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橋本勝21世紀風刺絵日記
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2005年05月01日08時28分掲載
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米国で日本製アニメの海賊版出回る ファンが字幕まで作成、背景に若者の熱烈な支持
日本製のアニメや漫画が米国の子どもや若者の間で近年、特段の人気を集めている。特にアニメの世界では、日本のTVで放映され、評判を呼んだ作品がいち早くコピーされる。ファンが独力で英語の字幕を付け、ネットを通じて販売されているという。また漫画の世界では、「少女」をターゲットにしたものが、米国人ティーンの女の子によく読まれている。(ベリタ通信=エレナ吉村)
米国の人気アニメ局「カートン・ネットワーク」は、日本製のアニメを放映。しかし、時折、日本製アニメを放送するまでには、アニメファンが、コピーをネットを通じて作品を観て、内容を知っていることもある。
米紙ロサンゼルス・タイムズによると、一部のファンは、日本で放送された作品の海賊版コピーを購入するか、コンピューターでダウンロード。それに誰か日本語のわかる者を使い、翻訳させる。英語に翻訳された文を、画面の進行に合わせてデジタル処理し、字幕をつけていくという。
こうした形で入手できるアニメは、米国で「ファンサブ(fansub)」と呼ばれている。素人のアニメファンが、専門家の手を借りずに、翻訳してサブタイトル(字幕)をつけたことから、こうした言葉が生まれたらしい。
米国における日本製アニメ産業は、近年、大きく成長。ビデオの販売は5億ドルともいわれ、これに関連した販売権料などを含めると、さらに売り上げは10倍近くに増えるという。
ファンサブが、米国で出現したのは80年代。その時はまだ今ほど日本製のアニメはあふれていなかったが、一部の愛好家たちは、アニメに関心があった。ファンサブを行なっているという27歳の“ジェキ”は、そのきっかけを次のように話す。
「12、3歳の時、同じ関心を持つ人々と出会った。ファンサブをグループでやることを決めた。グループの中に日本語のわかる者がいて字幕をつけた」
ファンサブは当初、誰かがビデオカセットを入手したものに字幕をつけていたが、デジタル時代になって作品が簡単に入手できるようになり、処理も容易になった。 「日本にファンサブのグループがいて、放映された作品をデジタル処理し、それを字幕をつける者たちに流している」と“ジェキ”。完成した作品は、ネットなどを通じて数日の内に、ファンサブのサイトから、アニメファンの手に入る仕組みだ。
こうした海賊版コピーのまん延に業界から批判の声が上がっている。米国最大のアニメ配給業者「ADVフィルム」は、「いったんわれわれが作品の配給権を得たら、わが社以外の者は、作品を配給できない。そうしたことを続ければ、法的手段を講じる」。また2004年12月、日本のアニメ事業「メディア・ファクトリー」の代理人を務める東京の法律事務所が、4つの主要ファンサブ・サイトに電子メールを送り、無断掲載の中止を求めている。
これに対し、ファンサブ・グループからは、ファンサブのコピーが出回ることで、配給業者は、どの作品が人気を集めるかを事前に知ることができると主張。「業者は、これを認めたがらないが、ファンサブが、彼らに貴重な市場情報を提供している」と反論している。
一方、米誌「Utene」によると、米国では日本製を含めた漫画の売り上げも急増している。04年の売上高は、前年比20%伸びの1億2000ドルに達している。この人気に下支えをしているのが、女性や少女たちだ。米国の漫画出版会社「Tokyopop」では、いわゆる少女向け漫画が人気を集めていると話す。
Utene誌は、ビレッジ・ボイスの記事を引用し、少女向け漫画では、主人公の少女たちが、共感を得られるように自主的な人物として描かれ、これが米国の女性、少女の感受性を刺激したことを強調。また中性な印象を与える、男性の同性愛を扱ったいわゆる「やおい」アニメも、人気を集めていることを紹介している。
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