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橋本勝21世紀風刺絵日記
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2005年05月07日21時08分掲載
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デート術増強の方法教えます
頭のいい男性は、女性にもてず、意中の女性を射止めるのが困難なことが多いという。そうした男性に、救いの主が現われたようだ。e−book(電子書籍)で発売中の「デート術を倍増する方法(仮訳)」の筆者が、その人。自らの経験を通じて、女性にもてる術を習得、それを実践に生かし、モデルや女優とデートができたと豪語するする男性だ。インターネットの自らのサイトで、定期的に記事を掲載し、様々なもて方を伝授している。(ベリタ通信=江口惇)
e−bookとは、パソコンでダウンロードして読んだりする書籍のこと。米紙オーランド・センティネルによると、話題の中心人物は、デイビッド・デアンジェロさん。彼のデート術増強論の結論を先に言えば、頭の良さを売り物にする男性は女性にもてず、それを改める必要があるということになる。もっともな回答だが、それでも女性に、ことごとく振られる男性には参考になるようだ。
デアンジェロさんが定期的に執筆した多くの記事の中で話題を読んでいるのが、「なぜ頭のいい男性は、女性には駄目なのか」の小論。頭脳に自信のある男性は、答をすべて自分で出せると過信し、女性から簡単に電話番号を聞きだせる“もてる男性”からの助言に耳も貸さないという。つまり頭のいい男性は、自信過剰で、これが女性に敬遠される結果になる。
また女性とのコミュニケーションには、スキル(技術)が必要だが、頭のいい男性は、物事を考えることを重視、スキルの習得をおろそかにしているという。 さらに、なぜ自分が女性にもてないかの解答を手に入れるために情報の入手を重視、行動を起こすのが後回しになるという。
オーランド・センティネル紙は、もてる男性は、タイトなTシャツ姿で十分、女性にアピールでき、また金持ち男性も高級車などを使って女性に対して、うまく取り入ることができる。しかし、頭の良さだけで、女性をひきつけるのは非常に困難だと指摘する。
女性は男性の知能指数(IQ)や、SAT(大学入学能力試験)のスコアの高さに関心はないとし、特に男性が女性と論議し、女性を打ち負かすようなことをすれば、女性は去っていくと、同紙は警告している。
デアンジェロさんは、別の自ら執筆した「男性が女性に対して行なう10の危険な誤り」という記事の中で、デート術の専門家になった経緯を次のように説明している。
「5年前、魅力的な女性へのアプローチの仕方や、どうデートのこぎつけるかの方法がわからず、いらいらが募っていた。ある晩、魅力的な女性に会ったが、話しかける勇気がなかった。そこで女性との付き合い方を習得する方法をなんとかして会得することを決意した」
その後は、苦労を重ね、もてる男性や、女性らからも意見を集め、その術を習得していったという。「今は、どのような女性に対してもアプローチできる。女性の電話番号も即座に教えてもらうことができる。これまでにモデルや女優とデートもした。もちろん、普通の女性ともデートをした」
オーランド・センティネル紙は、デアンジェロさんの“論理”は、単なる情報と紙一重としているが、頭のよさが、デート術のうまさとは必ずしも一致しないという彼の論法は、確かに否定できないと述べている。
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