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記者石山永一郎農と食 背景に流通の寡占化、農家の経営難 昨今のコメ不足、繰り返される恐れ 大野和興氏に聞く 先月、日本のスーパーの棚からこつ然とコメが消えた。現在、品薄はやや解消しつつあるが、以前よりコメの価格は高値で推移している。この原因は何なのか。今回のコメ不足を今年5月の段階から予測していた農業ジャーナリストの大野和興(おおの・かずおき)氏に聞いた。(石山永一郎)(2024/09/12) アジア 「南シナ海航海記」5(完) パグアサ島民の悲願は定期船 魚捕れても都市に送れず 午前中はパグアサ島を周回し、日本軍が残した砲台跡などを見る。そもそも南沙諸島は1939年2月に日本軍が海南島を軍事占領をしたのを機として、同年3月30日に南沙諸島を「新南群島」と名付け、実効支配を始めたのが「南沙諸島問題」の始まりで、ベトナムを植民地下に置いていたフランスは猛抗議した。やがて日本は当時は日本領だった台湾の高雄市に新南群島を編入する。 (2024/06/08) アジア 「南シナ海航海記」(4)パグアサ島に上陸 途中、突然の発砲音に緊張 この日は天幕の下で読書を続けていた。読んでいたのは、この熱帯の海とは正反対の地である極冠のヒマラヤ山脈に挑戦する登山家を描いた沢木耕太郎の「凍」というノンフィクションの文庫本だった。旅先では、その地と縁もゆかりもない本を読むことが多い。ちなみに揺れる船の上で、酔わずに本を読み続けるこつは仰向けになって本をかざして読むことだ。うつぶせになって読むとすぐ酔うが仰向けだとなぜか酔わないのだ。平穏な船内に午後2時ごろ、平穏な航海を一気に緊張させる発砲音が響いた。「パン、パン、パン」。場所は中国が実効支配するミスチーフ礁から北西約37キロの地点だった。(REAL ASIA特約=石山永一郎)(2024/06/01) アジア 15,000 people rally in Hibiya Park to protest against COVID vaccine ‘Protecting lives from the WHO’ On the afternoon of 31 May, a rally was held in Hibiya Park Concert Hall in Tokyo's Chiyoda Ward to protest the World Health Organisation (WHO) and Japanese Government-led new vaccination program, claiming that the COVID-19 vaccine is harmful. The rally, organized by the National Movement to Protect Lives from the WHO (Led by Chikatsu Hayashi), was attended by some 15,000 people (according to estimates by Nikkan Berita). The open-air concert hall could not accommodate the crowd, which filled Hibiya Park. After the rally, participants held placards and banners with messages such as ‘Withdraw from the WHO! ’, They marched through Chiyoda Ward and other areas.(2024/05/31) ワクチンの有害性訴え大集会 「WHOから命を守る」 日比谷公園に1万5千人 5月31日午後、東京都千代田区の日比谷公園外音楽堂で、新型コロナワクチンの有害性を訴え、世界保健機関(WHO)や日本政府主導による新たなワクチン接種に反対する人々が集会を開いた。「WHOから命を守る国民運動」(林千勝代表)主催のこの「大決起集会」には約1万5000人(日刊ベリタ推計)が参加。野外音楽堂には入りきらず、日比谷公園内を埋め尽くした。集会後、参加者は「WHO脱退!」などのプラカードや幟(のぼり)を手に千代田区内などをデモ行進した。(2024/05/31) アジア 「南シナ海航海記」(3)アユギン礁に上陸 警備の兵士、過酷なる退屈 そもそも私たちがどうやってこの輸送艦ラグナに潜り込むことができたか。それは当時の三井マニラ支局長の長期にわたるフィリピン海軍、国防省、外務省との交渉の賜物だった。国防省や外務省の立場からすれば、外国メディアの記者を同乗させることにはリスクもある。当時はルソン島西方沖の中沙諸島とも呼ばれる海域にあるスカボロー礁を中国が実行支配、ノイノイ・アキノ政権下のフィリピンと中国と間では、緊張が高まっていた。外国メディアが南沙諸島海域におけるフィリピンの実効支配の状況を大きく報じれば、中国がどう反応するかは予想がつかない面があった。また、フィリピンの実効支配の状況の詳細という機密が公表されることにもなり得る。このため、いったん軍から出た許可が取り消されたこともあった。ようやく、国防省、軍からほぼ「同乗OK」との連絡が入ったのが2012年5月半ばだった。(REAL ASIA特約=石山永一郎)(2024/05/29) アジア 「南シナ海航海記」(2)花畑のような海 冷えた水が飲めない辛さ フィリピン・パラワン島を出発した輸送艦ラグナは南シナ海を西南西へ進んだ。 (2024/05/25) アジア 「南シナ海航海記」(1)老朽輸送艦での過酷な旅に イルカに抜かれながら西へ 南シナ海の島や岩礁などめぐる領有権問題は、いまだに平和的な解決に向けた具体的な枠組み合意に至っていない。特に南沙諸島海域に対してはフィリピン、中国のほか、ベトナム、マレーシア、ブルネイ、台湾の5カ国地域が領有権を主張し、ブルネイを除く4カ国地域が島や岩礁を実効支配している。中国と東南アジア諸国連合(ASEAN)は、南シナ海行動規範(CoC)の作成で合意しているが、いまだにCoCの内容は協議中のままだ。この領有権問題があるがゆえに、南シナ海の島や岩礁は一部の漁師や軍関係者以外は訪れることのないは秘境になっている。そこはどんなところなのかについては、ほとんど知られていない。10年前の旅になるが、筆者は南沙諸島の島々をフィリピン海軍の輸送船に乗って訪れている。当時の記録を元に「南沙諸島航海記」を書き残しておく。(REAL ASIA特約=石山永一郎)(2024/05/23) 医療/健康 読者を震撼させる新型コロナと薬の真相 ロバート・ケネディ・ジュニア著「人類を裏切った男」(経営科学出版) 21世紀の世界史に必ずや刻まれるはずの新型コロナの世界的流行が収まりつつある中で、この本は昨年末にようやく邦訳が出版された。英文の原書の出版は2021年秋だった。そして英文書は「全米100万部」の大ベストセラーになった。「人類を裏切った男」(経営科学出版)の内容は、この間、世界の主流メディアがほとんど触れて来なかったパンデミックの真相に迫っている。著者は米大統領選に第3局の大統領候補として出馬しているロバート・ケネディ・ジュニア。それだけでも話題性があるが、その内容は読者を震撼させ得るほど迫力ある筆致で、パンデミック下において隠されていた重大な真相を著者は暴いている。原題は「THE REAL ANTHONY FAUCHI」。アンソニー・ファウチとは米アレルギー感染症研究所所長を長年務めてきた人物の名だ。(石山永一郎)(2024/05/20) 人権/反差別/司法 Right-wing group held an exclusion demonstration calling for the repatriation of Kurds On the afternoon of 28 April, 50 people from the right-wing group Japan First Party demonstrated in Warabi City, Saitama Prefecture, demanding the deportation of Kurds living in Japan, while about 50 citizens' groups opposed to discrimination against foreigners surrounded them. The two groups voiced their opinions to each other while about 20 police officers were restricted, and the residential area became noisy.(2024/04/28) 人権/反差別/司法 右翼団体がクルド人送還を求め排斥デモ 市民グループが対抗して取り囲んで行進 埼玉県蕨市 4月28日午後、埼玉県蕨市で右翼団体「日本第一党」の関係者ら50人が在日クルド人の強制送還を求めてデモ、それを外国人差別などに反対する市民グループ約50人が取り囲み、両者がにらみ合いながら行進した。二つのグループは出動した警察官約20人が規制する中、互いの主張をぶつけ合い、住宅街は騒然となった。(2024/04/28) |
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