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橋本勝21世紀風刺絵日記
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2005年05月14日00時48分掲載
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米国防長官がフセイン氏に泣きつく? バグダッド訪問時に秘密会談か
エジプトのリベラル系週刊誌エル・オスボーは5月2日号で、ラムズフェルド米国防長官が4月にイラクを訪問した際、拘束中のフセイン元大統領と秘密会談し、反米抵抗勢力の攻勢を停止させるために元大統領に協力を求めたと報じた。同誌は特異な情報源を持つ高級誌として知られ、筆者のムスターファ・バクリー編集長はこの秘密情報を米政界の消息筋から入手したとしている。しかし、米国主要メディアは、これをまったく報道しておらず、確認は取れていない。(ベリタ通信=齊藤力二朗)
ラムズフェルド長官は4月12日にバグダッドを電撃訪問し、イラク新政権の首相に指名されたジャファリ氏やタラバニ大統領らと会談した。ロイター通信によると、長官は新政権の首脳らに、政府の弱体化を避けるため汚職や縁故採用の追放を強く求めるとともに、今年8月までの憲法草案の起草などの政治日程に遅れが生じないよう釘を刺したとされている。
しかしエル・オスボー誌は、これは訪問の名目にすぎず、ラムズフェルド長官の本当の目的はサダム・フセイン元大統領との秘密会談だったとして、会談の全容を暴露した。
それによると、ラムズフェルド長官はイラク駐留米軍の司令官同席の下、バグダッド空港近くの拘束所でフセイン氏と1時間近く会談し、帰国後イラクの現況と将来像を記した「会談報告書」をブッシュ大統領に提出した。その中で、抵抗勢力及び元大統領との政治対話を定期的に継続する必要性が強調されている。
報告書は、イラクの状況について「ますます危機的になり、アラブの抵抗勢力は準備も訓練を行き届き、資金も武器も供給されている組織化された軍隊のようだ」と指摘。「抵抗勢力の人数は現在では40万人以上に達し、500万人以上の支援者に囲まれている。ファルージャでの出来事(昨年11月の米軍による制圧作戦)は治安情勢に負の影響をもたらし、抵抗勢力はテロとの戦争の影響を自分たちに有利に活用した。そのため、イラクの若者たちが競って抵抗勢力の戦列に志願するようになった」と米軍に不利な風向きを認めている。
また、報告書は、現在、抵抗勢力を名乗る多くの抵抗組織の実態は、イッザト・イブラーヒム・ドーリー元イラク副大統領が率いるバース党諸組織の別の顔にほかならない、と分析。武装活動は毎日200件を超えており、「(米軍)兵士の士気は後退し、軍の人的、物的被害は増加している。米軍は毎週少なくとも30の軍用機械(車両、航空 機など)を失っており、兵器の損失は甚大だ」との米軍の苦境も記されている。
このような事態を打開するためには、「サダム・フセインとその支持者たちと我々双方が出し合う全ての条件を協議するために一時的停戦期間を設け、合意文言に到達するまでサダムたちと協議を続けることが必要だ」と報告書は結んでいる。
反米武装勢力の攻勢が再び活発化し、一年前とほぼ同じレベルに達していることは、マイヤーズ米統合参謀総長も国防長官のイラク訪問後の4月26日に記者会見で認めている。
また抵抗勢力の実態がイザット元副大統領に率いられた旧バース党を基盤としていることについては、イラク開戦前に大量破壊兵器の存在を否定しつづけていた元国連査察官スコット・リッター氏も昨年7月、米紙インターナショナル・ヘラルド・トリビューンで指摘、「米軍の撤退がないかぎり抵抗の激化はさけられない」と主張していた。
ラムズフェルド・フセイン秘密会談については、ロンドンに本拠を置くアルクドゥス・アルアラビー(アラビア語電子版)が4月28日に簡単に報じ、元大統領は米長官の提案を一蹴したと伝えていた。 これに先立ち英紙デイリー・テレグラフは、イラクの武装勢力がフセイン元大統領への死刑判決が軽減されるなら、攻撃を停止するとの条件をもちかけてきたとも報じていた。
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