対応(含む一般中国人の反応)を理解し、今後を展望するためには、中国の宗教政策そのものを理解する必要がある。その点について任杰氏の『中国共産党の宗教政策』と中国の憲法をみると、この国では基本的発想も実態面も、我々日本人が想像するものとは相当違うことがわかる。「信仰の自由」を認めながらも多くの制約つきである。「政教分離」も、欧米や日本はもとより共産主義時代のソ連やポーランドと比較しても、大きく異なる。私たちはまずこのことを改めて認識しておくべきである。(2008/04/17)
仏メディアまで「検閲」 聖火リレーの中国側過剰警備を仏テレビがルポ 【パリ11日=飛田正夫】パリでの北京五輪聖火リレーを取材中のフランス国営テレビ局A2のカメラマンが、中国の特別ガードマンの指示を受けた仏警察官によって取材車から降ろされる場面があった。その様子を報じた10日の同テレビの人気ルポ番組「特別取材班」は、これ以外にも中国側の過剰警備ぶりをいくつか紹介。自国メディアだけでなくフランスのジャーナリストへの介入も当然とみなすかのような中国の行動を、「ルモンド」紙(9日)は「検閲」という大見出しで一面トップ記事で報じ、「ヌーベル・オブセルバトワー」誌(11日電子版)は「専制主義者の法律を強要」と批判した。(2008/04/12) フランス人、中国人、チベット人が激論 五輪聖火リレーのパリ市庁舎前 【パリ8日=飛田正夫】北京五輪の聖火リレーは、ロンドンにつづいてパリでも7日、激しい抗議にさらされた。それと並行して、正面壁に「パリは世界のあらゆる所での人権を擁護する」と大きく書かれた看板が下げられた市庁舎前の広場では、チベット問題など中国の人権状況をめぐって、フランス市民だけでなく中国人とチベット人を交えた激しい論議の輪があちこちにできた。(2008/04/09) 「宗主権」から「主権」へ チベット支配に西洋概念を流用した中国 ディベシ・アナンド 【openDemocracy特約】中華人民共和国はチベットを自治区ではあるが、中国の不可分の一部として地政学的に記述することを、欧州の憲法の武器庫の中から最も強力な武器のひとつ、つまり主権という概念でもって完成させた。チベットの地政学的なアイデンティティは「宗主権―自治権」から「主権―自治権」に変換された。主権という概念がその利益と野望に最も役に立つことを発見したのはチベットではなく、中国であった。(2008/04/08) 中国政府のチベット政策は間違っていない 知識人らの意見書に一般国民は反発 政府のチベット弾圧を批判し、ダライ・ラマとの対話を求める中国知識人らの意見書は、一般の国民にはどのように受けとめられているのだろうか。サイトやブログには、意見書の見解や提言に反発し、政府の政策を支持するものが少なくない。中国政府の武力鎮圧の事実を否定し、内外メディアの現地取材や国連の調査を認めるよう求める作家の王力雄氏らを、「祖国を分裂させる」ために「オオカミを引き入れる」親米人士だと非難している。チベットでなぜ反乱が起きたのかへの視点はなく、「国際社会の悪意ある反中国大合唱」への感情的な反発が目立つ。(ベリタ通信)(2008/04/07) 政府はチベット弾圧をやめ、ダライ・ラマと対話を 中国の知識人らが意見書 北京五輪を控えチベット暴動に対する中国の対応に国際的な批判が高まるなか、中国の著名な作家ら28名の知識人が、政府のチベット族民衆への弾圧中止を求める声明を発表した。声明は、政府側の一方的な報道を「民族の怨念をあおり立て国家統一に有害である」とし、ダライ・ラマとの直接対話などを政府に呼びかけている。署名者の大半は漢民族で、政府の諸政策に批判的なリベラル派として知られる。これまで民主化運動家ですら漢民族中心思考が強く少数民族問題には無理解とみられてきたが、声明は彼らのなかにも新しい考えが芽生えてきていることを示すものとして注目される。(ベリタ通信)(2008/04/07) 汎チベット民族主義の時代の到来 ジョージ・フィッツハーバート 【openDemocracy特約】最近のチベットでの騒乱の報道に関して、西側メディアが明らかに反中国に偏向していることに中国の市民が不満を持っていることは理解できることだ。2008年3月14日のラサでの暴動では数人の罪のない中国人が死亡し、多くの財産と仕事を破壊した。しかし、中国市民は抗議活動の原因となったものに目をつぶるべきではない。(2008/04/06) 異なることへの権利 チベット人の反乱 ガブリエル・ラフィッテ 【openDemocracy特約】2008年3月のチベット人の反乱は1959年と1987年の時と同じように、中国軍の圧倒的な力で押しつぶされるであろう。これ以上に不釣り合いな取り合わせはいない。茶色の服を着た尼や僧と世界的に台頭している国の抑圧機械という取り合わせである。ここ数カ月、人民を鎮圧するのが目的の即応機動戦術隊が、チベットの町の街頭で、現在行っていることを公然とリハーサルしていた。反乱がほとんど確実に自殺行為同然のものであるとするなら、その意味は何なのか。(2008/03/24) 北京五輪控え人権問題を国際社会にアピール? 各地でチベット人が抗議行動 【パリ15=飛田正夫】チベットのラサで14日起きた暴動に先立ち、このところ世界各地で中国の圧制に抗議するチベット人たちの行動が続いていた。フランスのメディアはそれを詳しく報じ、チベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世の支持者らが、あと5ヶ月後に迫った北京オリンピックを前に、チベットの人権問題を国際社会の舞台に持ち込む戦略に出たのではないかと見ている。(2008/03/15) 中国における「民族自決」 孫文以来の漢民族中心主義 チベット暴動への視点 中国のチベット自治区ラサで14日、独立を求めるチベット仏教の僧侶や市民による大規模デモが起き、警官隊との衝突で多数の死傷者が出たと伝えられている。中国政府は、戒厳令が敷かれた1989年のラサ暴動と同様に武力鎮圧で収拾を図ると見られるが、独立を求める動きはチベットだけでなく新彊ウイグル地区でもくすぶっている。チベット問題、そして中国の民族自決について理解するには、横軸(違う国どおしの比較)、縦軸(時間的経緯)の両面で事実を整理し、正確に認識することが、今後の展開を展望する上でも非常に重要である。(寺田俊介)(2008/03/15) 「音楽を通じてチベット問題を考え、文化遺産を共有したい」 チベット系豪州人が語る芸術と政治 オーストラリア北東部クイーンズランド州に住むテンジン・チャーギャルさんはチベット生まれ。子どものころにネパール経由でインド北部のダラムサラに亡命した。母の歌うチベットの歌を聴いて育ったチャーギャルさんは、伝統的なチベット音楽を継承しているだけでなく、97年からオーストラリアでも始めた音楽活動でも、国内の様々なミュージシャンとの共演も行っている。9日までアデレードで開催されていた音楽祭ウームアド(WOMAD)のアデレード公演で、チャーギャルさんに話をうかがった。(アデレード=木村哲郎ティーグ)(2008/03/12) |
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