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橋本勝21世紀風刺絵日記
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2002年08月16日17時33分掲載
ドイツ旅行記:ニュルンベルグへ デューラーのお祭
ドイツ南部の城壁町ニュルンベルグにきた。バイエルン州ではミュンヘンに次いで2番目に大きい人口50万人の都市だ。中央広場には、市場や教会、お店やバーが集まっており、たくさんの人々で埋め尽くされていた。<><> 町中を歩いてみると、フランスやスペインなどラテン系諸国にはない独特のにおいが鼻をさしてきた。ゲルマン系の食文化を持つドイツでは、やはりソーセージが主流となっている。日本にも、「フランクフルト」「バイエルンソーセージ」「シャウエッセン(実はドイツ語ではない)」など数種類あるが、ドイツ人にとって、ソーセージの町はと聞くと、ニュルンベルグと答える人が多い。<><> レストランに入って、この町のソーセージを味見してみた。日本人の胃袋にとっては、あまり大きくなく、食べやすい。色は白く、焦げ目を少しつけてあり、サワークラウトと一緒に味見をするようだ。特別おいしいわけではないが、周り中でソーセージを食べているのを見ると、この国の食文化に驚かされる。ビールはもちろん欠かせない。<><> ニュルンベルグと聞くと、そのほかに何を思い浮かべるだろうか。東京と同様、第2時世界大戦後に設けられた軍事裁判所ではないだろうか。1933年に第1回のナチ党大会が行われたところで、戦犯に対する裁判が繰り広げられた場所だ。ナチの記念碑が建てられたことが、裁判の理由とされているが、現在は一般の裁判所として使われている。ニュルンベルグ市民、とくに若い世代の人々にとって、当時の記憶はもはや消え去りつつあるといっていい。<><> もうひとつ、この都市で有名なのが、ドイツ画家のアルブレヒト・デューラー邸だ。自画像や、当時では珍しい庶民の姿を描きつづけてきた16世紀の人物。彼が描いた、世界でも有名なウサギの絵の完成年からちょうど500年目が経過し、町中ではウサギのポスターやにんじんを吊り下げてお祭騒ぎだった。<><> ドイツ・ロマンティック街道の旅が始まった。この国には、エリカ、メルヘン、ゲーテ、古城、ファンタスティック、アルペンなど7街道が観光客を魅了し、短い旅行ではすべて見て回ることは無理だが、今回はオーストリアとの国境沿いにある南部の街道付近を探索することにした。この周辺ルートには、ローテンブルグ、アウクスブルグ、フュッセン、ミュンヘンなどの町がたたずんでいる。<><> 明日は、ディズニー・シンデレラ城の舞台となったフュッセンの街を訪れる予定だ。(ニュルンベルグ8月12日=宮下洋一)<><>
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